著者
出口 弘
出版者
公益社団法人日本オペレーションズ・リサーチ学会
雑誌
オペレーションズ・リサーチ : 経営の科学 (ISSN:00303674)
巻号頁・発行日
vol.56, no.10, pp.598-604, 2011-10-01

本稿では,エージェントベースのモデリング&シミュレーションに関する認識論的課題を扱う.そこでは方法論的なモデルの展開(Unfolding)と畳込み(Folding)という概念を鍵に,エージェントベースのモデル作法について論じる.従来のマクロな微分方程式モデルを中心としたモデル化技法は,マクロな変数の増減を定める動的プロセスを定式化するものである.しかしそのマクロ変数がマイクロなエージェントの状態変数から得られるシステムでは,個々のエージェントの状態変数からなるモデルへとモデルを展開することで,より微細な境界条件をモデルに組込むことが可能となる.本稿ではこうした異なる粒度や視点を持ったモデル間の相互関係をモデル化の認識論として分析する.

3 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1938年06月29日, 1938-06-29

3 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1935年10月15日, 1935-10-15
著者
不詳(PD)[作詞]
出版者
ビクター
巻号頁・発行日
1929-06
著者
永崎 研宣
出版者
一般社団法人人文情報学研究所
巻号頁・発行日
2012-08

テキストアノテーションワークショップ, 2012年8月6日~7日, 国立情報学研究所
著者
Kosei SAKAI Tomohiro YONEZAWA Hideyuki YAMAWAKI Toshifumi OYAMADA
出版者
公益社団法人 日本獣医学会
雑誌
Journal of Veterinary Medical Science (ISSN:09167250)
巻号頁・発行日
pp.15-0002, (Released:2015-05-18)
被引用文献数
1 4

Somatostatin receptor 2 (SSTR2) is a negative regulator of cell proliferation in human breast cancer. Since there is little information about SSTR2 in canine mammary gland tumor (MGT), we clarified its distribution and expression level in normal mammary gland, benign MGT and malignant MGT. SSTR2 expression determined by immunohistochemical staining was observed in the cytoplasm of luminal epithelial cells. The intensity was negatively correlated with malignancy: normal tissues and some of the benign tumors had the highest levels, while the malignant tumors had little or no SSTR2 expression. As for the Western blotting, SSTR2 protein level in benign tumors was significantly lower than the normal mammary gland. On the other hand, SSTR2 protein levels in two of three malignant tumors were higher than the other groups. These results suggest that SSTR2 expression alters according to the malignancy of canine MGT.

3 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1935年09月25日, 1935-09-25
著者
大熊 智子 梅基 宏 三浦 康秀 増市 博
出版者
一般社団法人 言語処理学会
雑誌
自然言語処理 (ISSN:13407619)
巻号頁・発行日
vol.16, no.3, pp.3_51-3_80, 2009 (Released:2011-09-01)
参考文献数
31

事物の数量的側面を表現するとき,数詞の後に連接する語を一般に助数詞と呼ぶ.英語などでは名詞に直接数詞が係って名詞の数が表現されるが,日本語では数詞だけでなく助数詞も併せて用いなければならない.名詞と助数詞の関係を正しく解析するためには,助数詞が本来持つ語彙としての性質と構文中に現れる際の文法的な性質について考慮する必要がある.本稿では,数詞と助数詞の構文を解析するための Lexical-Functional Grammar (LFG) の語彙規則と文法規則を提案し,その規則の妥当性と解析能力について検証した.提案した規則によって導出される解析結果 (f-structure) と英語,中国語の f-structure をそれぞれ比較することによって,日本語内での整合性と多言語間との整合性を有していることが確認できた.また,精度評価実験の結果,従来の LFG 規則に比べて通貨・単位に関する表現では 25%,数量に関する表現では 5%,順序に関する表現では 21% の F 値の向上が認められた.

3 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1934年11月29日, 1934-11-29
著者
荘島 宏二郎
出版者
一般社団法人 日本教育心理学会
雑誌
教育心理学年報 (ISSN:04529650)
巻号頁・発行日
vol.53, pp.147-155, 2014 (Released:2014-12-24)
参考文献数
20

これまで統計学を用いた意思決定は, 仮説検定においてp値のみを参考にして仮説の採否を決定してきた。しかし, p値は, 標本サイズが大きいほど小さくなり, 標本サイズが極めて大きいときには効果の大小にかかわらず帰無仮説が棄却されるという欠点がある。近年, 統計的意思決定の過程において効果量を利用することが重要視されてきている。効果量は, 介入によってどれくらいの効果があるのかを定量的に示し, 標本サイズの大きさによらない統計量である。しかし, 一方で, 構造方程式モデリングでは, モデルのデータに対する当てはまり具合を多数の適合度指標によって診断するということをすでにやっている。そして, 仮説検定においてよく用いるt検定や分散分析は構造方程式モデリングの下位モデルである。したがって, t検定や分散分析においても多数の適合度指標を参照することで意思決定を行うことができる。本稿では, 被検者内1要因分散分析を例にとって, 適合度指標を用いたモデル選択について解説する。