著者
松尾 涼 Suzushi Matsuo
出版者
学習院大学史学会
雑誌
学習院史学 = Gakushuin historical review (ISSN:02861658)
巻号頁・発行日
no.9, pp.1-24, 1972-11-30

論説(Article)
著者
石丸 佳那
出版者
関西大学国文学会
雑誌
國文學 (ISSN:03898628)
巻号頁・発行日
vol.99, pp.207-231, 2015-03-31
著者
木島 正夫
出版者
京都大学東南アジア研究センター
雑誌
東南アジア研究 (ISSN:05638682)
巻号頁・発行日
vol.7, no.3, pp.391-411, 1969-12

この論文は国立情報学研究所の学術雑誌公開支援事業により電子化されました。
著者
松永 篤知 Matsunaga Atsushi
出版者
金沢大学資料館
雑誌
金沢大学資料館紀要 = Bulletin of the Kanazawa University Museum (ISSN:24238864)
巻号頁・発行日
no.14, pp.51-60, 2019-03

近年、金沢大学資料館では、年間5回以上の企画展(学生企画展、特別展、アウトリーチ展を含む)を実施している。それらが功を奏し、年々来館者数は増加しており、昨年度は史上最多の年間8,990人の来館を記録した。平成元年の開館から10年間は、年間来館者数200~300人程度だった状況から考えると、これは驚異的な数字である。しかし、ここ数年の伸びについては、平成28年度に当館が博物館相当施設に指定されたこと、平成29年度に当館所蔵の加賀藩校扁額が金沢市の有形文化財に指定されたことなど、来館者が増えるような出来事が続いたことが少なからず影響しているものと思われる。そのような流れの中で今年度(平成30年度)は、資料館として特別大きな動きはなく、来館者数を維持ないし増加させるにはさらなる活動展開が必要となった。そこで今年度、金沢大学資料館初の試みとして、筆者が小学生向けの考古学ワークショップを企画した。当初、他の歴史系博物館や埋蔵文化財センターの事例を参考に、石器作り体験やガラス玉作り体験、機織り体験、縄文施文体験、拓本体験など、様々なワークショップ案を検討したが、資料館所蔵考古資料との関連付けや筆者の学術的専門性、ワークショップの実施費用などを勘案して、今回は縄文時代の編物を題材とすることにした。以下、本論では、その内容と成果、今後の課題などについて具体的に記す。
著者
越山 和広
出版者
關西大學法學會
雑誌
關西大學法學論集 (ISSN:0437648X)
巻号頁・発行日
vol.62, no.4-5, pp.2094-2060, 2013-01-30
著者
周 正律
出版者
関西大学大学院東アジア文化研究科
雑誌
東アジア文化交渉研究 = Journal of East Asian cultural interaction studies (ISSN:18827748)
巻号頁・発行日
vol.8, pp.451-475, 2015-03-31

This paper discusses a tendency to diversify of abstractions of Long(龍)in the Han dynasty(漢代). Before that time, Long was considered to be a symbol of one village like a totem. By the unification of ancient China in Qin(秦)and Han dynasty, Long was elevated to be a god with sacred power and started to be diversified in its attributes according to the books of that time. It was believe to have a ability of making rain or control water, and because of that power, a soil image of Long(土龍)was used as a sacrifice to pray for rain when it was in a drought. And Long was also believed to have a function as to be a transportation between the human world and the immortal world. And it turned out that, in Han dynasty, all those abstractions of Long could once be seen in a representative sample called Qing Long(青龍), which is a constellation in ancientastronomy of China. Almost all of the attributes of Long have been passed to until now, but some of them also had been changed their appearances when new trends of thoughts such as buddy coming to be known in the land of ancient China.
著者
緒方 昭子 奥 祥子 竹山 ゆみ子 矢野 朋実
出版者
宮崎大学医学部看護学科
雑誌
南九州看護研究誌 = The South Kyusyu Journal of Nursing (ISSN:13481894)
巻号頁・発行日
vol.11, no.1, pp.47-53, 2013-03

ソフトマッサージであるタクティールケアが日本に紹介され, 簡便なケアとして「認知症緩和」に用いられている。そこでタクティールケアの研究の状況を明らかにすることを目的に,医学中央誌で検索語を「タクティールケア」とし, 2006年から2012年3月までの検索を行った。得られた原著論文12件について検討した結果, 対象は認知症の患者に限らず, 寝たきり患者や急性期の患者など多くの対象に活用されており, 認知症患者のBPSDの軽減, せん妄予防, 拘縮の軽減などオキシトシン効果と思われる報告がなされていた。しかしほとんどが看護師の主観による観察評価であり, 客観的データを同時に測定・評価したものはなく, 今後リラックス効果などについて, 測定機器を用いて科学的に検証を行っていくことが必要であることが明らかとなった。(タクティールケアは株式会社日本スェーデン福祉研究所の登録商標である)
著者
吉田 眸
出版者
京都産業大学
雑誌
京都産業大学論集. 人文科学系列 (ISSN:02879727)
巻号頁・発行日
vol.31, pp.113-133, 2004-03

『セイレーンの沈黙』という標題で知られるカフカ版のオデュッセウス・テクストを,校訂 版に基づいて精細に読み直す。同時に,ホルクハイマー/アドルノの『啓蒙の弁証法』におけ るオデュッセウス像とカフカ版のそれとの違いにあらたに分け入る。その際,『啓蒙の弁証法』 には弁証法的な光を当てる一方,カフカ理解においては弁証法的なものの混入を斥ける。