著者
澤田 桂子 井口 潤 浪越 充司
出版者
農林水産消費安全技術センター
雑誌
農林水産消費安全技術センター食品関係等調査研究報告 (ISSN:18837824)
巻号頁・発行日
no.38, pp.16-22, 2014-12

乾のり、焼きのり及び味付けのり(板のり)を対象としたDNA分析によるのりの原産地判別法について、Touhataらの報告を参考にして一部を変更し、判別が可能であるかどうか検討を行った。PCR及びPCR-RFLP法により日本産の板のりでは全て日本型と判別され、韓国産及び中国産の板のりでは一部の日本型となった試料を除き、韓国型又は韓国・中国型と判別されたことから、FAMICの表示監視業務に適した日本産と韓国及び中国産ののりの産地判別が可能であった。また、おにぎり等の加工品に使用された板のりにおいても、電気泳動パターンによる判別が可能であった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1140, pp.44-47, 2002-05-06

小雨がちらついた3月29日、東京・墨田区のJR錦糸町駅前の錦糸町そごう跡地に「生活バリューモール アルカキット錦糸町」がオープンした。この日、7階の「ザ・ダイソー 100円ショップ」は、異様なにぎわいと熱気に包まれていた。 約1000坪のワンフロアすべてを占める店舗は、東京23区内の「ダイソー」では最大だ。
著者
市川 俊英 大原 賢二
出版者
香川大学農学部
雑誌
香川大学農学部学術報告 (ISSN:03685128)
巻号頁・発行日
vol.61, no.114, pp.1-10, 2009-02

ハナアブ科(Syrphidae)のハチモドキハナアブ族(Cerioidini)には稀少種が多く、成虫期の生息場所や生活様式が明らかにされた種はこれまでに記載されてきたほぼ200種の中のわずかに過ぎない。日本に分布している種はハチモドキハナアブMonoceromyia pleuralis(Coquillett)、ケブカハチモドキハナアブPrimocerioides petri(Herve-Bazin)およびヒサマツハチモドキハナアブCeriana japonica(Shiraki)の3種である。筆者らは1999年から2008年まで香川県の高松市とさぬき市でケブカハチモドキハナアブ成虫とヒサマツハチモドキハナアブ成虫の行動に関する調査を晴天の日中に行ってきた。ケブカハチモドキハナアブ成虫は2005年、2007年および2008年の調査において4月上旬から4月下旬にかけてケヤキの樹幹で発見された。それらの成虫の中で、雄4個体はいずれも樹皮に直径3mm内外の小孔が開いた樹液滲出箇所周辺の樹幹表面に各々単独で静止していた。雄と同じく各々単独で同様の樹液滲出箇所周辺にいた雌4個体は腹部末端を腹面側に曲げた状態で歩行しており、その状態で静止して産卵行動を取っていた。1999年5月下旬には同一のヤマハゼ雄花に飛来したヒサマツハチモドキハナアブ雌雄成虫各々1個体が発見された。2007年の5月中旬にはケヤキの樹幹に飛来したヒサマツハチモドキハナアブ雌成虫2個体が発見された。これらの雌成虫は、上記ケブカハチモドキハナアブ雌成虫と同様の体勢で歩行し、その状態で静止して樹液滲出停止後15日以内の小孔の周辺で産卵行動を取っていた。本研究で扱った2種ハチモドキハナアブ族における成虫の出現時期、産卵植物の選択および訪花習性に影響を及ぼしてきた可能性がある要因について特に種間競争と関連付けて考察した。
著者
市川 俊英 大原 賢二
出版者
香川大学農学部
雑誌
香川大学農学部学術報告 (ISSN:03685128)
巻号頁・発行日
vol.61, no.114, pp.1-10, 2009-02

ハナアブ科(Syrphidae)のハチモドキハナアブ族(Cerioidini)には稀少種が多く、成虫期の生息場所や生活様式が明らかにされた種はこれまでに記載されてきたほぼ200種の中のわずかに過ぎない。日本に分布している種はハチモドキハナアブMonoceromyia pleuralis(Coquillett)、ケブカハチモドキハナアブPrimocerioides petri(Herve-Bazin)およびヒサマツハチモドキハナアブCeriana japonica(Shiraki)の3種である。筆者らは1999年から2008年まで香川県の高松市とさぬき市でケブカハチモドキハナアブ成虫とヒサマツハチモドキハナアブ成虫の行動に関する調査を晴天の日中に行ってきた。ケブカハチモドキハナアブ成虫は2005年、2007年および2008年の調査において4月上旬から4月下旬にかけてケヤキの樹幹で発見された。それらの成虫の中で、雄4個体はいずれも樹皮に直径3mm内外の小孔が開いた樹液滲出箇所周辺の樹幹表面に各々単独で静止していた。雄と同じく各々単独で同様の樹液滲出箇所周辺にいた雌4個体は腹部末端を腹面側に曲げた状態で歩行しており、その状態で静止して産卵行動を取っていた。1999年5月下旬には同一のヤマハゼ雄花に飛来したヒサマツハチモドキハナアブ雌雄成虫各々1個体が発見された。2007年の5月中旬にはケヤキの樹幹に飛来したヒサマツハチモドキハナアブ雌成虫2個体が発見された。これらの雌成虫は、上記ケブカハチモドキハナアブ雌成虫と同様の体勢で歩行し、その状態で静止して樹液滲出停止後15日以内の小孔の周辺で産卵行動を取っていた。本研究で扱った2種ハチモドキハナアブ族における成虫の出現時期、産卵植物の選択および訪花習性に影響を及ぼしてきた可能性がある要因について特に種間競争と関連付けて考察した。
著者
菊地 吉郎 山口 和春 Kichiro KIKUCHI Kazuharu YAMAGUCHI 電子システム工学専攻
出版者
小山工業高等専門学校
雑誌
小山工業高等専門学校研究紀要 = The research reports of Oyama Technical College (ISSN:02882825)
巻号頁・発行日
vol.38, pp.27-30, 2006-03-10

An earthworm moves in the ground, underground and a narrow crevice using many lots of segments. This movement is called peristalsis, and differs from movement of other animals. And this movement is very simple operation compared with movement of other animals. It is thought that a peristalsis is useful in the calamity spot. However, an author does not know the reference seen about the peristalsis. In case equipment will be developed from now on, it is thought that the elucidation of the move mechanism of an earthworm that used the peristalsis is very important. In this research, a camera and equipment are used and it aims at solving the detailed movement mechanism of an earthworm.
著者
大谷紀子 上村僚子 栗原聡 沼尾正行
雑誌
研究報告音楽情報科学(MUS)
巻号頁・発行日
vol.2013, no.21, pp.1-6, 2013-03-08

個人の感性に即した楽曲を進化計算により生成する手法が提案されている.先行研究では,和音進行や音色などの決定手法を検討しており,メロディは同時に演奏される和音に調和する範囲内でランダムに決定されていた.本研究では,メロディにも個人の感性を反映させることで,より感性に即した楽曲の生成を目指す.帰納論理プログラミングによりメロディのリズムの感性モデルを獲得し,ハーモニーサーチにより感性モデルに適合するリズムを生成して,感性に即したメロディを生成する手法を提案する.20 代の男女を被験者とする評価実験により提案手法の効果を示す.
出版者
日経BP社
雑誌
日経ものづくり (ISSN:13492772)
巻号頁・発行日
no.688, pp.90-92, 2012-01

エンジンのトラブルが起きたのは、日本貨物航空の定期166便として就航していた貨物航空機「747-400F」(米Boeing社製)。当日は、成田国際空港から米国のテッド・スティーブンス・アンカレッジ国際空港に向けて出発したところだった。 フライトレコードによれば、同機が成田国際空港の滑走路を離陸したのは21時53分41秒。
著者
山崎 政彦 荒木 友太 有田 公輔 宮崎 康行 松原 一雄 中村 義隆
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SAT, 衛星通信 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.107, no.497, pp.23-28, 2008-02-21
参考文献数
3

日本大学では,2001年より超小型人工衛星開発に着手し,2004年10cm立方,1kgのSEEDSを完成させた.SEEDSは2006年7月に打ち上げられたが,ロケットのエンジントラブルによって打ち上げは失敗に終わった.2007年6月,再び打ち上げを目指し,開発を完了したSEEDSは,今年度中のインドでの打ち上げを目指している.2005年11月,日本大学2機目となる超小型人工衛星SPROUTの開発をスタートさせた.SPROUTは2009年度の打ち上げを目指し現在開発中である.本報告では,SEEDSの概要と現在の状況および,SPROUTの概要,開発状況と今後の計画を報告する.
著者
鈴木 清
出版者
The Japan Institute of Marine Engineering
雑誌
日本舶用機関学会誌 (ISSN:03883051)
巻号頁・発行日
vol.34, no.5, pp.320-327, 1999-05-01

The ship have completed the docking survey at Singapore. After twenty hours in sailing for loading port, the main deisel engine occurred explosion in the scavenging air manifold. And then the main engine stopped by auto.device. But it was not re-start. Both of the aux. blowers damaged at impeller and casing. The ship was staying for a week at emergency anchorage. The aux, blowers changed completely with elect. Motors. It caused that much accumulated oily mist in the scavenging air manifold by the drain pipe be blockade was ignited.