著者
阿部 嘉昭
巻号頁・発行日
2019-03-25

北海道大学. 博士(文学)
著者
山下 仁 丹野 恭夫 一幡 良利
出版者
筑波技術短期大学研究委員会
雑誌
筑波技術短期大学テクノレポート (ISSN:13417142)
巻号頁・発行日
vol.6, pp.273-277, 1999-03

灸の免疫学的効果を明らかにするため,施灸したウサギに黄色ブドウ球菌Smith株を用いて免疫を行い,血清中の抗体価を酵素標識免疫定量法(ELISA)により測定した。その結果,施灸の時期や期間によって差はあるものの,同株に対するIgMおよびIgG抗体は無施灸対照群よりも上昇していた。今回の実験から,古来より疾病予防を目的として用いられてきた灸に免疫学的根拠があることがわかった。
著者
峰松 和夫 松下 訓 天野 篤
出版者
長崎大学教育学部
雑誌
長崎大学教育学部紀要 = Bulletin of Faculty of Education, Nagasaki University, Combined Issue (ISSN:21885389)
巻号頁・発行日
vol.6, pp.17-26, 2020-03-01

長崎大学教育学部社会科学論叢 通巻 第82号(Bulletin of Faculty of Education, Nagasaki University: Social Science, Vol.82)
著者
今井 洋子
出版者
京都産業大学
雑誌
京都産業大学論集. 人文科学系列 (ISSN:02879727)
巻号頁・発行日
vol.34, pp.74-90, 2006-03

漱石とコルタサルの作品の比較を始めたきっかけとなった『草枕』『石蹴り遊び』の中に見られる“オフェリアコンプレックス”“女性読者蔑視”を出発点として,これら作品の女性像についてフェミニズムの視点から分析する。 本論では『草枕』の那美さん,『石蹴り遊び』のラ・マガに代表される宿命の女たちはなぜ殺されたかを考察した。二人はこれまで男を惹きつけてやまない宿命の女として解釈されてきたが,近年フェミニズム批評によって,オフェリアコンプレックスの分析とともに,男の側の女性嫌悪が暴かれてきた。那美さんもラ・マガもその魔性によって抹消されたのではない。自我を持とうとしたゆえに男の共同体からの排除されねばならなかった。これが,彼女たちが殺された理由の一つである。漱石とコルタサルが生きた時代と場所と文化のコンテクストを考慮すれば,性の描写の違いは当然のことである。しかし,アジアとラテンアメリカからヨーロッパにやってきた知識人の疎外という意味では時代を超えた相似形を示す。つまり,漱石が産業革命後のロンドンに行き,その機械文明に疑問を抱いたように,ポストコロニアルのラテンアメリカからパリに行ったコルタサルは,西欧の論理に疑問を抱くのである。那美さんも,ラ・マガも,西欧の文明に対する“自然”を象徴する。しかし,その自然は西欧文明に“あさはかに”かぶれてしまっていた。これが彼女たちが殺されなければならなったもうひとつの理由である。
著者
粟野 智子
出版者
首都大学東京大学院経営学研究科経済経営学会
雑誌
経済経営研究 (ISSN:2434690X)
巻号頁・発行日
no.1, pp.35-61, 2019-03-20

The aim of the current study is to clarify the process of internalization of management philosophy in individuals based on the viewpoint of “autonomous individuals”. Although a few previous studies have mentioned the necessity of exploring the internalization of the management philosophy based on the viewpoint of autonomous individuals, little research addressed the internalization mechanism based on the premise of autonomous individuals. Data was obtained from interview with employees in a mission-oriented organization. Results of data analysis using M-GTA revealed the integration process of personal core values and management philosophy along with change in individual work identity and meaning of work. These results support the notion in previous studies that respect for employee’s autonomy is a key to promote sharing of management philosophy.
著者
青井 秀夫
出版者
京都大学 (Kyoto University)
巻号頁・発行日
2001-03-23

新制・論文博士
著者
秋田 四郎
出版者
弘前大学國史研究会
雑誌
弘前大学國史研究 (ISSN:02874318)
巻号頁・発行日
no.100, pp.45-73, 1996-03-30
著者
太田 詠美
出版者
金沢大学人間社会学域経済学類社会言語学演習
雑誌
論文集 / 金沢大学人間社会学域経済学類社会言語学演習 [編] (ISSN:21886350)
巻号頁・発行日
vol.15, pp.63-98, 2020-03-20

近年、 日本が抱える問題として晩婚化が挙げられる。 女性の社会進出が進んだことで「結婚」や「恋愛」に関する価値観や理想が変化していることや男性 の弱体化が原因とされている。 女性雑誌にはその時代の女性の考え方や時代背景が映し出されていると考えられる。 そこで、 本研究では雑誌『an·an』にお いて時代の変化と共に、 女性のライフスクイルや興味関心、 男性のクイプがど のように変化し、 それによって恋愛観、 結婚観がどのように変化したのかを分析する。