著者
川上 昭吾 加藤 綾子
出版者
一般社団法人 日本科学教育学会
雑誌
科学教育研究 (ISSN:03864553)
巻号頁・発行日
vol.26, no.5, pp.394-401, 2002-12-27 (Released:2017-06-30)
参考文献数
6

We investigated the characteristics of the children museum "Eureka!" in cooperation with schools as a viewpoint. Eureka! was founded in 1992 and it is a small non-governmental museum. It is a small museum but, there are about 800 visitors from 18 schools in a day. We found five reasons why Eureka! has so many visitors. The first reason is that its exhibitions are connected tightly with the British National Curriuculum, especially for KS 1 and KS 2. Actually, Eureka! appealed to school teachers and parents that their exhibitions be connected with the National Curriculum. This is the main reason why there are so many visitors every day. Secondly, exhibitions are all hands on type, that is. interactive museum. Students are able to learn science through experiences and exhibitions. These are attractive to students for reasons of having these good ideas. For example, not only students can merely touch the exhibitions or push the switches, but they can also learn science through discovery with much surprise and interest. Another characteristics of this museum is that the exhibitions are made colorfully. There are four amazing galleries namely; "Me and my body". "Invents. Create, Communicate", "Things", and "Living and Working Together". Thirdly, they accept visitors by three guide courses: 10:15-12:15. 12:30-14:30, and 13:30-15:30. Every cousc consists of one focus hour with enabler (teaching assistant) and one discovery hour by learning themselves. Fourth, Eureka! is always evaluated by visitors. The results are reflected in the exhibitions. Fifth, there are some detailed information on the corner of galleries for further study.
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.732, pp.88-90, 2009-06-10

3月27日と30日、新潟市民病院の電子カルテシステムが連続してダウンした。ダウンの原因は患者データを保存するストレージのファームウエアのプログラムミスだった。メーカーは1年以上前に不具合の存在を把握していたが、障害が発生するまで病院に伝わらなかった。 3月27日の午後と3月30日のほぼ終日、新潟市の新潟市民病院の全診療科で、電子カルテシステムが停止した。
著者
河津 宏美 長島 大介 大野 澄雄
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会論文誌. D, 情報・システム = The IEICE transactions on information and systems (Japanese edition) (ISSN:18804535)
巻号頁・発行日
vol.89, no.8, pp.1811-1819, 2006-08-01
参考文献数
20
被引用文献数
1

複数の種類及び程度の感情情報を含む音声を対象として,感情が表現された発話の感情の程度と音声の基本周波数パターンとの関係を,その生成過程モデルに基づいて分析した.その結果をもとに,感情制御規則の導出を行った.基底周波数は感情によらず,感情の程度が大きくなるに従って,増加傾向で変化した.フレーズ指令の大きさは,感情によって異なる傾向が見られ,喜びでは,感情の程度の影響を受けずほぼ一定,悲しみでは,感情の程度が大きくなるに従って,減少の変化傾向があった.また,アクセント指令の大きさは感情や文中に現れる位置によって異なる傾向が見られることが分かった.ここで導出した規則を適用した合成音声を作成し,聴取実験により感情の伝達性を評価した.
著者
安部 清哉 Seiya Abe 学習院大学
出版者
フェリス女学院大学国文学会
雑誌
玉藻 (ISSN:02887266)
巻号頁・発行日
vol.47, pp.A1-A14, 2013-02

日本語の方言分布の特徴的パタンの1つ「南北方言分布境界線」について解説する。同様の言語・方言の境界線は、中国語、朝鮮語、さらには、ヨーロッパのインド・ヨーロッパ語の二大語派であるCentun-Satemの分布境界線にも認めることができる(安部2013.3)本稿では、東アジアの言語史研究として、また、インド・ヨーロッパ語との比較研究においても、重要性の高い南北方言分布境界線の研究の一環として、南北方言境界線をもつ語彙・音韻・文法の諸現象を列挙して概説するものである。
著者
平館 郁雄 赤木 正人
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. SP, 音声 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.101, no.744, pp.43-50, 2002-03-21
参考文献数
10
被引用文献数
2

本研究では、怒りの感情音声における音響特徴量(基本周波数・パワー・持続時間・フォルマント周波数・スペクトル)と聴覚印象との関係を調べることを目的とする。本稿では、扱う感情を「Cold Anger(押し殺した怒り)」「Hot Anger(激しい怒り)」とし、「Neutral(平静)」音声との音響特徴量の比較を基に、音響特徴量の変動が大きいと考えられるアクセント部の分析を行った。その結果、感情間でいくつか相違が見られた。((1)基本周波数・パワーに関しては、「Hot Anger」のアクセントレベル上昇時の変化率が最も大きい。(2)「Cold Anger」のアクセント部の母音の持続時間が最も短い。(3)フォルマント周波数に関しては「Hot Anger」は「Neutral」より高い。(4)スペクトルに関しては「Hot Anger」における高帯域で強調されている。)そして、分析結果から感情音声の合成音を作成するための規則を導出した。
著者
星野 靖雄
出版者
東洋大学
雑誌
経営論集 (ISSN:02866439)
巻号頁・発行日
vol.9, pp.43-70, 1978-03-20
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1364, pp.66-70, 2006-10-30

ロート製薬と聞くと、社名を連呼するこのCMソングと、鳩が屋上から飛び立つ社屋の映像(68ページ左上写真)を思い浮かべる人が多いだろう。古くは人気クイズ番組の「アップダウンクイズ」や「クイズダービー」、最近は人気アイドルグループのSMAPが出演するバラエティー番組「SMAP×SMAP」のオープニングに流れる。
著者
仲谷 健吾 平山 裕 飯沼 泰史 倉八 朋宏 中原 啓智 岡崎 英人
出版者
特定非営利活動法人 日本小児外科学会
雑誌
日本小児外科学会雑誌 (ISSN:0288609X)
巻号頁・発行日
vol.53, no.6, pp.1149-1154, 2017-10-20 (Released:2017-10-20)
参考文献数
13

【目的】今回著者らは,ロタウイルスワクチン接種(RV)後の腸重積症(本症)における臨床的特徴をもとに,その治療方針を検討したので報告する.【方法】2008年1月から2016年12月の間に本症と診断し,治療を行った生後6か月以下の18例を対象とした.これらをRV歴の有無,手術の有無をもとにRV/OP群(2例),RV/non-OP群(3例),non-RV/OP群(5例),non-RV/non-OP群(8例)の4群に分類し,①発症時の日齢,②発症から初回の高圧注腸整復法開始までに要した時間,③高圧注腸整復法の最大整復圧,④初診時の血中尿素窒素値(BUN),⑤RV/OP群とnon-RV/OP群の術中所見の違いについて検討を行った.【結果】RV/OP群では他群よりも発症時の日齢が低く,高圧注腸整復までの時間が短い傾向があった.また,最大整復圧はnon-RV/non-OP群で低い傾向があった.BUNについてはRV歴の有無にかかわらず手術群で高く,非手術群で低い傾向を認めた.RV/OP群に共通した術中所見として,最大径18~20 mmの回盲部リンパ節(LN)腫大を認めたが,non-RV/OP群では10 mmを超えたLN腫大は1例のみであった.なお,RV/OP群では2例とも初回接種後おおよそ2週間以内(4日後・15日後)の発症であった.一方,RV/non-OP群は全例2回目以降の接種後発症であった.【結論】初回RV後2週間以内の発症例は,急激に生じるLN腫大が整復を物理的に妨げる可能性があるため,手術治療を積極的に考慮すべきである.また,2回目以降の接種例においては非観血的整復法が比較的有用であると考えられた.
著者
松本 通夫
出版者
鳥取県産業技術センター
雑誌
鳥取県産業技術センター研究報告 (ISSN:13464345)
巻号頁・発行日
no.10, pp.27-32, 2007

鳥取県で生産されるあんぽ柿の一部は、従来のあんぽ柿よりも乾燥が進んでいないため、軟らかく、かつ、美味しいが、日持ちが悪い。そこで、過熱水蒸気処理による表面殺菌により、このあんぽ柿の日持ちの向上を検討した。20℃保管では、過熱水蒸気処理することにより、日持ちを2〜3日延長できて約1週間の日持ちを可能とした。10℃保管では過熱水蒸気処理の有無にかかわらず、5〜6週間の日持ちが可能であり、低温保管による日持ち効果の著しいことが明らかとなった。

2 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1949年08月26日, 1949-08-26

2 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1934年08月04日, 1934-08-04