2 0 0 0 OA 外国語効果

著者
大津 由紀雄 高野 陽太郎 柳瀬 陽介
出版者
一般社団法人大学英語教育学会
雑誌
JACET全国大会要綱
巻号頁・発行日
vol.39, pp.297-298, 2000-11-01
被引用文献数
1

1 0 0 0 言語の科学

著者
大津由紀雄 [ほか] 編
出版者
岩波書店
巻号頁・発行日
2004

1 0 0 0 OA 文法の脳科学

著者
大津 由紀雄
出版者
心理学評論刊行会
雑誌
心理学評論 (ISSN:03861058)
巻号頁・発行日
vol.40, no.3, pp.265-277, 1997 (Released:2019-04-23)
著者
大津 由紀雄
出版者
慶應義塾大学
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2008

ことばへの気づき(メタ言語意識)を仲介として母語教育と外国語教育を言語教育として統合させる試みの暫定的とりまとめを行った。これまで、このような試みが体系的に成されてこなかった理由が、統合のための基盤となるべき、「ことば」という観点が決定的に欠けていることにあることがわかったことに基づき、どのような形で「ことば」という観点を学校教育に導入するべきであるかを検討した。さらに、教材の開発と授業実践を続けることによって、本研究の成果が学校教育の現場に直接役立つよう努力した。この作業のために、以前から交流のある小中高の先生との会合を重ね、その成果を「毎日小学生新聞」に「ヤバい!ことばの力」と題する連載として公表した。さらに、教員育成のためのカリキュラムの開発のため、夏と冬に教員のためのことばワークショップを主宰した。また、前年度に引き続き、現実の社会問題としての小学校英語の問題、および、高等学校英語の問題についても、上述の言語教育の視点から分析し、その成果を論文、単行本、講演会などの形で、広く知ってもらえるよう努力した。こうした研究成果のまとめの一環として、2010年に慶應義塾大学三田キャンパスにおいて、言語教育シンポジウム「」を企画し、理論と実践の両面から言語教育のあるべき姿を追求した。
著者
大津由紀雄編著
出版者
研究社
巻号頁・発行日
2012
著者
大津 由紀雄
出版者
明海大学
雑誌
挑戦的萌芽研究
巻号頁・発行日
2011

現代言語学で用いられている方法は、資料・事実・仮説・予測・事実との照合・仮説の保持、修正または棄却という自然科学の方法の典型例と捉えることができる。本研究はこの点に注目し、メタ言語能力を利用した科学教育を学校教宵の一環として組み込むことの可能性を理論的・実証的に探ることを目的とするものである。理論的には、メタ言語能力の発達について言語理論と認知発達理論の両面から検討し、提案する科学教育プログラムの理論的基盤を構築する。実誼的には、成果を教室で実践するさまざまな可能性について、小中高連携をとりながら、調査・検討を行った。さらに、その成果を実現・実践可能な力リキユラムや教材としてまとめた。
著者
大津 由紀雄
出版者
慶應義塾大学
雑誌
萌芽的研究
巻号頁・発行日
1998

統語解析理論は、脳波や脳画像などの資料を解釈するうえで、重要な役割を果たす。今年度の研究では、昨年度の研究成果にもとづき、つぎの隣接結合の原則を心理実験により検証した。[隣接結合の原則]結合は隣接した構成素同士でのものが最適である。日本語の統語解析においてこの原則が重要な役割を果たしているか否かを大津研究室に設置のタキストスコープによって調査した。被験者総数は20名で、画面上に文節ごとに提示された文字列を読み、その意味を理解したごとに反応キーを押すという課題で実験を行った。刺激材料には、隣接結合の原則にしたがう文とそうでない文が混在している。もし被験者が隣接結合の原則を使って解析を行っているのであれば、後者では、隣接結合の原則が貫徹されないことを示す間題の部分が提示された直後の反応時間が田の部分での反応時問に比べ、長くなることが予想される。実験の結果はおおむね、それを支持するものであった。今後はこの結果をもとにより多くの刺激文を作成し、それらを用いてERPや機能MRIを用いた実験を行う予定である。これらの実験では、それぞれのタイプの刺激文に対し、100以上の刺激文(トークン)が必要とされるからである。なお、大津は現在、京都大学病院において、この実験の一部を予備実験の形で実施中である。