著者
森川 大地 石飛 幹晴 中村 大輝
出版者
一般社団法人 日本理科教育学会
雑誌
理科教育学研究 (ISSN:13452614)
巻号頁・発行日
vol.63, no.1, pp.61-69, 2022-07-31 (Released:2022-07-31)
参考文献数
26

本研究は,問題事象から変数を見いだす力に着目し,その測定方法を開発することを目的とした。研究の目的を達成するために,当該能力を「目の前の問題事象の中から,変化し得る要素を特定する力」と定義した上で,複数の調査問題を作成した。作成した調査問題を用いて,小学生1044名(第3学年195名,第4学年96名,第5学年382名,第6学年371名)を対象とした調査を実施し,項目反応理論の2母数モデルに基づく分析を行った。その結果,開発した問題は十分な識別力を持っており,当該能力が平均よりやや低い集団において高い弁別性を有していることが明らかになった。また,測定した能力値を学年ごとに比較した結果,問題事象から変数を見いだす力は,上位の学年ほど高い傾向にあることが明らかになった。
著者
森川 大輔 津田 健治
出版者
日本結晶学会
雑誌
日本結晶学会誌 (ISSN:03694585)
巻号頁・発行日
vol.63, no.2, pp.135-142, 2021-05-31 (Released:2021-06-05)
参考文献数
36

Convergent-beam electron diffraction (CBED) is one of the powerful tools for nano-meter scale structural analysis. From its specific futures such as nano-meter probe, dynamical scattering, and direct determination of electrostatic potential, CBED can be applied for space group determination, observation of orbital-ordered state, and local structure analysis. In this paper, some examples for recent results obtained by CBED method are described.
著者
本庄 勝 森川 大補 西山 智 大橋 正良
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告モバイルコンピューティングとユビキタス通信(MBL) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2006, no.14, pp.203-208, 2006-02-16
被引用文献数
4

本稿では 携帯端末のセンシングデバイスや環境に配備されたセンサネットワークによって認識されるライフログの取得及びそのライフログを活用するための Life-Pod システムの概要および設計の検討報告を行う. Life-Pod システムでは ユーザの日常のライフログを取得し 行動分析 自己管理 視覚化、レコメンデーション コミュニティ形成支援といったサービスを提供する. ライフログはセンシングデータから認識された情報をもとにプロファイル化され セマンティックウェブによる記述により管理される. 本稿では 本システムの要求条件に対し 必要とされるライフログ取得管理機能 ライフログ検索機能 視覚化機能 オントロジー管理編集機能 プレゼンス機能 情報支援サーバ接続機能について検討を行う.This paper presents Life-Pod system which manages user's daily lifelog recognized by sensing devices equipped with mobile terminal or sensor network on the environment. We show the concept of the Life-Pod system and discuss the design and our development. Life-Pod system produces several services based on the lifelog, lifelog analysis, self-management, lifelog visualization, service recommendation, community support, and so on. Lifelog with the profile is described in the semantic web description. In this paper, we discuss several function, lifelog acquisition, lifelog management, lifelog search, visualization, ontology management, lifelog presence, connectivity of the information support server.
著者
森川 大輔 石井 裕 渡辺 富夫
出版者
ヒューマンインタフェース学会
雑誌
ヒューマンインタフェース学会論文誌 (ISSN:13447262)
巻号頁・発行日
vol.22, no.4, pp.403-410, 2020-11-25 (Released:2020-11-25)
参考文献数
16

In a face-to-face verbal communication, listener’s movements such as nod ding and body motions are interactively synchronized with a speaker’s speech. We have developed a group communication system that uses multiple ”InterActors” that generate communicative motions such as nodding based on the rhythm of utterance like audiences in a VR (Virtual Reality) classroom. The sound environment has a psychological effect on the classroom space. For example, previous studies have shown that the acoustic environment of the classroom affects the learning efficiency of students in the classroom. It may be easier to speak in a noisy environment, such as a classroom break, than speaking in a quiet space. In this paper, we developed a speech support system based on a noisy environment generated by arranging a listener’s InterActor and multiple non-participant characters that were not involved in the conversation, and evaluated the effects of the InterActor’s nodding and back-channel in the noisy environment. As a result, type of noise would give users a different feel, which suggests individual differences in the perception of the appropriate volume for each type of noise. Thus, we analyzed and evaluated the effect of the type of noise and the presence or absence of non-participants on speech by changing the volume of the noise and selecting an appropriate volume in individuals for users. As a result, we verified the effect of the noise environment on the speech.
著者
地福 順人 山口 仁 柿木 稔男 野見山 琢磨 森川 大樹
出版者
崇城大学
雑誌
崇城大学工学部研究報告 (ISSN:13467867)
巻号頁・発行日
vol.28, no.1, pp.89-93, 2003-03

本学では市内電車にも使えるように急カーブを浮上走行できる支持案内兼用の吸引形磁気浮上式鉄道の研究を行っている。急カーブを走行するには短いボギー台車が有利であるが、支持案内兼用形では短い電磁石では左右方向の電磁復元力が弱く、左右方向振動の抑制も困難であった。これに対し、鉄心を分割する方式によりこの欠点が改善できた。ここではこの吸引電磁石の電磁力特性の計算法について述べる。
著者
今井 悠貴 森川 大輔 平原 達也
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. EA, 応用音響 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.112, no.266, pp.43-48, 2012-10-19
参考文献数
14

超小型動電型スピーカユニットを耳栓スピーカとして用い,48chの頭部伝達関数(HRTF)を相反法を用いて高速に計測するシステムを構築し,その性能を検証した.相反法による高速HRTF計測システムでは500Hz〜20kHzの帯域のHRTFを30sで計測でき,計測したHRTFと従来の直接法で計測したHRTFとのスペクトル誤差は4dB以下であった.また,時間がかかるために直接法では計測が困難であった頭部を横に向けた状態のHRTFと,特殊な音源を用いなければ計測が困難であった近接場のHRTF,および距離を変えたHRTFを,相反法による高速HRTF計測システムで計測した.
著者
玉井 那奈 松永 和秀 榎本 明史 村本 大輔 森川 大樹 向井 隆雄 内橋 隆行 土井 勝美 濱田 傑
出版者
近畿大学医学会
雑誌
近畿大学医学雑誌 = Medical Journal of Kindai University (ISSN:03858367)
巻号頁・発行日
vol.41, no.3, pp.91-95, 2016-12-20

[抄録] 上顎正中過剰埋伏歯と同時に鼻腔内過剰歯を認めた小児の1例を経験した.【症例】患者:9歳,男児.主訴:歯列不正(無症状).既往歴:特記事項なし.【現病歴】近在歯科にて上顎正中過剰埋伏歯を指摘され,当科紹介となった.【現症】歯牙欠損および萌出に異常所見は認めなかった.CT画像にて,上顎右側中切歯歯根の口蓋側に逆生過剰埋伏歯ならびに,左側鼻腔底粘膜内に過剰歯を認めた.【処置および経過】歯科口腔外科および耳鼻咽喉科と共同で,全身麻酔下にて鼻腔内過剰歯は鼻腔から,上顎正中過剰歯は口腔からのアプローチで抜歯を施行した.鼻腔内過剰歯は犬歯様形態を呈していた.【考察】今回,1990年以降に報告された鼻腔内過剰歯の33文献46例と自験例を併せた47例について検討した.鼻腔内過剰歯の初発症状は鼻症状が多いため,耳鼻咽喉科領域からの報告が多く,歯科領域からの報告は比較的少ないとされているが,歯科・口腔外科からも耳鼻咽喉科とほぼ同数の報告がなされていた.10歳以下が最も多く,そのほとんどが鼻症状よるものであった.抜歯した鼻腔内過剰歯の過半数が犬歯様形態を呈していた.47例のうち上顎正中過剰埋伏歯と同時に鼻腔内過剰歯を認めた症例は自験例も合わせて4例であった.4例はいずれも口腔外科からの報告で,鼻腔内過剰歯は経鼻から,上顎正中過剰歯は経口からのアプローチで抜歯が施行されていた.
著者
三原 陽子 森川 大 野村 泰志 西井 良典
出版者
日本コンピュータ化学会
雑誌
Journal of Computer Chemistry, Japan (ISSN:13471767)
巻号頁・発行日
vol.16, no.4, pp.102-105, 2017 (Released:2017-10-31)
参考文献数
4

The (−)-podophyllic aldehydes (Figure 1) exhibit notable antineoplastic cytotoxicity by apoptosis-inducing activities. In this study, we analyzed the selectivity mechanisms of some important reactions in the asymmetric total synthesis of (+)-podophyllic aldehydes which are enantiomers of the (−)-podophyllic aldehydes, by the molecular orbital method. As a result, it was shown that the selectivity of the Grignard reaction in compound 1 (Figure 2) is caused by steric hindrance. Furthermore, it was also indicated that the selectivity of the reduction in compound 2–1 is caused by the localization of LUMO at the reactive site, and the reduction in compounds 2–2 and 2–3 Scheme 2) does not proceed due to the steric hindrance by the trimethoxyphenyl group.
著者
森川 大補 本庄 勝 山口 明 大橋 正良
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告ユビキタスコンピューティングシステム(UBI) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2003, no.115, pp.219-224, 2003-11-18
参考文献数
6
被引用文献数
1

本稿では,ユーザ自身に関わる情報,ユーザ周辺の環境に関する情報などをユーザ状況に応じて集約し,体系化するサービスプラットフォームについて検討した結果を報告する.まず,本稿で取り扱う情報を,ユーザ自身にかかわるプロファイル情報(ユーザプロファイル情報)と,ユーザ周辺環境を表す情報(ユーザ環境プロファイル情報)に分類する.なお,本研究では,センサ装置から得られる情報に加え,サービス加入情報,電子決済・ブラウジング・メールの履歴等,ユーザの日頃の情報活動に関わるプロファイル情報を取り扱う.続いて,集約したこれらのプロファイル情報を個人環境プロファイルとして体系化するとともに,個人環境プロファイルを活用するためのプラットフォームの要求と基本設計について述べる.具体的には,プロファイルアグリゲータ,プロファイルコレクタおよびコレクタリゾルバを定義し,その構成と機能を示す.最後に,本プラットフォームを活用したサービスシナリオを示す.This paper presents a framework of a service platform, in which various kinds of profiles related to a user are aggregated and integrated according to the user's situation. Profiles dealt in this study are classified into two categories, "Personal Profiles" and "Environmental Profiles". In particular, "Environmental Profiles" have various information sources including not only sensor-based context information but also profiles acquired from user's activities such as shopping, browsing and e-mailing. In order to integrate these aggregated profiles as a "Personal Integrated Profile", functions in this proposed platform, "Profile Aggregator", "Profile Collector" and "Collector Resolver" are described. And service scenarios activated on the proposed platform are also represented.
著者
本庄 勝 森川 大補 西山 智 大橋 正良
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. IN, 情報ネットワーク (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.105, no.628, pp.447-452, 2006-03-02
被引用文献数
2

本稿では,携帯端末で取得されるユーザのライフログを一元的に管理し,行動分析,自己管理,視覚化,コミュニティ形成支援を行うLife-Podシステムの概要,およびライフログの連想検索方式についての報告を行う.ライフログは携帯端末のセンサデバイスおよび周辺のセンサネットワークより認識され,プロファイルとして情報がセマンティック記述により管理される.Life-Podシステムの自己管理機能においては,あるライフログに対し,ユーザのこれまで履歴の中から関連性の高いライフログを効率的に検索し,ユーザへの振り返りをサポートする.本稿では特に,本機能の中で蓄積されたライフログを連想的に検索することを実現するために,ライフログのもつプロファイルに対する語彙空間(オントロジー)を構築し,その語彙空間における距離によりライフログの連想度を算出する方式について検討を行う.
著者
小塚 宣秀 本庄 勝 南川 敦宣 森川 大補 西山 智 大橋 正良
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. MoMuC, モバイルマルチメディア通信 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.106, no.359, pp.17-22, 2006-11-09
被引用文献数
6

本稿では,RFIDリーダ付携帯電話を用いたLife-Podシステムを試作し,デモ会場で行った実験の結果を示す.Life-Podシステムは,ユーザの日常のライフログを取得し,行動分析,自己管理,可視化,リコメンテーション,コミュニティ形成支援といったサービスを提供するシステムである.これまで検討してきたLife-Podシステムは,主に携帯電話のカメラやGPSから取得したライフログを扱ってきたが,バーコードの読み取りやGPS測位に数秒〜数十秒の取得時間がかかっていた.また,GPSは衛星電波の届かない屋内では正確な位置を把握することができない.本稿では,Life-PodシステムがRFIDに対応することで,ライフログの取得時間が短縮され,かつ,屋内の位置を把握することを可能とした.
著者
本庄 勝 森川 大補 西山 智 大橋 正良
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告ユビキタスコンピューティングシステム(UBI) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2006, no.14, pp.203-208, 2006-02-16
被引用文献数
1

本稿では 携帯端末のセンシングデバイスや環境に配備されたセンサネットワークによって認識されるライフログの取得及びそのライフログを活用するための Life-Pod システムの概要および設計の検討報告を行う. Life-Pod システムでは ユーザの日常のライフログを取得し 行動分析 自己管理 視覚化、レコメンデーション コミュニティ形成支援といったサービスを提供する. ライフログはセンシングデータから認識された情報をもとにプロファイル化され セマンティックウェブによる記述により管理される. 本稿では 本システムの要求条件に対し 必要とされるライフログ取得管理機能 ライフログ検索機能 視覚化機能 オントロジー管理編集機能 プレゼンス機能 情報支援サーバ接続機能について検討を行う.This paper presents Life-Pod system which manages user's daily lifelog recognized by sensing devices equipped with mobile terminal or sensor network on the environment. We show the concept of the Life-Pod system and discuss the design and our development. Life-Pod system produces several services based on the lifelog, lifelog analysis, self-management, lifelog visualization, service recommendation, community support, and so on. Lifelog with the profile is described in the semantic web description. In this paper, we discuss several function, lifelog acquisition, lifelog management, lifelog search, visualization, ontology management, lifelog presence, connectivity of the information support server.
著者
本庄 勝 森川 大補 小塚 宣秀 山口 明 大橋 正良
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. MoMuC, モバイルマルチメディア通信 (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.104, no.444, pp.55-60, 2004-11-12

ユビキタス社会の一つのシナリオとして,ユーザは実世界環境から個人に関わる情報を生活の中で収集することが可能になり,携帯端末はひとつのゲートウェイになって稼動するものと考えられている.これまでに我々は,そうした個人や周りの環境の情報に関する情報を個人環境プロファイルと定義し,統合的に収集管理活用するための個人環境プロファイル活用ブラットフォームを構築してきた.個人環境プロファイル情報はユーザの備忘録としてみることができ,近年注目されているweblogユーザの生活のログを残す性質とも似ている.そこで本論文では, weblogをベースとした可視化ツール(Profile Blog)の実装について検討報告を行う.
著者
森川 大補 本庄 勝 小塚 宣秀 山口 明 大橋 正良
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. IN, 情報ネットワーク (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.103, no.692, pp.143-148, 2004-02-27
被引用文献数
2

我々は,ユーザ自身に関わるプロファイル情報,ユーザ周辺の環境に関するプロファイル情報などをユーザ状況に応じて集約し,個人環境プロファイルとして体系化するユーザプロファイル管理基盤を検討している.本橋では,まず,我々が想定する個人環境プロファイル構築モデルを述べる.次に,個人環境プロファイルのデータモデルとその更新手法について,我々が設計した個人環境プロファイルの実例を交えて述べる.さらに,個人環境プロファイルを活用したサービスのために必要となるイベント検出機能とクエリ処理機能を説明する.