著者
田中治六 等著
出版者
同文館
巻号頁・発行日
1902
著者
寺田 久屋 鈴木 晃世 田中 治夫 山本 勝彦
出版者
公益社団法人 日本食品衛生学会
雑誌
食品衛生学雑誌 (ISSN:00156426)
巻号頁・発行日
vol.33, no.4, pp.347-354_1, 1992-08-05 (Released:2009-12-11)
参考文献数
12
被引用文献数
6 6 7

セミミクロHPLCを用いカテキン5種類 (エピガロカテキン, エピガロカテキンガレート, エピカテキン, エピカテキンガレート, カテキン) とメチルキサンチン3種類 (テオフィリン, テオブロミン, カフェイン) の同時定量法を検討した. 試料からの抽出溶媒として40%エタノールを用い, 精製に Sep pak C18を利用し, HPLCには内径2.1mmの Inertsil ODS-2カラムを使い, 検出はUV 207nmで行った. 茶浸出液, 抹茶アイスクリーム, 抹茶煎餅, 抹茶ゼリー及びウーロン茶抽出物入りキャンディーについて行った添加回収実験の結果, カテキン類では, 回収率が83.2~120.4% (変動係数0.4~9.4%), メチルキサンチン類では, 回収率が53.0~106.4% (変動係数0.8~11.0%) であった. 定量限界は, 高感度分析が要求される加工食品において, いずれの物質とも0.1μg/gであった.
著者
田中 治和
出版者
東北福祉大学
雑誌
東北福祉大学研究紀要 (ISSN:13405012)
巻号頁・発行日
vol.37, pp.21-40, 2013

本稿は、社会福祉実践及び研究の対象論についての根源的・批判的考察である。すでに、拙稿「社会福祉学対象論の基本問題」(『東北福祉大学研究紀要』第28巻、所収)で、従前の対象論が、実務的な法制度や行政区分を追認していることを指摘した。今般、社会福祉の対象が、〈不条理〉〈悲惨〉〈少数派〉を共通性として出現していることに着目し、以下の諸点を,忠実に文献・資料を用いて考察した。(1)近年対象論で、灯、その使用の原点から検証・吟味した。(2)宮地尚子の灯、大震災の被災者に関わる方法と課題について紹介した。これは対象論研究にも十分援用できる。(3)旧約聖書のヨブ記を題材に、不条理な悲惨(わざわい)に遭遇したヨブが、沈黙から本音を語ること─それは彼の再生への第一歩─を可能にした理由を考察した。(4)人類の悲惨(わざわい)は、必ず概ね少数派として残るが、その意味を問うことが、対象論には肝要であろう。(5)小児科医が難病の子どもたちをどのように捉え、いかに関わったか、その矛盾する姿を考察した。あわせて、慙愧(恥じ入ること)の重要性を確認し、この欠如が、社会福祉の歴史的、また実践的な誤りを招来させたことを、具体的例示でもって指摘した。The purpose of this study is to criticize what objects social welfare should pay attention to and study. The following points have cleared.1. In these days, the word "users" doesn't correspond to the reality.2. The "Kanjyoto-model" presented by Naoko Miyaji is useful for understanding trauma by the earthquake and so on. We can apply this model to social welfare precisely.3. Job in the book of Job talks himself in spite of his absurd tragedies. This is because his three friends was him seven day and night.4. There are a lot of tragedies in the world. But we should pay attention to them and understand what significance tragedies imply. 5. We should accept the tragedies of others. To do this, we need the points of view gained from religion.6. If we engage in social welfare, it is necessary for us to feel great shame at ourselves.
著者
武田 恵実 梅原 頼子 福永 峰子 山田 芳子 田中 治夫
出版者
鈴鹿大学短期大学部
雑誌
鈴鹿国際大学短期大学部紀要 (ISSN:13450085)
巻号頁・発行日
vol.21, pp.39-45, 2001

本学食物栄養専攻生(36名)を対象に給食管理学内実習における疲労の自覚症状についての調査を行い,次のような結果を得た。1)試作・大量調理の実習における疲労の自覚症状の訴えは実習前後ともに身体的症状の「ねむい」が一番高く,次いで「横になりたい」であった。2)試作よりも大量調理の方が身体的症状及び神経的症状の訴えが高くなった。3)アルバイトの有無に関わらず身体的症状を訴える者が多くなった。4)睡眠時間8時間以上の者の方が高い値で訴える項目が多くなった。
著者
梅原 頼子 福永 峰子 山田 芳子 田中 治夫
出版者
鈴鹿大学短期大学部
雑誌
鈴鹿短期大学紀要 (ISSN:09158421)
巻号頁・発行日
vol.14, pp.37-43, 1994-02

女子短大生の昼食弁当について調査を行った,結果は次のごとくであった。1)お弁当作りの意識について,「色どりを考える」85.7%,「味付けを考える」,「分量を考える」39.3%,「主食・主菜・副菜の組合せを考える」25.0%であった。2)お弁当の食物総重量は,平均283.1±71.8gであり,重量比では主食55.9%,主菜・副菜40.3%,デザート3.8%であった。3)出現した料理数は,平均6種類。食品数は,7〜10種類の使用が多かった。4)食事形態別にみると主食・主菜・副菜・デザートの組合せが31.0%,主食・主菜・副菜の組合せが61.9%であった。5)料理を主材料別に分類し,料理名をそれぞれ5位まであげると,白飯,卵焼きは6割以上を占め1位であった。ついでウインナーソテー,レタス,ほうれん草のお浸しであった。6)出現した料理名について学生の好みと使用頻度をみると,主食にはおにぎり,主菜にはハンバーグ,鶏唐揚げ,卵焼き,副菜にはプチトマト,デザートにはみかん,いちごが好まれ,よく使われていた。7)栄養素等摂取量は,所要量と比較するとエネルギー(78.5%),カルシウム(24.9%),鉄(47.5%)が不足傾向であった。栄養比率をみると脂肪エネルギー比がやや高値であった。8)学生によってお弁当の評価を行った結果,改良を必要とするのは全体の71.4%であった。改良の内容には,食品数が少なく料理を1〜2品増やす必要があり,なかでも乳製品,果物,野菜が不足していることを指摘した。本研究の要旨は,第40回日本栄養改善学会で発表した。
著者
友田 裕代 大桃 定洋 田中 治 北本 宏子 浜谷 徹 河野 敏明 丹野 裕
出版者
日本草地学会
雑誌
日本草地学会誌 (ISSN:04475933)
巻号頁・発行日
vol.42, no.2, pp.155-158, 1996-07-30
参考文献数
19
被引用文献数
13

アクレモニウム属菌(Acremonium cellulolyticus Y-94)に由来するセルラーゼ(アクレモニウムセルラーゼ,以下ACS 2と略)またはトリコデルマ属菌(Trichoderma viride)に由来するセルラーゼ(トリコデルマセルラーゼ,以下CEPと略)を添加してアルファルファサイレージを調製し,両者の発酵品質改善効果を比較して以下の結果を得た。1. ACS 2を添加して調製したサイレージは,無添加区,1%グルコース添加区及びCEP添加区と比較して明らかに乳酸含量が多く,L/T値も高かった。また,これらの品質改善効果は乳酸菌製剤との併用によってさらに確実なものとされた。2. ACS 2の添加量は0.01%で十分な発酵品質改善効果を示し,それ以上添加しても発酵品質が大きく変化することはなかった。3. ACS 2を乳酸菌製剤と併用添加したアルファルファの番草別発酵品質は,2番草でやや乳酸含量及びL/T値が低かったものの概ね良好で,収穫時期を考慮せずに良質発酵品の調製を可能とした。以上の結果,ACS 2の0.01%添加はアルファルファサイレージの発酵品質を改善し,乳酸菌製剤との併用によって,その効果をより確実にできることが明らかとなった。
著者
遠藤 克子 田中 治和 塩村 公子 宮崎 法子 渡部 剛士
出版者
東北福祉大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
1995

本研究の目的は、社会福祉士に必要とされるソーシャルワークの援助技術を効果的に教育する方法を開発することにある。我々が学部学生を教育してきた経験によれば、社会福祉援助技術現場実習は、学生の中で現場で体験するものと大学で学ぶものとがうまくつながることができれば、より効果をあげるものである。この「つながり」を促進するためには、学生・現場指導者・大学教員が、学生の現場での体験を表現し伝えあう為の、共通して使用できる道具が必要となる。したがって、本研究の最終的な狙いは、この「つながり」と「コミュニケーション」の為の道具を作り上げることになる。研究対象としては、特別養護老人ホームにおける実習を選択した。学生の実習記録に基づき、彼らが実習中に何をするかのカテゴリー化をまず行い、次に各カテゴリーにどのくらいの時間が使われたかを調べた。この研究の結果、学生の実習体験を述べるには少なくとも3次元の表現が必要であることがわかった。故に我々はモジュールという単位に着目し、これをもって学生の体験を整理することに決定した。実習現場の指導者の意見もこのモジュールの内容に反映するべく聴取された。モジュールの内容は以下のとおりである。(1)実習行動(介護、他機関との連絡・調整、行事・活動、オリエンテーション、相談援助、その他)x(2)学習対象(個人、家族、施設及びそのサービス、地域、制度、自己覚知、一般化、その他)x(3)学習の焦点(コミュニケーション、問題理解、援助計画、援助の実施、評価、記録)5事例を選びこの枠組みの妥当性を検証した。今後の研究の方向性としては、(1)モジュールの1単位ずつの内容をさらに検討すること、(2)モジュールという枠組みを実際に使用し、学生・現場指導者・大学教員からフィードバックを得てその適用性と効果を検証することである。
著者
MINH DUC Nguyen THOI NHAM Nguyen 笠井 良次 伊藤 優子 山崎 和男 田中 治
出版者
公益社団法人日本薬学会
雑誌
Chemical & pharmaceutical bulletin (ISSN:00092363)
巻号頁・発行日
vol.41, no.11, pp.2010-2014, 1993-11-15
被引用文献数
6

From rhizomes and roots of Panax vietnamensis HA et GRUSHV., Araliaceae, commonly known as Vietnamese Ginseng, two new acetylated saponins named vina-ginsenoside-R1 (13) and vina-ginsenoside-R2 (15) were isolated. On the basis of chemical and spectral data, 13 was formulated as monoacetyl 24(S)-pseudo-ginsenoside-F_<11> and 15 was proved to be monoacetyl majonoside-R2.Besides the two new saponins and β-sitosteryl-3-O-β-D-glucopyranoside, sixteen known saponins were also isolated and identified. Dammarane saponins : ginsenoside-Rh_1 and 20(R)-ginsenoside-Rh_1 (1), ginsenosides-Rg_1 (2), -Re (3), -Rd(6), -Rb_3 (7), -Rb_2 (8), -Rb_1 (9), pseudo-ginsenoside-RS_1 (=monoacetyl ginsenoside-Re, 4), notoginsenosides-R1 (5) and -Fa (10). Ocotillol-type saponins : pseudo-ginsenoside-RT_4 (11), 24(S)-pseudo-ginsenoside-F_<11> (12), majonosides-R1 (16) and -R2 (14). Oleanolic acid saponins : ginsenoside-Ro (=chikusetsusaponin V, 17) and hemsloside-Ma3 (18), a saponin previously isolated from a cucurbitaceous plant, Hemsleya macrosperma C. Y. WU.Despite having large horizontally elongated rhizomes, the underground part of this plant contains mainly dammarane saponins and a small amount of oleanolic acid saponins. In addition, the yield of ocotillol-type saponins, especially majonoside-R2,is surprisingly very high (more than 5% and ca. half of the total yield of saponin). This characteristic saponin composition has made Vietnamese Ginseng an interesting species among Panax spp.
著者
田中 治 大桃 定洋
出版者
日本草地学会
雑誌
日本草地学会誌 (ISSN:04475933)
巻号頁・発行日
vol.41, no.1, pp.55-59, 1995-04-30
被引用文献数
15

簡便で労力のかからない小規模サイレージ発酵試験法の確立を目的として,従来から使用されてきたガラスビンサイロの代わりに,ガスバリヤー性の高い食品包装用フィルムで成形した袋(パウチ)を用いる方法(パウチ法)を検討した。さらに,このパウチを用いて,先に開発したサイレージモデル発酵系の改良を試み,以下の結果を得た。1.同じロットのアルファルファを材料草として,パウチ法とビンサイロ法とでサイレージを調製し,両サイレージの発酵品質を比較した結果,両者の間に大差はなく,パウチ法は,小規模サイレージ発酵試験に使用可能であると考えられた。2.パウチ法を用いたサイレージモデル発酵系の反復試験においては,有機酸生成量の変動範囲は±9%以下であった。また,培地の水分含有率を85%から70%へ低下させると,酪酸発酵が抑制された。3.本サイレージモデル発酵系(水分含有率85%)において,培地の糖濃度0.5〜0.6%を境に乳酸/酪酸の発酵転換が認められた。なお,この発酵転換は,乳酸菌とColi型細菌との接種菌数の比及び密封前の好気条件下での培養時間によって影響を受けた。4.本サイレージモデル発酵系(水分含有率85%)においては,酪酸発酵を起こす条件下ではColi型細菌が増殖し,乳酸の生成が進まず,培養48時間後には酪酸の生成が認められた。一方,酪酸発酵を起こさない条件下では,Coli型細菌の増殖が抑えられ,乳酸の速やかな生成が認められた。
著者
中神 和人 田中 治一
出版者
日本農薬学会
雑誌
日本農薬学会誌 (ISSN:03851559)
巻号頁・発行日
vol.5, no.2, pp.243-247, 1980-05-20

テクロフサラム[N-(2, 3-dichlorophenyl)-3, 4, 5, 6-tetrachlorophthalamic acid]を水田に施用して, イネ白葉枯病に対する防除効果を検討した.テクロフサラムは10アール当たり有効成分400gの土壌処理で, 相当遅効的ではあったが, 高い効果を示した.茎葉散布処理では, 100, あるいは50ppmの濃度で顕著な効果を示した.ことに, 病斑の拡大を長期間抑制した.人工暴風雨処理によって付傷感染をおこしたイネにおいても, テクロフサラムの茎葉散布は高い効果を現わした.
著者
梅原 頼子 福永 峰子 山田 芳子 田中 治夫
出版者
鈴鹿大学短期大学部
雑誌
鈴鹿短期大学紀要 (ISSN:09158421)
巻号頁・発行日
vol.18, pp.83-91, 1998

本学の生活学科女子学生(18〜19歳)1,815名を対象に過去6年間にわたる食生活の実態を調査し,次のような結果を得た。1)居住形態では,自宅外通学生が増えてきている。2)対象者の身体的特徴では,平均身長は6年間同一の傾向がみられるが,平均体重は年々増え,肥満傾向となっている。3)健康に対する自己評価は,約半数が元気でないと訴えており,その自覚症状としては疲れやすい,朝から体がだるい.睡眠が十分とれないと答えた者が多い。4)栄養素等摂取量は,食塩を除きその他の栄養素はどの年度も充足されず,特に鉄,カルシウムは最も低い値であった。5)PFCエネルギー比については,脂肪エネルギー比率は年々増加傾向を示している。6)食品群別摂取量は,穀類および肉類以外は目安量に対し大幅に不足している。また,年次推移では油脂類,牛乳・乳製品,野菜類,調理加工食品は増加傾向を示し,一方,穀類,果実類,肉類は減少している。
著者
福永 峰子 梅原 頼子 藤原 いすず 川村 亜由美 山田 芳子 前田 千津子 田中 治夫
出版者
鈴鹿大学短期大学部
雑誌
鈴鹿国際大学短期大学部紀要 (ISSN:13450085)
巻号頁・発行日
vol.25, pp.9-17, 2005

本学食物栄養専攻生68名を対象とし,絵に描いた弁当箱の枠の中に日常弁当と理想弁当の中身をスケッチしてもらい,その中から食品数,料理数,料理の組み合わせなどを集計した。結果は次のとおりである。1)最も多く使用していた食品数は日常弁当,理想弁当とも10〜12種類であった。2)食品群別では最も多く使用されていたのは,日常弁当,理想弁当とも緑黄色野菜であり次いで,その他の野菜,穀類であった。3)料理頻度の割合では,日常弁当,理想弁当とも,主食と副菜は,100%,主菜は90%,デザートはわずか30%であった。4)料理の組み合わせは56パターンあり,最も多かった組み合わせは日常弁当で「主食+主菜+副菜6」,理想弁当で「主食+主菜+副菜3」であった。5)料理数では,主食が27種類,主菜が75種類,副菜が138種類,デザートが19種類であった。
著者
山田 芳子 福永 峰子 梅原 頼子 印南 京子 田中 治夫
出版者
鈴鹿大学短期大学部
雑誌
鈴鹿短期大学紀要 (ISSN:09158421)
巻号頁・発行日
vol.12, pp.87-103, 1992-02

三重県農林水産部農政課では,三重県における四日市・松阪地区の県立高等学校家政科2年生(女子)164名を対象として,食生活改善重点啓発事業のひとつとして「ヤング食生活講座」を実施した。実施に伴い判明した問題点は次の通りである。1)自覚症状のある者の割合は「疲れやすい」がトップで62.5%,ついで「体がだるい」50.0%,「目覚めが悪い」48.4%であった。2)食事時間が「規則正しい」は22.2%であった。食事にかける時間は,夕食>朝食>昼食の順で短かった。3)朝食の欠食頻度は「ほとんど毎日」が28.8%と高値であった。4)間食はかなり高い摂取頻度であった。夜食・外食の摂取頻度は低い。5)食品や料理の組み合わせを「いつも考えている」は3.1%,「ときどき考えている」は32.3%であった。好きな料理の組み合わせについては主食をご飯,おかずは洋風といった和洋折衷が好まれた。6)食事時間と健康状態,朝食摂取頻度と健康状態および食欲と欠食状況との間には有意差(X^2,P<0.05)が認められた。7)栄養素等摂取量では鉄(60.9%),カルシウム(67.9%)が大幅に不足しており,次いでビタミンC(74.9%),ビタミンB_2(76.4%),ビタミンB_1(78.1%),ビタミンA(83.6%)であった。8)栄養比率はほほ理想的パターンを示した。9)食品群別摂取量では緑黄色野菜(32.7%),淡色野菜(41.3%),果物(32.1%),牛乳・乳製品(35.8%)であり,摂取不足が著しい。
著者
石川 治 橋本 勉 中嶋 暉躬 田中 治 糸川 秀治
出版者
公益社団法人日本薬学会
雑誌
藥學雜誌 (ISSN:00316903)
巻号頁・発行日
vol.98, no.7, pp.976-979, 1978-07-25

For the analysis of Coptidis Rhizoma, high-speed liquid chromatography was examined, not only for its major alkaloid, berberine, but also for its minor alkaloids. It was found that under an appropriate condition [on starch gel (LS-170), eluted with the solvent system of H_2O : MeCN : AcOH : Et_3N=80 : 20 : 0.3 : 0.745,pH 8.5], sufficient separation of berberine, magnoflorine, jatrorrhizine, palmatine, coptisine, and some other unidentified alkaloids was obtained. By means of the present procedure, content of berberine and relative content of palmatine and coptisine to berberine in some of wild and commercial coptis rhizomes were determined. Since the solvent system does not contain any nonvolatile salt, the present technique also offers the possibility of application to rapidpreparative separation of alkaloids of this type by liquid chromatography. The application to analysis of alkaloids of phellodendron-cortex is also described.