著者
石川 淳
出版者
特定非営利活動法人 組織学会
雑誌
組織科学 (ISSN:02869713)
巻号頁・発行日
vol.46, no.4, pp.67-82, 2013-06-20 (Released:2013-11-07)
参考文献数
80
被引用文献数
4

チーム・リーダーのリーダーシップ,シェアド・リーダーシップおよびチーム業績の関係を実証した.その結果,チーム・リーダーの変革型およびGK型リーダーシップのどちらもシェアド・リーダーシップに正の影響を及ぼすが,後者の方がその影響が強いことが分かった.また,シェアド・リーダーシップはチーム業績に正の影響を及ぼすが,その影響力は,チームが取り組んでいるタスク不確実性が高い方が強まることが分かった.
著者
片岡 弘明 田中 聡 宮崎 慎二郎 石川 淳 北山 奈緒美 村尾 敏
出版者
理学療法科学学会
雑誌
理学療法科学 (ISSN:13411667)
巻号頁・発行日
vol.27, no.3, pp.329-334, 2012 (Released:2012-08-01)
参考文献数
28
被引用文献数
2

〔目的〕本研究の目的は,男性2型糖尿病者の筋量と血糖コントロールの関係を明らかにし,運動処方の一助とすることである.〔対象〕骨関節疾患および運動器疾患のない男性2型糖尿病者58名とした.〔方法〕血糖コントロール別に良好群14名,可群20名,不可群24名の3群に分類し,生体電気インピーダンス方式体組成計を用い上下肢・体幹筋量を測定した.〔結果〕上下肢・体幹の全てにおいて,不可群は良好群よりも有意な筋量の減少を認めた.さらに上肢,体幹においては,不可群は可群よりも有意な筋量の減少を認めた.〔結語〕上下肢・体幹筋量は,血糖コントロール不良者ほど減少していたことが明らかとなったことから,運動プログラム立案時には有酸素運動とレジスタンス運動を併用した運動を考慮する必要性が認められた.

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著者
石川淳 著
出版者
筑摩書房
巻号頁・発行日
1960
著者
池上 洋介 李 昌憲 ブレスデル エレン 中村 仁彦 鮎澤 光 柏木 匠 久保田 奏 吉松 昭洋 中村 優介 井深 祐輝 石川 淳一 洪 舜傑
出版者
一般社団法人 日本機械学会
雑誌
シンポジウム: スポーツ・アンド・ヒューマン・ダイナミクス講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2011, pp.303-308, 2011

In this paper, human muscle tension estimation based on robotics dynamics and its visualization technique was reported. Human muscle tension estimation was obtained by kinematics and dynamics using optical motion caputure data, force plate data and EMG signals. The environment for the motion capture and the calculation flow was explained. The visualization technique was explained. Tai chi, tap dance and drum motion was analyzed, respectively. The obtained findings of the experts' motion technique were reported.
著者
池田 治生 石川 淳 大村 智
出版者
共立出版
雑誌
蛋白質核酸酵素 (ISSN:00399450)
巻号頁・発行日
vol.47, no.13, pp.1845-1850, 2002-10
被引用文献数
2
著者
高野 陽太郎 石川 淳 大久保 街亜
出版者
日本認知科学会
雑誌
認知科学 (ISSN:13417924)
巻号頁・発行日
vol.9, no.4, pp.586-591, 2002-12-01 (Released:2008-10-03)
参考文献数
18
著者
片岡 弘明 北山 奈緒美 石川 淳 宮崎 慎二郎 荒川 裕佳子 森 由弘
出版者
一般社団法人 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会
雑誌
日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 (ISSN:18817319)
巻号頁・発行日
vol.22, no.1, pp.89-93, 2012-06-30 (Released:2016-04-25)
参考文献数
8

閉塞型睡眠時無呼吸症候群患者の外来での運動継続率が糖尿病患者,肥満患者と比較し低値であった.そこで,運動の実施状況や継続ができない理由,運動指導の改善点などを明確にすることを目的にアンケート調査を実施した.その結果,運動する時間・意欲がないと回答した者が多かった.運動の効果や方法を科学的根拠に基づいて指導するだけでなく,どのようにして患者の行動を適切な方向に導くかといった行動変容アプローチも必要である.
著者
南 篤志 劉 成偉 田上 紘一 松本 知之 Jens Christian Frisvad 鈴木 秀幸 石川 淳 五味 勝也 及川 英秋
出版者
天然有機化合物討論会実行委員会
雑誌
天然有機化合物討論会講演要旨集 57 (ISSN:24331856)
巻号頁・発行日
pp.Oral34, 2015 (Released:2018-10-01)

ペニトレムA(1)は、Penicillium crustosumなどの糸状菌から単離されたインドールジテルペンである(図1)1。同菌は、酸化度や修飾様式が異なる構造類縁体{ペニトレムB-F(2-6)}に加えてパスパリン(7)2、PC-M5(8)、PC-M4(9)なども生産する3, 4。1は、パキシリン(10)やアフラトレム、ロリトレムなどの多くのインドールジテルペンと同様に7をコア骨格とする一方、インドール環上にある4-6縮環骨格や8員環エーテルなど他のインドールジテルペンではみられない特徴的な構造を有する(図1)。その特異な化学構造は有機合成化学者からも注目され、4については全合成も達成されている5。一方、その生合成については、標識化合物の投与実験などから1-6が生合成後期における酸化的修飾によって構築されると推定されていたものの6、骨格構築機構については不明であった。最近我々は、麹菌異種発現系を用いることで17種の遺伝子が関与するペニトレム生合成マシナリーの解明に成功し、特徴的な骨格構築機構を含む生合成経路の解明に成功した7。本討論会ではその詳細を報告するとともに、我々が改良してきた麹菌異種発現の有用性についても議論したい。ペニトレム生合成遺伝子クラスターの同定 ペニトレム生合成マシナリーの解明へ向け、生合成遺伝子の探索を試みた。予想生合成中間体である7の生合成に関与する遺伝子(paxGCMB)8を指標としてペニトレム生産菌(P. simplicissimum9)のドラフトゲノムデータを精査したところ、ptmGCMBを含む15個の読み枠から構成される生合成遺伝子クラスター(cluster 1:図2)を見いだした。しかしながら、酸化的な修飾反応を触媒する酵素遺伝子が明らかに不足していたため、遺伝子クラスターの分断が示唆された。分断した遺伝子クラスターを同定するためにRNA-Seqによる発現解析を生産/非生産条件で行ったところ、4種の酸化酵素遺伝子と1種のプレニル基転移酵素を含む遺伝子クラスター(cluster 2:図2)を新たに見いだした。1と同じ分散型生合成遺伝子クラスターはfusicoccin10、austinol11などで報告されているが、いずれも類縁化合物の相同遺伝子もしくは経路特異的な遺伝子を指標としてゲノムデータから探索されたものである。これに対して本結果は、植物由来の天然物と同様、発現解析が糸状菌天然物における分散型遺伝子クラスターの同定において有効であることを示す結果であると考えている。 麹菌異種発現系を利用したペニトレム生合成マシナリーの解明 最近我々は麹菌を宿主とした異種発現システムに着目し、代表的な糸状菌由来二次代謝産物であるインドールジテルペン7,8,12、テルペン13、ポリケタイド14の生合成マシナリーの再構築と物質生産を行ってきた。本手法の特徴は、①導入した遺伝子の確かな機能発現、②生合成経路の同定と物(View PDFfor the rest of the abstract.)
著者
久保田 正広 石川 淳介
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
動力・エネルギー技術の最前線講演論文集 : シンポジウム
巻号頁・発行日
vol.2000, pp.91-95, 2000

The Pressurized Fluidized Bed Combustion (PFBC) system, using coal which is the most stable fossil fuel energy, enables higher efficient power generation. Hokkaido Electric Power Company, Inc (HEPCO) adopted the system to its Tomatoh-Atsuma Unit No.3,for the first commercial plant in Japan, and this unit started commercial operation on March 8^<th> 1998. The paper presents the out line of the system and systematic flow, and adjusts future technological problem experienced since starting operation.
著者
高野 陽太郎 大久保 街亜 石川 淳 藤井 大毅
出版者
日本認知科学会
雑誌
認知科学 (ISSN:13417924)
巻号頁・発行日
vol.8, no.3, pp.287-300, 2001-09-01 (Released:2008-10-03)
参考文献数
20
被引用文献数
2

This study compared Cosmides's (1989) social contract theory with Cheng & Holyoak's (1985) pragmatic reasoning schema theory as accounts of the thematic content effect in the Wason selection task. The former explains the effect in terms of an innate algorithm, whereas the latter explains it in terms of learned schemata. Cosmides prepared a “switched rule,” in which an antecedent and a consequent in the original conditional rule were interchanged so that the innate algorithm could not be applied while the pragmatic reasoning schema could. She found that the effect disappeared, and concluded that the effect is not produced by the pragmatic reasoning schema. However, the context attached to the switched rule revealed that this rule could hardly be interpreted as a permission rule, which could invoke a pragmatic reasoning schema. We made small modifications in Cosmides's switched rule and its context so that this rule could be interpreted as an obligation rule, which could also invoke a pragmatic reasoning schema. The cost-benefit relation in the context was held essentially unchanged so that the innate algorithm could not be applied. As a result, the thematic content effect appeared for the switched rule as well. This finding favors the pragmatic reasoning schema theory over the social contract theory, and thus largely reduces the plausibility of the hereditary account of reasoning ability. It was stressed that especially strong evidence is needed for hereditary accounts because they might well be utilized to justify social prejudice and discrimination.
著者
石川淳著
出版者
版画荘
巻号頁・発行日
1937