1 0 0 0 OA Uchida Yoshihiko:

著者
鈴木 信雄
出版者
The Japanease Society for the History of Economic Thought
雑誌
経済学史研究 (ISSN:18803164)
巻号頁・発行日
vol.55, no.1, pp.1-17, 2013 (Released:2019-08-23)

Abstract: It is very difficult to summarize the thought of Uchida Yoshihiko (1913-1989), one of the representative intellectuals of postwar Japan, but, we could describe the pursuit of Uchida as a search for a way to foster independent and self-reliant individuals of Japanese citizenship and to realize a fair and flexible society in Japan. He started his pursuit by resisting the authoritarianism prevalent in academic circles and the main left-wing groups of Japanese society. He made strenuous efforts to find signs of Homo economicus in modern Japanese society and enthusiastically advocated the ac-ademic and educational need of cultivating the spirit of developing and fostering democratic system, while believing in the civilizing influence of capital: “Everything old and outdated will be thoroughly recast and rebuilt according to the requirement of capital,” he argued, believing this to be an inevitable result of the advancement of economic law and the development of productivity. We can see key ideas underlying his lifelong works in his contribution to Daigaku Shinbun (University Papers) of November 1945, “Newspapers and Democracy”: “The nature of decision forming of a democratic society . . . should be seen in such a society where the people themselves obtain and activate huge, multiple social perspectives by exchanging and carefully examining the ideas expressed by the people of various positions who responsibly see and think for themselves.” Thus, his aim was to actualize an antiauthoritarian and enlightened idea of our society. JEL classification numbers: B 12, B 14, B 41.
著者
鈴木 信行
出版者
日経BP社
雑誌
日経ベンチャ- (ISSN:02896516)
巻号頁・発行日
no.263, pp.110-112, 2006-08

業者の言いなり、言い値で葬儀が執り行われることが多く、典型的な"殿様商売と言われていた葬儀業界。そんな業界に異変が起きている。新しい発想を持つ起業家が相次いで登場し、葬儀会社のイメージを覆す新興企業が躍進している。 今年6月2日、葬儀業界を代表する急成長企業の一つであるティアが、名古屋証券取引所(セントレックス)に上場した。
著者
高松 操 川原 啓孝 伊藤 裕道 宇敷 洋 鈴木 信弘 佐々木 純 大田 克 奥田 英二 小林 哲彦 長井 秋則 坂尾 龍太 村田 長太郎 田中 淳也 松坂 康智 立野 高寛 原 正秀 岡﨑 弘祥
出版者
一般社団法人 日本原子力学会
雑誌
日本原子力学会和文論文誌 (ISSN:13472879)
巻号頁・発行日
vol.15, no.1, pp.32-42, 2016 (Released:2016-02-15)
参考文献数
10

In the experimental fast reactor “Joyo”, it was confirmed that the top of the irradiation test subassembly of the material testing rig named “MARICO-2” was broken and bent onto the in-vessel storage rack as an obstacle, damaging the upper core structure (UCS). In this paper, we describe the in-vessel repair techniques for UCS replacement, which are developed in Joyo. The UCS replacement was conducted in the following four stages: (1) jack-up of the existing damaged UCS, (2) retrieval of the existing damaged UCS, (3) installation of the O-ring, and (4) insertion of the new UCS. Since the UCS replacement was not anticipated in the original design, the work conditions at Joyo were carefully investigated, and the obtained results were applied to the design of special handling equipment. The UCS replacement was successfully completed in 2014. In-vessel repair techniques for sodium-cooled fast reactors (SFRs) are important in confirming the safety and integrity of SFRs. However, the techniques demonstrated in the actual reactor environment with high temperature, high radiation dose, and remaining sodium are insufficient to secure the reliability of these techniques. The experience and knowledge accumulated in the UCS replacement provide valuable insights into further improvements of in-vessel repair techniques for SFRs.
著者
林 浩孝 大野 智 新井 隆成 鈴木 信孝
出版者
日本補完代替医療学会
雑誌
日本補完代替医療学会誌 (ISSN:13487922)
巻号頁・発行日
vol.5, no.3, pp.197-208, 2008 (Released:2008-11-14)
参考文献数
21

「特定保健用食品」のうち,生活習慣病の 1 つである動脈硬化に関連して「食後の血中中性脂肪が上昇しにくいまたは身体に脂肪がつきにくい」表示をした食品については,現在のところ,再許可等特定保健用食品を含め約 70 種類の商品がある.そのうちのいくつかについて,安全性・有効性について解説する.

1 0 0 0 OA 朝鮮紀聞

著者
鈴木信仁 著
出版者
博文館
巻号頁・発行日
1894
著者
許 鳳浩 鈴木 信孝 榎本 俊樹 浦田 哲郎 須藤 慶太 宇住 晃治 上馬塲 和夫
出版者
日本補完代替医療学会
雑誌
日本補完代替医療学会誌 (ISSN:13487922)
巻号頁・発行日
vol.15, no.2, pp.103-108, 2018-09-30 (Released:2018-10-12)
参考文献数
26

新規精米技術を用いた特殊無洗米であるプレナス金芽米(以下PL米)摂取の生活習慣病関連因子に及ぼす影響について検討した.対象は施設の入所者で,重篤な疾患を有しない者25名(男6,女19)とした.方法は,コントロール無洗米を2ヶ月間毎食摂取(対照群)させた後,PL米を4ヶ月間毎食摂取させ(試験群),合計6ヶ月間観察した.評価項目は,血圧,体脂肪率,HbA1cなどの生活習慣病関連因子とした.結果は,PL米の摂取により,収縮期血圧は有意に低下し (p=0.008),拡張期血圧は低下傾向を示した(p=0.079).体脂肪率は,PL米摂取により低下傾向を示した(p=0.064).HbA1c値は,PL米摂取により低下したが,有意な変化ではなかった(p=0.050).しかし,HbA1c値が摂取前で正常値以上の高値を示した者(n=5)を除外し,正常値範囲だった者(n=19)を層別解析したところ,PL米摂取により有意にHbA1c値は低下した(p=0.003).また,中医体質調査票(CCMQ-J ver.2.0)を用いた試験結果を層別解析したところ,健康度の高い者では,平和質が有意に向上し,気虚質,痰湿質,湿熱質や気鬱質が有意に改善した.以上より,PL米は生活習慣病の予防に役立つ可能性が示唆された.
著者
上馬塲 和夫 浦田 哲郎 鈴木 信孝 新井 隆成 ストロング ジェフリー・マイケル 大野 智 林 浩孝
出版者
日本補完代替医療学会
雑誌
日本補完代替医療学会誌 (ISSN:13487922)
巻号頁・発行日
vol.6, no.2, pp.97-103, 2009 (Released:2009-07-07)
参考文献数
9
被引用文献数
2 3

キウイフルーツの新鮮なジュースを凍結乾燥した食品の高齢者に対する便通促進効果と QOL に対する影響について検討した.軽度から中等度の便秘で悩む 60 歳以上の高齢者 42 名(60~84: 67±6 歳)を医師の判断のもと対象者として,文書による同意を取得した後,1 週間の対照観察期間をおいて,当該食品を 4 週間 1 日 3 回 2 カプセルずつ,計 6 カプセル/日を摂取させ,排便状態と腹部の自覚的所見,全身的な QOL について調査した.その結果,開始後 14 日目からは摂取開始前日と比較し,排便回数や便性が有意に向上し,開始後 28 日目まで持続した.QOL 調査票によっても,皮膚の状態やむくみなど手足の外見所見,腰痛や頭痛などの痛みによる QOL の低下が改善した.結論として,キウイフルーツの新鮮ジュース凍結乾燥食品が,60 歳以上の便秘で悩む高齢者において,便通を促し,腹部の不快感を改善させ,生活の質を向上させる効果があることが示された.安全性の点では,明らかな問題は認められなかった.
著者
鈴木 信孝
出版者
社団法人 全日本鍼灸学会
雑誌
全日本鍼灸学会雑誌 (ISSN:02859955)
巻号頁・発行日
vol.56, no.5, pp.693-702, 2006-11-01 (Released:2011-03-18)
参考文献数
5
被引用文献数
2 1

補完代替医療は近年脚光をあびており、Complementary and Alternative Medicine (CAM) と呼ばれている。CAMとは具体的には、サプリメント (健康補助食品) 、ハーブ療法 (ハーブティー、アロマセラピー) 、鍼灸、指圧、気功、伝統医学、温泉療法、音楽療法、抗加齢医学等々を包含している。米国では国立補完代替医療センター (NCCAM) が設立され、全米の少なくとも60%医学校で代替医療の講義が行われている。また、米国の健康保険組合はCAMのうちカイロプラクティックと鍼灸治療を給付の対象にし始めた。我が国のCAMの種類は、サプリメント42.0%、マッサージ31.2%、リフレクソロジー20.2%、アロマセラピー14.6%、指圧13.2%、ハーブ12.3%であり、サプリメントを使っている患者が圧倒的に多いことが注目されている。そこで、本稿ではCAMの中でも特にサプリメントについて概説した。
著者
許 鳳浩 鈴木 信孝 榎本 俊樹 浦田 哲郎 須藤 慶太 宇住 晃治 上馬塲 和夫
出版者
日本補完代替医療学会
雑誌
日本補完代替医療学会誌 (ISSN:13487922)
巻号頁・発行日
vol.15, no.2, pp.103-108, 2018

新規精米技術を用いた特殊無洗米であるプレナス金芽米(以下PL米)摂取の生活習慣病関連因子に及ぼす影響について検討した.対象は施設の入所者で,重篤な疾患を有しない者25名(男6,女19)とした.方法は,コントロール無洗米を2ヶ月間毎食摂取(対照群)させた後,PL米を4ヶ月間毎食摂取させ(試験群),合計6ヶ月間観察した.評価項目は,血圧,体脂肪率,HbA1cなどの生活習慣病関連因子とした.結果は,PL米の摂取により,収縮期血圧は有意に低下し (p=0.008),拡張期血圧は低下傾向を示した(p=0.079).体脂肪率は,PL米摂取により低下傾向を示した(p=0.064).HbA1c値は,PL米摂取により低下したが,有意な変化ではなかった(p=0.050).しかし,HbA1c値が摂取前で正常値以上の高値を示した者(n=5)を除外し,正常値範囲だった者(n=19)を層別解析したところ,PL米摂取により有意にHbA1c値は低下した(p=0.003).また,中医体質調査票(CCMQ-J ver.2.0)を用いた試験結果を層別解析したところ,健康度の高い者では,平和質が有意に向上し,気虚質,痰湿質,湿熱質や気鬱質が有意に改善した.以上より,PL米は生活習慣病の予防に役立つ可能性が示唆された.
著者
永井 栄美子 奥田 みずほ 潘 凌風 鈴木 信孝 許 鳳浩 滝埜 昌彦 瀧川 義澄 伊勢川 祐二 榎本 俊樹
出版者
日本補完代替医療学会
雑誌
日本補完代替医療学会誌 (ISSN:13487922)
巻号頁・発行日
vol.14, no.2, pp.61-66, 2017-09-30 (Released:2017-10-06)
参考文献数
15
被引用文献数
3 3

目的:近年,インフルエンザウイルス(IFV)において薬剤耐性株が出現し始め,問題となっている.新たなIFVの予防法や治療法の開発を行うことを目的に,ハトムギ反応生成物 (Coix-seed Reactive Derivatives: CRD)エキスの抗IFV作用を検討した. 方法:MDCK細胞にH1N1 A/Puerto Rico/8/34(PR8)株を感染させ,CRDエキス含有培地で24時間培養した.24時間後に上清のみを回収し,上清中のウイルス力価をフォーカス法により測定した.PVPP処理によりCRDエキス中のポリフェノールを除去し,除去前のCRDエキスとの抗IFV作用を比較した. 結果:CRDエキスはPR8株の増殖を阻害した.また,Time of addition assayの結果,CRDエキスはIFVの吸着時を最も阻害していることが判明した.さらに,CRDエキスのPVPP処理による検討から,ポリフェノールが有効成分である可能性が示唆された. 結論:CRDエキスはPR8株に対して抗IFV作用を示し,さらにIFVの細胞への吸着阻害のみならず,IFVの増殖時においても阻害作用を示した.また,CRDエキスの抗IFV作用にはポリフェノールが関与していることが示唆された.
著者
鈴木 信雄 津田 和彦
雑誌
第69回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2007, no.1, pp.71-72, 2007-03-06