著者
梶 光一 高橋 裕史 吉田 剛司 宮木 雅美 鈴木 正嗣 齊藤 隆 松田 裕之 伊吾田 宏正 松浦 由紀子 上野 真由美 及川 真里亜 竹田 千尋 池田 敬 三ツ矢 綾子 竹下 和貴 吉澤 遼 石崎 真理 上原 裕世 東谷 宗光 今野 建志郎
出版者
東京農工大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2009

洞爺湖中島のエゾシカ個体群は、2度の爆発的増加と崩壊を繰り返して、植生に不可逆的な変化をもたらせた。その後落葉に周年依存するようになり、2008-2012年の間、高い生息密度(45~59頭/km^2)を維持していた。落葉はかつての主要な餌であったササよりも栄養価は低いが、生命・体重の維持を可能とする代替餌として重要であり、栄養学的環境収容力の観点から高密度を維持することが可能な餌資源であることが明らかになった。
著者
諏訪 浩 齊藤 隆志 横山 俊治 高谷 精二 高谷 精二
出版者
京都大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2007

本研究では、地震や豪雨によって起こる崩壊や土石流が、河川を閉塞して地すべりダムを形成する条件と決壊に至る条件、ならびにそのメカニズムを検討するために、崩壊や土石流が発生した現地の地形・地質を調査分析し、採取した土試料の分析、空中写真や地形図、数値標高モデルを用いた水文地形解析、ビデオ映像記録や地盤振動データの解析などをおこなった.その結果、崩壊位置の特定方法、地質構造が崩壊の素因として果たす役割、崩土の材料特性と運動特性の関与、河川形状の特異性と地質の違いが地すべりダム形成・決壊に果たす役割とメカニズムについて、斬新な知見をもたらした.
著者
駱琴 渡邉 豊英 吉田 雄二 稲垣 康善 齊藤 隆夫
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.31, no.12, pp.1755-1767, 1990-12-15
被引用文献数
13

図書館業務に計算機を導入して より多様な情報サービス より効率的な業務処理を実現することが積極的に試みられているしかし 膨大な書誌情報をいかに効率よく計算機に入力するかが大きな課題となっているこのために 図書目録カードから目録情報を自動的に抽出し 各項目ごとに分類する方法が必要である本論文では 図書目録カードに付帯する様々な知識を活用して目録情報を自動的に分類・抽出するトップダウン的なアプローチを提案する本アプローチの基本的な戦略は書式構造 項目の並び関係 各項目に関する知識を段階的に かつ独立に適用することによって 仮説の生成・検証プロセスの下に項目を順次決定し 処理する今までに報告されている同課題の処理手法と比べて 本アプローチは処理対象の書式構造 論理構造をあらかじめ記述しておくことにより 種々の図書目録カードに対処できるすなわち 構造的な変形 記述形式に変化を有した図書目録カードにも対処でき 応用性 適応性 柔軟性に富んでいる
著者
内藤 広志 齊藤 隆 水谷 泰治
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告ソフトウェア工学(SE) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2008, no.93, pp.81-88, 2008-09-19

JAVA 言語で書かれた GUI プログラムの実行テストを効率的におこなうための方式とその評価について報告する.本方式では,AWT をエミュレーションするために擬似 AWT を開発した.擬似 AWT は,AWT と同様に GUI コンポーネントの内部状態を保持するが,スクリーンへの描画の変わりに要求されたメソッドの名前と引数の値を出力ログへ書き込む.実行テストでは,出力ログを調べることでプログラムが正しいかを検査する.また,本方式の評価のために,類似システムとの機能や実行時間の比較をおこなった.This paper describes a Java GUI program testing method which perform the testing efficiently, and a evaluation of Hercules Computer Aided Assessment (CAA) system with this method. To emulate the Java AWT, a dummy AWT was developed. The dummy AWT maintains internal states of the GUI components like the AWT. When the AWT is requested to draw some objects to a screen by a program, the dummy AWT generates an output log with the requested method names and its arguments values. In the execution test, an assessment of a program can be obtained by examining the output log. To evaluate this method, the function and peformance are compared with related systems.
著者
石井 勇樹 中川 陽介 小松 隆 齊藤 隆弘
出版者
The Institute of Electronics, Information and Communication Engineers
雑誌
電子情報通信学会論文誌 D (ISSN:18804535)
巻号頁・発行日
vol.J90-D, no.7, pp.1682-1685, 2007-07-01

カラー画像から抽出した骨格成分とテクスチャ成分に,各々に適した処理を適用することで,効果的な雑音除去や画像拡大が実現できることを示した.