著者
内野 隆之 鈴木 紀毅
出版者
一般社団法人 日本地質学会
雑誌
地質学雑誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.123, no.12, pp.1015-1033, 2017-12-15 (Released:2018-03-28)
参考文献数
64
被引用文献数
1

志摩半島の秩父累帯北帯の南東部に分布する白木層群の泥岩から放散虫化石を初めて見出した.Minutusolla cf. micheleiやStriatojaponocapsa synconexaなどの放散虫化石群集から,本層群の泥岩は中期ジュラ紀のバッジョシアン期~バトニアン期前半に堆積したことが判明した.本層群の南西延長部には,これまで黒瀬川帯の白滝層群が分布するとされていた.しかし,両層群の境界域を調査・研究した結果,岩相・地質構造・微化石年代の共通性が認められ,少なくとも本研究地域では白滝層群は北帯の白木層群に統合できる.それは,北帯と黒瀬川帯の境界が従来の見解よりも南に位置することを意味する.日本列島における秩父累帯北帯の基準ユニットである上吉田ユニット・住居附ユニット・遊子川ユニットの岩相と陸源性砕屑岩年代を整理・比較した結果,白木層群は上吉田ユニットに対比できる蓋然性が高い.
著者
佐藤 雄大 鹿野 和彦 小笠原 憲四郎 大口 健志 小林 紀彦
出版者
一般社団法人 日本地質学会
雑誌
地質学雑誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.115, no.1, pp.31-46, 2009-01-15 (Released:2009-06-05)
参考文献数
51
被引用文献数
4 3

本研究は,秋田県男鹿半島西南部に分布する中新統台島層について調査し,その岩相と層序を明らかにした.台島層はデイサイト火砕岩,玄武岩質安山岩溶岩および同質火砕岩,淡水成堆積岩から構成され,下位より双六沢礫岩,双六沢デイサイト,双六玄武岩,館山崎デイサイト,椿砂礫岩の5部層に区分される.台島層を構成する火山岩の岩相と層序,これまで報告されてきた放射年代は,男鹿半島西部の内陸に分布する野村川層と同じであり,また,共に門前層を不整合に覆い,西黒沢層に覆われることから台島層と野村川層は対比可能である.台島層および野村川層火山岩は,それらの放射年代に基づけば,約21 Maに噴出・定置した可能性が高い.それらはバイモーダル組成で量も多く,いずれも古地磁気偏角は現在とは異なる北西を指す.したがって,台島層・野村川層火山岩の噴火は,日本海の急速な開裂の始まりを示す可能性が高い.
著者
大口 健志 鹿野 和彦 小林 紀彦 佐藤 雄大 小笠原 憲四郎
出版者
一般社団法人 日本地質学会
雑誌
地質学雑誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.114, no.Supplement, pp.S17-S32, 2008-09-18 (Released:2011-12-22)
参考文献数
53
被引用文献数
3 1

最近数年間,とくに火山岩が厚く累重している赤島層や門前層,台島層を対象に,火山岩の噴出・累重様式や噴出環境を調べ,個々の火山岩相を識別し,火山岩相相互の関係を明らかにして,その岩相層序を組み立て直す作業に取り組んできた.この巡検ではその成果の一端として,台島層を構成するカルデラ充てん堆積物,始新世~漸新世のマグマ水蒸気爆発噴出物,水際に定置した後期始新世の火山噴出物,前期始新世の火砕流堆積物と火山角礫岩など,始新世~前期中新世のリフティングに伴う火山活動で形成された様々な火山岩相を紹介する.また,火山岩相解析が火山岩を主体とする地層の火山学的側面を明らかにする上で効果的であることを示す実例の一つとして,戸賀火山の噴出物と構造を紹介する.
著者
大橋 聖和 小林 健太 間嶋 寛紀
出版者
一般社団法人 日本地質学会
雑誌
地質学雑誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.114, no.8, pp.426-431, 2008-08-15 (Released:2009-03-25)
参考文献数
8
被引用文献数
3 1

To make thin sections or polished slubs of the brittle fault rocks like fault gouge and fault breccia without volume loss, is pretty difficult because of its fragility and softness. In general, the reinforcement by resin is performed in such specimens, but it's not so effective for the brittle fault rocks that contain swelling clay minerals. Additionally, detailed and through instructions about how to make thin sections of these rocks have not been published. Therefore, we introduce the grinding method which does not use the water for brittle fault rocks and altered rocks containing swelling clay minerals. With this method, we can make the thin sections, polished slubs, even sections specially prepared for SEM, TEM, EPMA analyses of noncohesive fault rocks containing swelling clay minerals without volume loss.
著者
吉田 晶樹
出版者
一般社団法人 日本地質学会
雑誌
地質学雑誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.121, no.12, pp.429-445, 2015
被引用文献数
2

プレートテクトニクス理論確立後の1970年代半ばに,プレートに働くさまざまな力が分類され,それらの大きさについて定量的な議論が行われるようになった.この研究はプレート運動を球面上の剛体的な回転運動として扱うことで可能であり,地表のテクトニックな情報のみを用いた理論解析の結果,スラブ引っ張り力がプレート運動の主要な原動力の候補とされてきた.しかし実際のプレートは有限の粘性率を持つので,完全な剛体運動をするのではなく,内部変形をしながら運動しているはずである.最近のマントル対流の数値シミュレーション結果や大規模地下構造探査による地震学的証拠から,プレート直下のマントルの流れが生み出すマントル曳力もプレート運動や大陸移動の主要な原動力となり得ることが明らかになってきた.その場合,プレート運動や大陸移動の原動力として,スラブ引っ張り力とマントル曳力のどちらが大きいのかという新たな難題が生まれる.
著者
松川 正樹 福井 真木子 小河 佑太力 田子 豪 小荒井 千人 林 慶一
出版者
一般社団法人 日本地質学会
雑誌
地質学雑誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.120, no.6, pp.201-217, 2014-06-15 (Released:2014-11-12)
参考文献数
34
被引用文献数
2 4

岐阜-富山県県境に分布する神通層群は,9つの岩相に区分され,それらの複数の組み合わせから,岩相群として5つにまとめられ,さらにそれらの特徴や分布に基づき堆積環境が考察された.庵谷峠層は堆積盆地の周縁部に発達した扇状地の,猪谷層は河川流路と氾濫原の,白岩川層は氾濫原の堆積物と解釈される.神通層群の上方細粒化と周辺から中央への側方細粒化は堆積盆地の沈降速度の増加に基づくものと推定される.神通層群各層の分布様式から堆積盆地の中心は南の有峰地区から北の常願寺川地区に移動したことが示される.これは,オーテリビアン期のアジア大陸の東縁におけるジュラ紀~初期白亜紀の付加体の並列配置と関連した可能性がある.
著者
三浦 大助 幡谷 竜太 宮腰 勝義 井上 大榮 小俣 雅志 佐々木 俊法 川崎 泰照 佐藤 賢 宮脇 明子 田中 竹延 宮脇 理一郎
出版者
一般社団法人 日本地質学会
雑誌
地質学雑誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.110, no.5, pp.255-270, 2004 (Released:2005-01-07)
参考文献数
49
被引用文献数
3 2

糸—静線活断層系南部の白州断層の活動履歴を再検討した. 白州断層南部には, 北西—南東方向に連続する2列の断層崖 (東・西断層崖) が分布し, 西側の断層上のトレンチ調査結果から2回の古地震イベントが明らかとなった. これらは1695~2720 cal y BPおよび7325~8360 cal y BPの間と考えられ, 後者は東側の断層上の最新地震イベント発生時期と近い. トレンチ調査による西側断層の活動間隔は約5000年, 鉛直の平均変位速度は0.4-0.6(-0.7) mm/yrである. 白州断層全体の鉛直の平均変位速度はイベント間で0.4-0.8 mm/yr, 周辺の変形を含めると1.0-1.8 mm/yrとなり, 少なくとも1.0 mm/yrのネットスリップ速度を持つ可能性が高い. トレンチの断層産状は横ずれ成分を含む斜めすべりを示すフラワー状構造であり, 従来の見解である西傾斜の衝上断層と区別できる.
著者
斎藤 眞 川畑 大作 佐藤 大介 土志田 正二 新井場 公徳
出版者
一般社団法人 日本地質学会
雑誌
地質学雑誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.122, no.2, pp.86-87, 2016-02-15 (Released:2016-06-17)

121巻9月号掲載の斎藤ほか論文(p.339-346)のFig. 2aの中で,露頭および試料採取位置の地点番号が欠如していました.次頁に正しい図を掲載し,訂正いたします.(著者一同・編集委員会)
著者
石原 与四郎 髙清水 康博 松本 弾 宮田 雄一郎
出版者
一般社団法人 日本地質学会
雑誌
地質学雑誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.120, no.Supplement, pp.S41-S62, 2014-08-31 (Released:2014-12-26)
参考文献数
40
被引用文献数
2 2

宮崎県の日南海岸沿いには,古第三系~新第三系の深海相がよく露出する.このうち日南市の猪崎には,古第三系日南層群がオリストリスとして見られる.その内部はチャネル・レビーシステムのタービダイトサクセッションから構成されるが,ソールマークや生痕化石が顕著に観察できるとともに,様々な液状化・流動化構造がよく発達していることで知られている.日南層群を不整合で覆う宮崎層群は,前孤海盆充填堆積物であり,粗粒な“宮崎相”と砂岩泥岩互層からなる“青島相”からなる.“宮崎相”は河川~浅海および,狭い陸棚をもつ斜面上に形成されたファンデルタシステムで,相対的海水準の変動と対応した堆積相の分布を示す.これらには石灰岩や波浪を特徴付ける堆積相,さらに重力流堆積物が顕著である.一方,“青島相”は海岸沿いによく露出し,全体的に単調な砂岩・泥岩互層からなる“タービダイト”サクセッションをなす.これらの“タービダイト”は,通常とは異なる堆積構造をもち,その重なりは通常のタービダイトサクセッションとは違う層厚分布を示す.そして一部には津波堆積物と考えられる厚層理砂岩層も挟在する.●本巡検では,主に日南海岸沿いに分布するこれらの深海相・タービダイトサクセッションをめぐり,様々な重力流堆積物やそれらが構成する地層を見学する.
著者
柵山 雅則
出版者
一般社団法人 日本地質学会
雑誌
地質学雑誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.86, no.4, pp.265-274, 1980-04-15 (Released:2008-04-11)
参考文献数
17
被引用文献数
4 4
著者
田村 糸子 山崎 晴雄
出版者
一般社団法人 日本地質学会
雑誌
地質学雑誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.110, no.7, pp.417-436, 2004 (Released:2005-01-07)
参考文献数
78
被引用文献数
18 26

金沢から富山にかけて分布する鮮新—更新統, 北陸層群に挟在するテフラ層序を明らかにし, 30層のテフラ層を記載した. 本地域に分布する釣部1, 砂子谷1, 砂子谷2, 寺町, OL2a, MT2・Chk, O1, O2, O3, ptの各テフラ層は, その記載岩石学的特性から, Ya-4, 坂井・Ya-5, 小鈴谷 (4 Ma), 大田-ZnP (3.7 Ma), T2, 谷口 (2.2-2.3 Ma), 坂東2 (2.1 Ma), 恵比須峠-福田 (1.75 Ma), 大峰-SK110 (1.65 Ma), 上宝 (0.6 Ma) の各テフラ層に対比される. この対比から大桑層中部が鮮新—更新世境界層準であり, 大桑層の下限は2.3 Maより古くなることが明らかとなった. そして高窪層上部の堆積年代は3 Ma頃で, 従来考えられていた長時間に及ぶ無堆積状態は存在しないことが示された. また富山平野東部の呉羽山礫層の堆積年代から, 飛騨山地は, 後期鮮新世には隆起を開始していたことが明らかとなった.
著者
高島 勲 越谷 信
出版者
一般社団法人 日本地質学会
雑誌
地質学雑誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.114, no.Supplement, pp.S97-S109, 2008-09-18 (Released:2011-12-22)
参考文献数
19
被引用文献数
1 2

国産再生可能自然エネルギーとして重要な地熱の日本有数の賦存地域である小安(おやす)・秋の宮地域の地質,温泉・地熱現象及び発電所,温泉熱利用施設を見学する.本地域には活火山はないが,20-30万年前に活動した高松岳や木地山(きじやま)火砕流等の残存マグマを熱源として多くの温泉・噴気地域がある.地表地質は中新世~鮮新世の虎毛山層,三途川層と第四紀の火山岩,火砕流堆積物から成るが,地熱調査井ではより古期の地層も確認されている.地熱地質調査では,熱源火山,変質,断裂系が重要であり,それらについての露頭及びデータの紹介を行う.また,調査の最終段階では調査井の掘削が行われるので,口元施設及びデータを解説する.温泉・地熱の現場として温泉湧出地点,噴気帯,発電所,熱水利用施設を見学し,地球の恵みを理解してもらう.
著者
河野 芳輝 石渡 明 大村 明雄 古本 宗充 守屋 以智雄 寒川 旭 向山 栄 西村 智博 中居 康洋 粟 真人
出版者
一般社団法人 日本地質学会
雑誌
地質学雑誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.103, no.10, pp.XXXI-XXXII, 1997 (Released:2010-12-14)
参考文献数
4

平成8年度科学技術庁交付金を受けて石川県が行っている森本断層調査事業の一環として, 同断層に沿う金沢市梅田町の梅田B遺跡 (主に弥生時代~古墳時代) でトレンチ調査が行われ, 活断層の露頭が出現した. 森本断層(三崎, 1980)は, 金沢市北方の海岸平野と丘陵を境する地形境界付近に推定されている, 長さ13kmの活断層である(第1図). 丘陵末端部の洪積層は海側へ40°~70°傾く撓曲構造をなしており(第2図), 1799年の寛政金沢地震がこの断層の活動によるとする指摘もある (寒川, 1986)が, 断層露頭は未発見だった. 新しい道路取り付けのため従来から行われていた遺跡の発掘調査で, 弥生時代の遺構面と水路が, 不自然に海側が高くなっているという指摘があり, 断層運動による撓曲の可能性を考えてトレンチ調査を行った. 長さ8m, 深さ6mの北西方向のトレンチの壁面に, 走向N38°E, 傾斜35°NW, 鉛直落差約1.Om の低角衝上断層の露頭が出現した (第3, 4, 5図). この露頭では, 下部の, よく固結した洪積層 (卯辰山層) がほぼ断層と同じ走向で海側へ40°傾斜し, 露頭上部の水平な未固結の沖積層 (厚さ4m程度) がそれを傾斜不整合で覆っている. 断層運動によって, 洪積層は剛体的に破断して断層に沿って変位しているが, 沖積層は流動変形して下部では押し被せ褶曲をなし, 上へ向かって次第に緩やかな撓曲へ移り変わっている. これらの構造は1回の断層運動で生じたもので, 変位の累積性はなく, 水平変位もほとんど見られない. この断層は海側が上昇した逆断層であり, 丘陵を隆起させてきた森本断層本体の運動とは逆センスなので, 主断層の活動に伴った層面すべり断層(吉岡, 1989)と思われる.トレンチの南北両面に見られる沖積層最上部のシルト層(炭質物の14C年代は2740±50YB. P. )はこの撓曲に参加して南東へ傾き, トレンチ北面では更に上位の弥生時代の腐植土層(同前, 2060±70Y. B, P. )もこの撓曲に参加しているように見える(第6図).上述のように, 断層を横切るトレンチ外の弥生時代の溝の遺構は変位しているが, トレンチの東半部に断面が現れているそれより新しい弥生時代の溝の遺構(同前, 1930±60Y. B. P. )は, 断層運動によって形成された擁曲崖の麓に沿って掘られた可能性がある. また, トレンチ西半部に断面が現れている古墳時代の溝の遺構(同前, 1410±50Y. B. P. )には変位が認められないことから, この断層運動(M6. 7以上の地震に相当)は約2000年前(±500年程度の不確実性があり得る)に発生した可能性が高い. 沖積層基底の炭質物の14年代は4430±60Y.B.P. なので, この断層はそれから現在までの間に1回だけ動いたことになる.周辺地域での従来の地質踏査, ボーリング調査および弾性波探査によると, 卯辰山層基底の高度は森本断層の両側で600mほど食い違っている. この変位が最近80万年間で起きたと仮定すると, 森本断層の平均変位速度はおよそ0.75m/1000年となる. 上述のように, 今回発見されたのは副次的な層面すべり断層と考えられ, 主断層のずれの量はもっと大きかった可能性が高い. 主断層が1mを越す変位を生じたとすると, 森本断層だけではなく, 南方延長の野町断層や富樫断層なども同時に動いた可能性があり, 今後の研究課題である.森本断層は, これまで確実度II(推定), 活動度B(0.1-1m/1000年)とされていた(活断層研究会, 1991)が, 今回の発見によって活断層であることが確実になり, 約2000年前にかなりの規模の地震を起こしたことがはっきりした. また, 今回発見された露頭は, 堆積物の固結の程度によって変形の様子が全く異なることを如実に示しており, 平坦な沖積平野の地下数mにも, このような活断層が隠れていることを証明した点で意義深い.
著者
乾 睦子 北原 翔
出版者
一般社団法人 日本地質学会
雑誌
地質学雑誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.115, no.3, pp.146, 2009-03-15 (Released:2013-11-27)

訂正地質学雑誌115巻1月号掲載の口絵(乾 睦子・北原翔,2009,日本の建築用大理石石材と産地の現状.地質雑,115,Ⅰ-Ⅱ.)において,石材産地の記述に誤りがありましたので,下記のとおり訂正いたします.著者一同第2図.キャプション2行目.誤)岩手県大槌町正)岩手県遠野市(宮守町)
著者
徳田 御稔
出版者
日本地質学会
雑誌
地質學雜誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.59, no.694, pp.283-286, 1953-07-25
著者
矢部 長克
出版者
一般社団法人 日本地質学会
雑誌
地質学雑誌 (ISSN:00167630)
巻号頁・発行日
vol.32, no.381, pp.201-209, 1925-06-20 (Released:2008-04-11)
参考文献数
8
被引用文献数
6 4