著者
本間 真
出版者
Meeting of Osaka Dermatological Association
雑誌
皮膚 (ISSN:00181390)
巻号頁・発行日
vol.23, no.4, pp.361-362, 1981 (Released:2010-06-04)
参考文献数
1
著者
松岡 縁 中井 菜美 多田 正憲 西垣 敏紀 尾上 幸子
出版者
Meeting of Osaka Dermatological Association
雑誌
皮膚 (ISSN:00181390)
巻号頁・発行日
vol.42, no.1, pp.58-62, 2000 (Released:2010-08-25)
参考文献数
14

10歳, 男児。3歳よりてんかんがあり平成9年8月からゾニサミド (製品名エクセグラン®) を内服していたが, 発作の出現が続くため徐々に増量されていた。平成10年6月より全身の発汗減少を認め, 熱発も生じたため当院を受診した。初診時ゾニサミド600mg内服中で血中濃度は75. 3 (治療域10-30) μg/ mlであった。ゾニサミド大量投与による発汗減少と考え, 投与を中止したところ, 2日後から発汗を認めた。温熱性発汗を可逆的に抑制しており, その機序としてイオンチャンネルに対する薬理作用を考えた。抗コリン剤以外には同様の発汗障害をきたす薬剤はなく, 特異な副作用として注意を要する
著者
阪本 ゆり 浅井 睦代 杉原 和子 織田 知明 荒金 兆典 川田 暁 手塚 正
出版者
Meeting of Osaka Dermatological Association
雑誌
皮膚 (ISSN:00181390)
巻号頁・発行日
vol.42, no.3, pp.305-309, 2000 (Released:2010-08-25)
参考文献数
9

47歳男性で神経ベーチェット病と考えられた1例を報告した。既往に10年間口腔内アフタと陰部潰瘍を繰り返していた。発熱, 右眼の複視, 口腔内アフタ, 陰部潰瘍を主訴に当科に入院し, 精査を行なった。神経学的には右外転神経麻痺による複視, 髄液検査で細胞数の増加がみられた。脳MRl所見で橋部においてT1強調画像の低信号域, T2強調画像の高信号域, 造影剤の増強効果が認められ, 橋部の炎症所見が示唆された。プレドニン内服によって皮膚症状と神経症状は著明に改善し, またMRI所見も改善が認められた。重篤な後遺症も認めなかった。自験例では脳MRI所見が神経症状の早期診断と治療効果の判定に有用であった。