著者
間瀬 英之 大和田 勇人
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.26, 2012

協調フィルタリングは多くのユーザ嗜好情報からユーザの嗜好に合った情報を予測する方法であるが、情報の欠損が増えると予測の精度が低下してしまう。従来手法では欠損値を含んだままクラスタリングを行っており、ユーザクラスタリングのみを使用する手法が多い。そこで、本研究では欠損値を補間した後にハイブリッド・クラスタリングを用いた新しい手法の提案を行った。結果として、提案手法は高い精度の予測を行うことができた。
著者
西川 麻樹 原 正彦
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.23, 2009

マルチエージェントシステムとは要素内情報の分布が揺らぐ局所的相互作用システムである。 本報告ではこの揺らぎを極端に拡大し「揺らぎを測る基準」すら揺らぐような状況から基準や秩序が自己組織化する過程を研究した。 結果として脳と身体の関係のようなソフトな中央集権化体制や貨幣的な物々交換の尺度となるものが出現する。このようなシステムでの中央集権化と非効率性のトレードオフなどについて報告する。
著者
武田 英明 南 佳孝 加藤 文彦 大向 一輝 新井 紀子 神保 宇嗣 伊藤 元己 小林 悟志 川本 祥子
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.26, 2012

本発表では筆者らが現在進めている生物種に関連するデータをLinked OpenData化する試みについて紹介する。生物種の情報は生物多様性問題や環境問題において重要であるが、様々な分野に関わるため、相互にうまくリンクする仕組みが必要である。このためにはLinked OpenDataの方法が有効と考えて現在基盤システムを構築している。この構築にあっての課題や現状について説明を行う。