著者
森田 圭輔
出版者
日本教育情報学会
雑誌
年会論文集
巻号頁・発行日
no.19, pp.228-229, 2003-08-09

いままで、プログラミングは専門家のものだと思われていたが、教科「情報」の発足で、いよいよ万人のためのプログラミングが求められると思われる。そのための最適な言語の一つとして、Rubyの利用可能性について考察する。また、情報専科の教員の日常のツールとしても十分有効であることもあわせて述べる。
著者
加藤 直樹 村瀬 康一郎 松原 正也 興戸 律子 日比 光治 山崎 宣次
出版者
日本教育情報学会
雑誌
年会論文集
巻号頁・発行日
no.27, pp.332-333, 2011

岐阜大学の教育清報データベースSIS-TEMにおける教育情報資産を継承するとともにコンテンツ共有を可能とするシステムを「実践の智DB」として開発している。本研究では,このコンテンツ共有機能を具現化するためのスマートフォルダについて検討し,コンテンツの登録に加えて,相互参照のための検索条件を設定したフォルダ機能,相互のコメント等の登録と検索への反映などに関する機能について報告する。
著者
坂井 知志
出版者
日本教育情報学会
雑誌
年会論文集
巻号頁・発行日
vol.25, pp.66-69, 2009-08

第二次世界大戦に関する戦跡資料は、現在の著作権法や肖像権、個人情報と無関係に教育資料として活用することはできない。戦争の実態を後世に伝えるための一つの方法としてのデジタル・アーカイブの有効性及び教育資料としての活用を考察し、それを阻むものとして捉えがちである制度的な問題との関係を整理したうえで、適切な著作権処理について検討する。また、著作権に関する判例が少ない現状を踏まえて、学会独自のガイドラインの必要性について解説したい。
著者
加治工 尚子
出版者
日本教育情報学会
雑誌
年会論文集
巻号頁・発行日
vol.29, pp.150-153, 2013-11

岐阜女子大学では、これまで口述記録について様々な実践を含めた研究が継続されてきた。詳細は過去の年会誌に譲るが、それらの多くは戦争体験や文化情報の記録あるいは教材化についての一次情報としての考察が重ねられている。本稿では、それらの実践や論考を踏まえ、文化の継承における二次情報としての口述記録の活用について、鳩間島のデジタルアーカイブ化を通して試みていることを報告する。
著者
竹内 俊彦 加藤 由樹 加藤 尚吾
出版者
日本教育情報学会
雑誌
年会論文集
巻号頁・発行日
no.24, pp.250-251, 2008
被引用文献数
1

マンガによるストーリー提示が成績を有意に高めたという報告や、ストーリー・マンガをeラーニングコースに用いて効果を挙げたという報告がある。そこで研究代表者は過去にPower Pointによる人体描画ソフトを開発した。Power Point上の四角を右クリックして画面から選択するだけで、横向きの人体図形を描くものである。しかし現在は中肉中背の成人11名のキャラクターしかないため、物語教材を作成するソフトとしては不満がある。そこでユーザへのインタビューによってキャラクターの希望を聞き、子供や老人など、さまざまなキャラクター10名を追加した。また追加したキャラクターを用いて物語教材を作成した。
著者
佐々木 棟明
出版者
日本教育情報学会
雑誌
年会論文集
巻号頁・発行日
vol.7, no.2, pp.123-130, 1991

コンピュータを認知テクノロジーの一つとして,中学校数学の図形指導に効果的に利用することを考え,本校の生徒を被験者として実験することにより,その有効性を検討した。その結果,紙と鉛筆による従来の学習には,今日のコンピュータでは実現できないすぐれた機能があることがわかった。その一つは「問題に探りをいれる」ことである。それは,コンピュータは発見に直接寄与するよりも,仮設の検証に有効であることを意味している。人間とコンピュータの限界とすぐれた機能を認識し,紙と鉛筆という強力なこれまでの認知テクノロジーと新しい認知テクノロジー,コンピュータとがそれぞれ補完し合うように学習に利用することが,数学教育へのコンピュータの有効な活用方法になると考えられる。
著者
沖 裕貴 林 徳治
出版者
日本教育情報学会
雑誌
年会論文集
巻号頁・発行日
no.14, pp.62-65, 1998-08-03

昨今、小学生を中心に、「たまごっち」などの動物飼育ゲームが大流行している。動物飼育に関して、ゲームの中での仮想体験と小学生の意識には、どのような関連性があるのかを、質問紙法によって調査した。その結果、6年生でさえ、約2割の児童が、ゲームの中の動物を「生きている」と認識していることが判明した。また、ゲームの仮想体験に対する意識と、動物の飼育経験やゲームに対する興味・関心との間に、一定の関連性があることも浮かび上がった。しかし、ゲームに対する興味・関心は、実際の動物飼育に対する興味付けにも役立ち、実体験への橋渡しになる可能性も示唆している。
著者
小谷野 錦子
出版者
日本教育情報学会
雑誌
年会論文集
巻号頁・発行日
no.6, pp.125-126, 1990

最近,OA化が進むと同時に,一般事務職の仕事は電子メディア上の情報を利用する機会が増え,忙しくかつ難しくなった。これからは,特に情報処理専門でない者も,個人で,あるいは,会社で蓄積されている電子メディア上のデータや情報を利用できなければならない。今後,情報活用に必要な知識と技能とは具体的には,ワープロ,データの加工と管理,通信,データベースと情報検索等が中心であることを述べる。
著者
鳥羽 純
出版者
日本教育情報学会
雑誌
年会論文集
巻号頁・発行日
no.20, pp.128-131, 2004-08-10

小学校のパソコン導入は、決められたPCルームに20台(児童2人で1台の利用)という形態からはじまったが、今後は各教室に1〜2台+プロジェクターという構成の導入が望まれる。教室に一台のパソコンは、今まで通り情報検索やE. mailなどの利用も考えられが、従来黒板やOHPを利用して行ってきた授業を支援する可能性も多くある。教師が授業で利用できるWeb上の教材ソフトについて、作成したものをいくつか紹介し、可能性について報告したい。具体的には、FLASHおよびそのスクリプト活用によって作成した教材ソフトを中心になる。
著者
伊藤 明彦
出版者
日本教育情報学会
雑誌
年会論文集
巻号頁・発行日
no.9, pp.52-55, 1993

表現の道具としてのコンピュータ利用は,教育の分野にも多様な試みと発展が期待されている.情報機器を用いた表現教育において表現することと技術の関係を捉えながら,その教育展開における問題点を検証する.
著者
藤 眞裕 山崎 実 本郷 健 松崎 寛幸 山下 成明
出版者
日本教育情報学会
雑誌
年会論文集
巻号頁・発行日
no.12, pp.144-145, 1996

平成7年度の埼玉県教育用ソフトウエア開発事業として、埼玉県教育委員会はNHKソフトウエア、内田洋行と共同で地震災害と防災を中心とした安全教育用ソフトを開発した。これは「ひょっこりひょうたん島」のキャラクターを使った災害シミュレーションゲームと、NHKの映像資料を利用した映像データベースの2部構成となっている。