著者
遠山 紗矢香
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.62, no.8, pp.394-398, 2021-07-15

本稿では,2021年3月20日に実施された第3回中高生情報学研究コンテスト(オンライン開催)の審査の様子について,同コンテストへ初めて審査員としてかかわった立場から,コンテストの意義と審査の様子について報告を行った.コンテストには前回を超える88件の応募があった.結果として,独創的な研究や,情報学の観点から問題解決を行った研究が幅広く入賞した.展望として,生徒のみなさんが情報学に関する問題を見つけ,それを解決するために必要な知識や技術を,学年や教科といった枠組みにこだわることなく学ぶきっかけとして,本コンテストの場が有意義に活用される可能性について述べた.
著者
米田 貴
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.62, no.8, pp.399-403, 2021-07-15

第3回中高生情報学研究コンテストにおいて上位入賞をした5チームを紹介する.事前提出されたポスター原稿および400字の説明文に加え,受賞しての感想をあわせ掲載する.
著者
中山 泰一 Yasuichi NAKAYAMA
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.62, no.8, pp.393, 2021-07-15

情報教育に関する2つの取り組みについて述べる.本年(2021年)3月に,中高生に情報学の探究活動をすすめてもらうことを目指し,第3回中高生情報学研究コンテストを開催した.全国から87チームの参加があり,中高生研究賞の最優秀賞1チーム,優秀賞2チームなど,45チームを表彰した.また,大学入学共通テストへの情報の出題について大きな動きがあった.大学入試センターは本年3月24日付で,2025年から情報を出題科目とし1つの試験時間帯として実施することを公表した.これを受けて,本会は3月29日付で「大学入試センターから出された大学入学共通テストの実施方式に対する,当会の賛同表明」を公表した.
著者
EricA.Brewer 翻訳: 安藤進
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.42, no.12, pp.1231-1233, 2001-12-15
著者
EricA.Brewer 翻訳: 安藤進
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.42, no.12, pp.1231-1233, 2001-12-15
被引用文献数
1
著者
戸辺 義人 蔵田 英之
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.51, no.6, pp.692-699, 2010-06-15
参考文献数
1
被引用文献数
2
著者
楠 正憲
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.62, no.8, pp.384-392, 2021-07-15
著者
相原 健郎
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.43, no.5, pp.525-530, 2002-05-15
参考文献数
2

サッカーのワールドカップが2002年5月末から日本と韓国で共同開催される.情報処理技術者にとっても,これだけの世界規模のイベントでのITの活用事例は興味深いものであろう.本稿は,日本の組織委員会(JAWOC: Japan Organising Committee for the 2002 FIFA World Cup Korea/Japan)の情報通信専門委員へのインタビューをもとに,IT活用の概要を解説する.
著者
太田 憲 室伏 広治
出版者
情報処理学会 ; 1960-
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.55, no.11, pp.1228-1234, 2014-10-15

スポーツの研究によって運動スキルの理解が進んでも,そのスキルをヒトに伝達・伝承することは必ずしも容易ではない.この問題に対応するため,まず運動スキルを数理的に解明することが重要であるが,スポーツのような運動の場合,そのスキルは身体や用具のダイナミクスに強く拘束されるため,ダイナミクスベースで運動スキルを記述した.そして,この運動スキルの数理的な理解に基づいた運動スキルの可視化やその伝達方法の開発を行っているが,その数理をスキル獲得の支援に結びつけるフレームワークをサイバネティック・トレーニングと呼んでいる.ここではハンマー投競技向けのスキル獲得支援システムについて紹介する.
著者
松本 隆
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.62, no.8, pp.e21-e25, 2021-07-15

盗まれた個人情報は多様な犯罪者コミュニティに拡散されていく.筆者はデジタル・フォレンジック調査の中で,サイバー犯罪者が攻撃にかけるコストに注目し,盗まれた個人情報を売買するダークマーケットの調査を行った.その結果,氏名/性別/住所/生年月日など4情報が羅列された名簿データではなく,Fullzと呼ばれるような,複数の情報ソースを組み合わせた,より深く「他人になりすます」ための情報により高い値が付く傾向にあることが分かった.また,具体的な悪用のしやすさや,悪用者の安全性に考慮された「商品」が,ダークマーケットにおいてはより評価され,価格に反映されていることが分かった.
著者
山崎 一生 飯島 泰蔵
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.12, no.3, 1971-03-15
著者
中山 泰一
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.62, no.8, pp.393, 2021-07-15

情報教育に関する2つの取り組みについて述べる.本年(2021年)3月に,中高生に情報学の探究活動をすすめてもらうことを目指し,第3回中高生情報学研究コンテストを開催した.全国から87チームの参加があり,中高生研究賞の最優秀賞1チーム,優秀賞2チームなど,45チームを表彰した.また,大学入学共通テストへの情報の出題について大きな動きがあった.大学入試センターは本年3月24日付で,2025年から情報を出題科目とし1つの試験時間帯として実施することを公表した.これを受けて,本会は3月29日付で「大学入試センターから出された大学入学共通テストの実施方式に対する,当会の賛同表明」を公表した.
著者
戸村 哲 三輪 信介 大野 浩之
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.42, no.12, pp.1186-1190, 2001-12-15
参考文献数
17
被引用文献数
4

筆者の大野,戸村は内閣官房情報セキュリティ対策推進室の非常勤職員に併任しており,専門調査チームの一員として勤務している.まず内閣官房情報セキュリティ対策推進室の情報セキュリティ対策への取り組みの経緯と概要を,公開情報に基づいて説明する.続いて筆者らの所属する研究チームにおける,電子政府のための情報セキュリティ対策への取り組みを紹介する
著者
藤田 広志
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.62, no.2, pp.e1-e8, 2021-01-15

『ディープラーニング』(DL)技術の出現により,画像診断の精度が医師を超えるレベルに達する研究事例も多く報告されている.医用画像支援診断(以下,CAD)のためのAI医療機器では,米FDA(食品医薬品局)や本邦の薬機法承認されたものが出現し,商用化が始まっている.本稿では,従来型CADからDL型AI-CADの開発の現状,その多様化・進化,課題,今後の展望などについて,臨床実利面を中心に解説する.
著者
和田 勉
出版者
情報処理学会 ; 1960-
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.61, no.4, pp.393-396, 2020-03-15

スリランカの学校を訪問視察した報告を記す.Vishaka Balika Vidyalaya,Sapugaskandaは小中高一貫の女子校であり,コンピュータ教室での授業を見学した.授業はシンハラ語と英語が併用されている.Saegis Campusは外国の大学の国内校・専門学校・外国語学校を兼ねた学校であり,CS, IT, 経営,ビジネスなどのコースがある.Mahinda Rajapaksa CollegeはSenior Secondary卒業後に入学する学校でありUniversityへはさらにその後に入学する.韓国の援助で作られたICT教室がありMicrosoft Showcase Schoolに選出されている.
著者
並木 美太郎
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.48, no.6, pp.607-611, 2007-06-15
参考文献数
7

初等中等教育での情報教育において音楽を題材として用いた事例を紹介する.音楽は繰返し構造などプログラミングの基本的な考え方に近く,論理的な思考を養い,適切なプログラミング言語を記述し,計算機上で実行することで,テストやデバッグなどを行える.本稿では,教育用プログラミング言語ワークショップ2007で紹介された各種事例について示し,音楽を用いた情報教育と音楽教育における情報教育について論じる.
著者
加藤 誠巳
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理 (ISSN:04478053)
巻号頁・発行日
vol.39, no.6, pp.552-557, 1998-06-15
参考文献数
20
被引用文献数
4