出版者
日経BP社
雑誌
日経ものづくり (ISSN:13492772)
巻号頁・発行日
no.621, pp.66-68, 2006-06

西宮冷蔵(兵庫県西宮市)社長の水谷洋一氏。雪印食品 *1の牛肉産地偽装を気付いた当初は「告発するつもりなどなかった」という。逆に,得意先の雪印食品をかばおうとしたくらいだ。それが,あることをきっかけに水谷氏の胸の内に私憤が芽生え,義憤そして内部告発へと発展していく。一連の事の起こりは2001年10月31日の水曜日だった。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.533, pp.45-47, 2011-12-12

土木技術者への本誌の調査によって、34歳以下と35歳以上の間の問題意識や考え方の違いが明らかになった。34歳以下の主張には「青臭い」意見もあるが、建設業界の古い体質が若手の行動力を阻んでいる現状も垣間見える。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.533, pp.48-49, 2011-12-12

「若手力」を発揮、継続させるには、周りの環境づくりもカギを握る。岐阜県の内藤建設は10月、社員が主体性を持って仕事に臨めるように組織を改編した。ボトムアップ型の改編プロセスに、若手を生かす体制へのヒントがある。 年間売上高約60億円、社員100人弱の地方建設会社の内藤建設(岐阜県)が、10月の組織改編で、社員一人ひとりに採算を意識させる体制へとかじを切った。
著者
服部 英治
出版者
日経BP社
雑誌
日経ヘルスケア (ISSN:18815707)
巻号頁・発行日
no.259, pp.105-107, 2011-05

D内科診療所では、通所リハビリテーション事業所を併設している。D院長は最近、ある職員から「通所リハビリの送迎担当者が、業務用の携帯電話で勤務中に私用メールなどをしている」との話を聞いた。本人は事実を否定したが、真相は不明。そこで、対策を顧問の社会保険労務士に尋ねた。(編集部)社労士 初夏を迎え、緑がきれいになってきましたね。D院長 そうですね。
出版者
日経BP社
雑誌
日経Internet solutions (ISSN:13476580)
巻号頁・発行日
no.64, pp.94-99, 2002-11

メール・フィルタリング・ソフトを導入する企業が増えてきている。このソフトは,社員が送受信するメールの内容を検査する。不適切な内容のメールを見つけると,システム管理者に通知したり,メールの配信を止めたりできる。機密文書の情報漏えいや,私用メールの抑制などに効果がある。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1393, pp.90-93, 2007-05-28

5月の大型連休の谷間、小雨の降りしきる奥ケ野集落は田植えの真っ最中だった。昼の休憩時間、集落の住民から「オッサン」と親しみを込めて呼ばれる糸賀盛人(59歳)を作業小屋に訪ねた。 田植えの時期と言っても、山陰地方の山間部はまだ肌寒い。糸賀は、缶ビールを片手に、巧みにストーブに薪をくべていく。浅黒く焼けた顔をこちらに向けると、「なあ、あんた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コミュニケーション (ISSN:09107215)
巻号頁・発行日
no.573, pp.47-49, 2011-10-01

一般の市場を見ると、Twitter、Facebookなどソーシャルメディアの勢いは増すばかりである。昨年と同様に社内のSNS利用を聞いたところ、半数弱の企業が社内からの利用を禁止しており、依然として扱いに戸惑っている様子が見て取れる(図28)。SNSのデメリットの理由は、昨年と同様に「情報漏えいの恐れがある」がトップで懸念も大きい(図29)。
著者
濱岸 五郎
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.1028, pp.96-103, 2010-04-19

3次元表示できるディスプレイには,メガネを使うタイプと,メガネを使わない(裸眼式)タイプがある。最近話題を集める3次元表示対応の薄型テレビはメガネ式だが,裸眼式も携帯電話機やデジタル・カメラなどで採用例がある。裸眼式には,立体的に物体が見える位置が限られる,3次元表示時に画質が劣化するといった課題が指摘されてきたが,その課題の解決に向けて研究開発は進んでいる。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.1839, pp.76-78, 2016-05-02

腕時計、メガネ、衣服、指輪…。身に着けたままデータを収集したり操作したりできる情報機器「ウエアラブル端末」が今、続々と登場している。その一方で、スマートフォン(スマホ)のように地域や世代を超えて普及するかどうかは疑問視されている。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ネットビジネス (ISSN:13450328)
巻号頁・発行日
no.55, pp.148-152, 2000-02

あるインターネット・プロバイダのショッピング・モール運営の仕事を手がけている。仕事がら、コンピュータやECについて非常に詳しい。小林さんたちの電子商店「KUJIRA産地直送品」も無事に2000年を迎えました。地道なリピーター戦略などこれまでの努力が実を結び、1999年の年末商戦で12月の月商が300万円と成果を残すことができました。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ものづくり (ISSN:13492772)
巻号頁・発行日
no.663, pp.128-130, 2009-12

消火器の事故が相次いでいる。2009年9月15日,大阪市の駐車場で,破裂した消火器が小学4年生の男児を直撃し,一時意識不明の重体に陥った(図1)。翌16日には,福岡県行橋市で民家の納屋に置いてあった消火器が破裂し,男性が軽傷を負った。総務省消防庁によると,1999年以降,この種の消火器の事故は上述のケースを含めて12件発生し,2人が死亡した。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.880, pp.40-48, 1997-03-03

出遅れた市場でも,大逆転のチャンスは十分ある。じっくりブランドを育てる辛抱強さや,商品投入のタイミングをはずさないスピード開発。危機感をバネにした後発企業の成功例から,商品作りの極意が見えてくる。雪印乳業乳飲料毎日骨太足掛け3年,焦らず育てた強力ブランド乱売合戦に巻き込まれない強いブランドへのこだわりが,10年の出遅れを埋めた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経MAC (ISSN:09188894)
巻号頁・発行日
vol.8, no.3, pp.10-13, 2000-03

iBookやiMacなどに内蔵して使える低価格の無線LANシステム「AirPort」注)は,米国ではすでに発売済み。米国版を実際に使用した結果,線がないのは確かに便利で,しかも通信速度も期待以上。日本で「AirMac」が発売されたあかつきには,ケーブル接続が面倒と感じているiBookユーザーなら"買い"の製品だ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ニューメディア (ISSN:02885026)
巻号頁・発行日
no.1439, pp.10-11, 2014-10-27

民放連会長が2014年9月18日の定例会見で、在京キー5局の取り組みとして、CM付き無料見逃し配信サービスを共同で検討することに合意したと発表した。「来年度中くらいには実験レベルのことができればと」と述べた。筆者の第一印象としては、自分の耳を疑うとい…
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.455, pp.132-133, 1998-10-26

「ソフトウェア自体については(中略)製造物責任の対象としていない」(経済企画庁編の「逐条解説 製造物責任法」=商事法務研究会発行=から引用)。このため,情報システムとPL(製造物責任)法は一般には関係が薄いものと考えられてきた。しかし,ついに情報システムのPLを問う国内初の訴訟が起こされた。 原告は青森県の食品メーカー,ヤマモト食品(青森県青森市)。
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンピュ-タ (ISSN:02854619)
巻号頁・発行日
no.744, pp.84-86, 2009-11-25

地方競馬の馬券投票システムの開発・運用・保守を受託するソフトバンク系列のオッズ・パークは10月中に2度のシステム障害を起こし、完全復旧までに19日を費やした。この間、パソコンや携帯電話を通じた馬券購入が断続的にできなくなるなど、サービスの根幹にかかわるトラブルに発展した。 本誌の取材によれば、2度の障害の原因はこうだ。
出版者
日経BP社
雑誌
日経network (ISSN:1345482X)
巻号頁・発行日
no.15, pp.60-65, 2001-07

FTTHエフティーティエイチ(Fiber to the Home)サービスがいよいよ始まった(表1-1)。 2001年3月1日,有線ブロードネットワークスは東京都渋谷区と世田谷区の一部で,FTTHサービス「Broad-Gate01」の提供を正式にスタートした。4月になると,ソフトバンク系のベンチャー企業であるアイ・ピー・レボルーションも集合住宅在住者向けのFTTHサービスを始めた。
出版者
日経BP社
雑誌
日経トップリーダー
巻号頁・発行日
no.350, pp.22-25, 2013-11

最初から、立派な叱り方ができる人などいないだろう。叱れば叱るほど、社員が離れる。そんな挫折の先に気付きがある。経営者3人の叱り方、そこに至った心の葛藤を取材した。
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.847, pp.110-123, 1996-07-01

自社の強味を知り,それを徹底的に伸ばす。就任以来,社業を大きく伸ばした「成績上位」社長の手法は様々だが,かたくななまでに得意分野にこだわる姿勢には共通点がある。たとえ小さくても,得意とする市場でトップを狙うことが急成長の決め手。(磯山友幸,田中太郎)半導体景気の波つかむ「トップを狙えない事業はやらない」−−。
出版者
日経BP社
雑誌
日経情報ストラテジ- (ISSN:09175342)
巻号頁・発行日
vol.15, no.7, pp.48-50, 2006-08

マネジメントの仕組み作りだけで、失敗を生かす組織を作り上げて維持することはできるのだろうか。答えはノーだ。 例えば、三洋化成工業のチャレンジ契約制度をまねしてみても、もし経営トップがうっかり「失敗報告はもう聞きたくない」という表情を見せてしまえば、やはり失敗する確率のある挑戦はしないほうが無難だと社員は考えてしまう。