著者
石井 正己 大道 明 合田 浩二 曽根 睦子 高橋 宏和 濱本 悟志 丸浜 昭
出版者
筑波大学
雑誌
研究報告 (ISSN:10091860)
巻号頁・発行日
vol.30, pp.181-217, 1991

本校では、ここ3~4年生徒の問題行動が以前に比べて増加してきた。その多くは成長過程における一過性のもので、それほど根が深いとは思われないが、懸念されるのは、暴力行為と累犯の増加とである。従来、問題行動に対する対処の方法として、自宅謹慎等の「処罰」と担任(団)を中心とする生活指導を行ってきた。 ...

1 0 0 0 IR 『筑駒』考

著者
井上 正允
出版者
筑波大学
雑誌
研究報告 (ISSN:10091860)
巻号頁・発行日
vol.30, pp.3-25, 1991

最初から唐突で恐縮だが、次の小学生の作文からこの稿をおこしたい。 「受験勉強とぼく」 小6 T君 三年生の三学期、僕は母に連れられて『中野進学教室』という塾の入学試験を受けに行きました。先生方の眼を見たときは、スパルタ教育でもされそうな気がしてなりませんでした。 ...
著者
小川 園子
出版者
筑波大学
巻号頁・発行日
2005 (Released:2005-04-01)

本研究では、攻撃行動の表出と、個体の不安情動性や社会的刺激に対する反応性のレベルとの関係、さらにストレス負荷による変容について、攻撃、不安情動性、社会認知、ストレス反応の制御への関与が示唆されている、エストロゲンレセプターベータ(ER-β)が果たす役割に焦点をあてて解析した。(1)エストロゲンによる不安関連行動の制御におけるER-βの役割を同定するために、性腺除去後に慢性的なエストロゲン処置を施された雄マウスの不安関連行動を明暗箱往来テストにより測定したところ、野生型(WT)マウスでは、エストロゲン処置により不安レベルの低減が見られたが、ER-βの遺伝子欠損マウス(βERKO)では、エストロゲンは全く効果がなかった。また、攻撃行動、情動行動への関与が指摘されているセロトニン関連遺伝子であるセロトニントランスポーター(SERT)のmRNAレベルを、ER-βが高濃度で存在する中脳背側縫線核で測定したところ、WTマウスではエストロゲン依存的なSERTの増加が見られたが、βERKOマウスでは全く変化がなかった。(2)雄マウスの攻撃行動は、生後5-6週間目の思春期到来の前後に発現し始め、その後性成熟とともに成体レベルの達することが知られている。我々は以前、βERKO雄マウスにおいて思春期前後の攻撃行動の増大すなわち攻撃性を抑制する脳内機構の異常を示唆する結果を報告した。本実験では、この様な攻撃性の異常を示すβERKOマウスにおいて、新生仔期での母親からの分離ストレスが、思春期での攻撃性のレベルや社会的探索行動テスト場面での不安行動に及ぼす影響について検討した。母親からの分離ストレスが負荷された雄マウスでは、5週令での攻撃行動の発現が遺伝子型を問わず減少していたが、βERKOマウスにおいて特に顕著な減少が見られた。従って、ストレス応答システムの発達にER-βが関与していることが示唆された。
著者
田中 佐代子 小林 麻己人 三輪 佳宏
出版者
筑波大学
巻号頁・発行日
2013-04-01 (Released:2014-07-25)

平成25:前年度、研究代表者が作成した「科学者のためのビジュアルデザインハンドブック」を配付した研究者を対象に、それに関するアンケート調査を行った。その結果、364件の有効回答を得た。次に回答結果を分析し、ハンドブックの有用性と問題点に関して学術的に検証した。検証結果は論文「『科学者のためのビジュアルデザインハンドブック』の有用性と問題点」としてまとめた(筑波大学芸術研究報、2014)。平成26:本研究課題である研究者(科学者)によるビジュアル資料作成のための指針を構築するため、参考資料を調査し内容や解説方法を確認した。またPowerPointにおけるデフォルトの問題点を要素別に確認した。次に「図形と描画」「グラフ・表・チャート」「配色」「フォントと文字組」「画面の構成方法」といった指針構築に関わるビジュアルデザイン要素について、主に文献資料によって確認するとともに、これまでの研究成果である自身の論文の内容を再検討し指針案を作成した。また指針案の実際的効果を検証するため、研究者・大学院生に指針案を提示し、彼らによるビジュアル資料の改善前・改善後の違いを分析した。さらに関連する招待講演を14件行い、これまでの成果を発表すると共に、来場した研究者らと意見交換を行った。平成27:関連する招待講演を16件行い、これまでの成果を発表すると共に、来場した研究者らと意見交換を行った。またブリスベンで開催された国際デザイン学会であるIASDR2015に参加し、情報交換を行った。また研究代表者と研究分担者が主催する、日本サイエンスビジュアリゼーション研究会のWEB サイトからも情報発信した。
著者
清水 寛一
出版者
筑波大学
雑誌
筑波フォーラム (ISSN:03851850)
巻号頁・発行日
vol.4, pp.30-37, 1978-03
著者
巨瀬 勝美
出版者
筑波大学
雑誌
筑波フォーラム (ISSN:03851850)
巻号頁・発行日
no.71, pp.152-156, 2005-11

大学生の就職は、社会を写す鏡とも言えるものです。すなわち、古くは、昭和初期の不況において、「大学は出たけれど」という言葉が流行って映画にもなり(1929年、小津安二郎)、最近では、女子学生の就職に関して、「就職氷河期」などという言葉も流行りました。 ...
著者
兒島 峰
出版者
筑波大学
巻号頁・発行日
2011

筑波大学博士 (学術) 学位論文・平成23年11月30日授与 (乙第2566号)
著者
今泉 容子
出版者
筑波大学
雑誌
文藝言語研究. 文藝篇 (ISSN:03877523)
巻号頁・発行日
vol.40, pp.120-76, 2001

ビデオデッキを買うとき、CMカットという機能がついたものを選ぶようにしている。テレビ番組の途中で強引に割りこんでくるコマーシャルは、あまり気分のいいものではないから、せめてビデオ録画するものからは閉め出してしまおう ...
著者
嵯峨 寿
出版者
筑波大学
雑誌
筑波フォーラム (ISSN:03851850)
巻号頁・発行日
no.69, pp.106-109, 2005-03

正月、今年もまた箱根駅伝に見入った。順大の今井君が5区の山登りで颯爽と11人を抜き去り、区間新記録をたたき出した。最後まで気力みなぎるその走りに、興奮した。 早大生時代、花の2区を走った篠田正浩さん(映画監督)は駅伝をみる楽しみを次のように解釈しておられる。 ...
著者
齊藤 泰嘉
出版者
筑波大学
雑誌
筑波フォーラム (ISSN:03851850)
巻号頁・発行日
vol.60, pp.32-34, 2001-11

「こらっ!それが上司に物を渡すときの態度か!」 いきなりの雷にドッキリ、びっくり。1977年4月。春とは名のみの北海道は札幌でのこと。 北海道立近代美術館建設準備室の看板のかかるプレハブ庁舎に叱声が響く。 時間が止まり、職場に沈黙が・・・。 叱ったのは、倉田公裕準備室長 ...
著者
時岡 新
出版者
筑波大学
雑誌
筑波フォーラム (ISSN:03851850)
巻号頁・発行日
no.63, 2003-11

映画『アポロ13』がたくみに描くチーム・ワークの妙を思いだした。設備や空間の制約、かぎられた時間のなかで、彼らには何ができるのか。くわだてのすべてを支えたのは、人と人との関係、信頼と協同である。井上氏はISSにおける長期滞在型の …
著者
山下 浩
出版者
筑波大学
雑誌
言語文化論集 (ISSN:03867765)
巻号頁・発行日
vol.39, pp.151-188, 1994
著者
木村 勝彦
出版者
筑波大学
雑誌
哲学・思想論集 (ISSN:02867648)
巻号頁・発行日
vol.24, pp.31-52, 1998

一 カントは宗教について、あるいは宗教的な事柄について実に多くのことを語っている。そして、宗教をめぐるカントの言説は、批判哲学の確立と決して無関係なものではなく、批判哲学そのものの目指すところと深く関わり、むしろそれを一貫して導き続けているのである。 ...