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1 0 0 0 OA アメリカにおける仏教と心理学・心理療法の遭遇(第62回学術大会パネル発表報告) ―仏教の新しい役割―

著者: 田中ケネス
出版者: 日本印度学仏教学会
雑誌: 印度學佛教學研究 (ISSN:00194344)
巻号頁・発行日: vol.60, no.2, pp.840-839, 2012-03-20 (Released:2017-09-05)

2021-07-14 07:24:11
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1 0 0 0 児童・生徒の教師認知がいじめの加害傾向に及ぼす影響:—学級の集団規範およびいじめに対する罪悪感に着目して—

著者: 大西彩子黒川雅幸吉田俊和
出版者: 一般社団法人日本教育心理学会
雑誌: 教育心理学研究 (ISSN:00215015)
巻号頁・発行日: vol.57, no.3, pp.324-335, 2009
被引用文献数: 12

本研究の目的は, 児童・生徒が教師の日常的な指導態度をどのように捉えているのかということ(教師認知)が, 学級のいじめに否定的な集団規範と, いじめに対する罪悪感の予期を媒介して, 児童・生徒のいじめ加害傾向に与える影響を明らかにすることである。547名(小学生240名, 中学生307名)の児童・生徒を対象に, 教師認知, 学級のいじめに否定的な集団規範, いじめに対する罪悪感予期, いじめ加害傾向を質問紙調査で測定し, 共分散構造分析による仮説モデルの検討を行った。主な結果は以下の通りであった。(1) 学級のいじめに否定的な集団規範といじめに対する罪悪感の予期は, 制裁的いじめ加害傾向と異質性排除・享楽的いじめ加害傾向に負の影響を与えていた。(2) 受容・親近・自信・客観の教師認知は, 学級のいじめに否定的な集団規範といじめに対する罪悪感の予期に正の影響を与えていた。(3) 怖さの教師認知と学級のいじめに否定的な集団規範は, いじめに対する罪悪感に正の影響を与えていた。(4)罰の教師認知は, 制裁的いじめ加害傾向と異質性排除・享楽的いじめ加害傾向に正の影響を与えていた。本研究によって, 教師の受容・親近・自信・客観といった態度が, 学級のいじめに否定的な集団規範といじめに対する罪悪感の予期を媒介して, 児童・生徒の加害傾向を抑制する効果があることが示唆され, いじめを防止する上で教師の果たす役割の重要性が明らかになった。

2021-07-14 07:19:38
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1 0 0 0 OA 幽門側胃切除術後における食事形態~段階食は必要か~

著者: 三宅謙太郎高川亮諏訪雄亮茂垣雅俊舛井秀宣長堀薫
出版者: 日本外科系連合学会
雑誌: 日本外科系連合学会誌 (ISSN:03857883)
巻号頁・発行日: vol.39, no.5, pp.827-832, 2014 (Released:2015-10-30)
参考文献数: 10

はじめに:術後の段階食は慣習として行われてきたものであり,味の満足度も高くないため必ずしも必要ではないとされているが,胃切除後の症例を検討した報告は少ない.目的:食事内容の満足度向上と,在院日数短縮のために導入した幽門側胃切除後に全粥で開始するパスの有用性を明らかにする.対象と方法:幽門側胃切除術を行った204症例を段階食群(A群)104例と全粥開始群(B群)100例に分け,A群は術後5日目に3分粥,B群は術後5日目に全粥で開始し,2群間の術後在院日数,合併症などを比較検討した.結果:術後合併症発生率に有意差は認めず(A群vsB群:19%vs20%,p=0.889),短期の予後栄養指数では有意差を認めなかったが,アンケート調査の満足度も高く術後在院日数はB群で2日短縮した(12日vs10日,p<0.01).結語:幽門側胃切除術後に全粥で経口摂取を開始することは,安全であり,患者満足度の向上,在院日数短縮に寄与すると考えられた.

2021-07-14 07:07:59
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1 0 0 0 日台中における大学生の友情観比較――「間主観性」概念の検討をもとに――

著者: 上原麻子鄭加禎坪井健
出版者: 異文化間教育学会
雑誌: 異文化間教育 (ISSN:09146970)
巻号頁・発行日: vol.34, pp.120-135, 2011

Due to the paucity of systematic studies on Chinese friendship, this study compared 169 Japanese, 172 Taiwanese and 260 Chinese university students' perceptions of friendship. A quantitative approach was chosen after examining the concept of "intersubjectivity" that indicates self as a creation of culture and as having shared dimensions with others in the culture. Specifically, a questionnaire including 30 questions about friendship (e.g., "I often visit my friend without telling s/he beforehand," "When I worry about my parents' quarrels, I talk about my worries with my friend," "When I'm short of money and my friend has some, s/he will help me," etc.) was constructed based on previous interviews and a preliminary descriptive study conducted in 2009.This study collected data in the three countries in 2009, and performed factor analysis to discover factors influencing participants' friendship. The five factors that emerged included "closeness of social–distance," "non–politeness," "trustful relation," "psychological burden" and "frankness with concerns of saving face," respectively. Then, analysis of variance was utilized to compare the three groups in terms of the five factors. Results revealed the following two major findings:1. Chinese participants tended to show the closest and most trusting relationships paying least attention to manners, and to express their opinions most straight–forwardly to friends among the three groups.2. Japanese participants were inclined to indicate the farthest social–distance of the three groups, and to be concerned about manners most in order not to make friends feel uncomfortable.Theoretical discussion in the framework of Umesao's "Ecological View of History" helped provide reasons for Chinese participants' strongest personal bond with friends, followed by the Taiwanese, and the Japanese weakest relations among the three groups.

2021-07-14 07:00:50
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1 0 0 0 当院における装具作製者の実状について

著者: 伊藤麻子草苅尚志大田健太郎下斗米貴子
出版者: 公益社団法人日本理学療法士協会
雑誌: 理学療法学Supplement
巻号頁・発行日: vol.2006, pp.E1041, 2007

【目的】脳血管障害患者の理学療法では早期から歩行獲得のため装具療法を用いるという報告が多くされている。しかし、その作製時期や種類の決定には様々な意見がある。そこで今回、装具作製からの経時的な変化、患者が感じている装具とはどのようなものなのかについてアンケート調査を行い、若干の知見を得たので報告する。 【対象と方法】対象は平成18年10月10日から10月25日の間に協力を得られた当院に外来通院、または通所リハビリテーションを利用され、これまでに下肢装具(以下、装具)を作製したことのある脳血管障害患者46名(平均年齢64.6±17歳、男性26名、女性20名、発症からの経過7.3±26年)。方法は項目1.装具作製時期2.装具の種類3.使用状況4.満足度5.修理や再作製の有無6.今後の使用継続の有無について口述選択式によりアンケート調査を実施した。 【結果】1.装具作製時期は発症から5~6ヶ月以内が約半数であった。2.装具の種類はプラスチック短下肢装具が67%と最も多かった。3.装具を現在も使用している(以下、使用者)83%、使用しなくなった(以下、不使用者)17%であり理由は装具を使用しなくても歩行が可能となったが最も多く、その他痛みや痺れ、靴の問題などが挙げられた。使用状況は常時使用58%、外出のみ34%、リハビリテーション時のみ8%、使用する理由は足部の内反を防ぐ、安心感があるという回答が多かった。4.現在の装具に不満を感じているのは26%、理由は装具の形や重量、靴の問題、装着の手間などであった。5.装具の再作製や修理は71%が行っていた。6.今後も装具を使い続ける87%、できるなら使いたくない13%、理由は合う靴が少ないや装着の手間などであった。 【考察】当院では3年前より回復期病棟が開設され、以前よりも早期に歩行獲得のため装具が作製されるようになっている。医療制度の改定に伴いリハビリテーション実施日数が限られてきているため、今後もこれまで以上に装具の適合判定を入院後早期から定期的に考慮・検討し、移動能力、ADLの獲得を目指していくことが重要であると考える。今回の調査では使用者のうち装具を常時使用し、今後も使用継続を希望している患者が多く、装具が患者の生活の中でとても重要な役割りを果たしていることがわかった。しかし、装具に対して形や重量、靴の問題など不満を感じる使用者もいることから、それらの問題を改善していくためにも機能の向上、作製後のフォローアップの必要性を感じ、またそれを担うのも理学療法士の役目であると改めて感じた。

2021-07-14 06:33:02
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1 0 0 0 ローヤル・ゼリーの日本文献

出版者: 玉川大学ミツバチ科学研究所
雑誌: ミツバチ科学 (ISSN:03882217)
巻号頁・発行日: vol.3, no.1, pp.31-40, 1982-01

2021-07-14 06:15:05
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https://ci.nii.ac.jp/naid/220000019374

1 0 0 0 手術無影燈の梗概と将来の傾向

著者: 山田景福
出版者: 一般社団法人日本医療機器学会
雑誌: 医科器械学雑誌 (ISSN:00191736)
巻号頁・発行日: vol.8, pp.13-16, 1951

2021-07-14 06:13:18
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1 0 0 0 日本刀の衝撃工学的考察

著者: 臺丸谷政志小林秀敏
出版者: 一般社団法人日本機械学会
雑誌: 日本機械学会論文集 A編 (ISSN:03875008)
巻号頁・発行日: vol.77, no.776, pp.638-646, 2011
被引用文献数: 1

The Japanese sword is a weapon peculiar to Japan. The Japanese sword is interesting not only from the viewpoint of traditional crafts of arts, but also from the aspect of modern science and technology because the way of making and its functionality as a weapon are really consistent with science. The present study is concerned with the connection between tohshin (blade) and tsuka (hilt) of the sword. Only one mekugi-take (retaining peg made of bamboo) with about 5mm in diameter holds Nakago (tang) in the hilt. However the slender mekugi might not be broken, even though in the case of violent sword-fighting. This fact has been historically demonstrated in many battles by Japanese swords. In this study, using a Tachi being the typical Japanese sword, it is examined theoretically and experimentally from the viewpoint of impact engineering why a mekugi used in Japanese swords might not be broken. As a result, it is made clear that such a strong force as breaking mekugi-take does not act on it, because of the location of mekugi-ana (a hole for mekugi) in the tang, which has been made by the traditional code of sword-smiths.