1 0 0 0 OA 連歌初心抄

著者
了意
出版者
巻号頁・発行日
1627

連歌論書。了意著。寛永4年(1627)8月刊。連歌の用語を四季別に記し、主要な語には注釈を施し、古歌を添え、また付け合いの語を載せる。さらに、発句心持、願ひかなの発句、挨拶の発句、脇の句、第三について述べ、嫌詞、隠題に付る事、付合等について記す。寛永4年版のほかに、寛永7、8、11、14、正保2年(1645)の版がある。著者了意は浅井了意とは別人とされる。(岡雅彦)(2016.2)
著者
白井 清恒
出版者
The Society of Agricultural Meteorology of Japan
雑誌
農業気象 (ISSN:00218588)
巻号頁・発行日
vol.37, no.4, pp.333-335, 1982-03-10 (Released:2010-02-25)
参考文献数
4
著者
西平 順
出版者
The Japanese Society of Intensive Care Medicine
雑誌
日本集中治療医学会雑誌 (ISSN:13407988)
巻号頁・発行日
vol.10, no.4, pp.331-338, 2003-10-01 (Released:2009-03-27)
参考文献数
48

マクロファージ遊走阻止因子(macrophage migration inhibitory factor, MIF)は,活性化Tリンパ球より分泌されるサイトカインとして1966年に発見され,遅延型アレルギー反応に関与する液性因子として脚光を浴びた。1989年にヒトMIF遺伝子がクローニングされ,MIFにはこれまで予想もされなかった新たな機能が備わっていることが次々に明らかにされた。MIFはエンドトキシンショックの際にマウス下垂体前葉より分泌され致死率を高めることと,その致死率は抗MIF抗体により著明に抑制されることが報告され,敗血症における新しいメディエータとして注目されている。MIFはtumor necrosis factor (TNF)-α,interleukin(IL)-1βなどの炎症性サイトカインの産生を促し,炎症および免疫応答を惹起する機能を有する。他の炎症性サイトカインと異なり,MIFは低濃度のグルココルチコイドにより誘導され,その抗炎症作用を阻害し,炎症・免疫応答のイニシエーターとして機能すると考えられている。
著者
道満三郎著
出版者
双葉社
巻号頁・発行日
2016
著者
吉久 陽子
出版者
富山大学
雑誌
若手研究(B)
巻号頁・発行日
2015-04-01

メラノーマは色素細胞由来の悪性腫瘍で最も予後の悪い腫瘍のひとつである.我々はマクロファージ遊走阻止因子(MIF)の機能に関する研究の過程でMIFがメラノーマの増殖に関与することを見出した.一方で近年,MIFと類似性の高い立体構造を有するD-dopachrome tautomerase(D-DT)が同定されたが,生体内での詳細な生理活性や機能は明らかではない.本研究ではメラノーマの増殖におけるD-DTの関与について検討した.D-DTはメラノーマ細胞において恒常的に発現しており炎症性サイトカインやアポトーシス関連因子との関連性も明らかであることからメラノーマの増殖に関与している可能性が示唆された.

1 0 0 0 OA 眠れ戦友

著者
第十四旅団司令部[作詞]
出版者
ビクター
巻号頁・発行日
1937-11
著者
服部 俊治
出版者
社団法人 繊維学会
雑誌
繊維学会誌 (ISSN:00379875)
巻号頁・発行日
vol.65, no.12, pp.P_453-P_461, 2009 (Released:2010-02-02)
被引用文献数
1 3
著者
牛山初男著
出版者
[牛山初男]
巻号頁・発行日
1969
著者
大澤 伸啓
出版者
日本庭園学会
雑誌
日本庭園学会誌 (ISSN:09194592)
巻号頁・発行日
vol.2007, no.16, pp.79-84, 2007-03-31 (Released:2011-05-20)
参考文献数
26
著者
佐野 始也 松谷 英幸 近藤 武 関根 貴子 新井 雄大 森田 ひとみ 高瀬 真一
出版者
公益社団法人 日本放射線技術学会
雑誌
日本放射線技術学会雑誌 (ISSN:03694305)
巻号頁・発行日
vol.65, no.7, pp.903-912, 2009-07-20 (Released:2009-08-07)
参考文献数
12
被引用文献数
5 3

Helical pitch (HP) usually has been decided automatically by the software (Heart Navi) included in the MDCT machine (Aquilion 64) depending on gantry rotation speed (r) and heart rate (HR). To reduce radiation dose, 255 consecutive patients with low HR (≤60 bpm) and without arrhythmia underwent cardiac MDCT using high HP. We had already reported that the relationship among r, HP, and the maximum data acquisition time interval (Tmax) does not create the data deficit in arrhythmia. It was represented as Tmax= (69.88/HP-0.64) r; (equation 1). From equation 1, HP=69.88 r/ (Tmax+0.64 r); (equation 2) was derived. We measured the maximum R-R interval (R-Rmax) on ECG before MDCT acquisition, and R-Rmax×1.1 was calculated as Tmax in consideration of R-Rmax prolongation during MDCT acquisition. The HP of high HP acquisition was calculated from equation 2. In HR≤50 bpm, Heart Navi determined r: 0.35 sec/rot and HP: 9.8, and in 51 bpm≤HR≤66 bpm, r: 0.35 sec/rot and HP: 11.2. HP of the high HP (16.4±1.2) was significantly (p<0.0001) higher than that of Heart Navi HP (10.9±0.6). The scanning time (6.5±0.6 sec) of high HP was significantly (p<0.0001) shorter than that of Heart Navi (9.0±0.8 sec), and the dose length product of high HP (675±185 mGy⋅cm) was significantly (p<0.0001) lower than that of Heart Navi (923±252 mGy⋅cm). The high HP could produce fine images in 251/255 patients. In conclusion, the high HP acquisition is useful for reduction of radiation dose and scanning time.
著者
樋口 耕一 Higuchi Koichi ヒグチ コウイチ
出版者
大阪大学人間科学部社会学・人間学・人類学研究室
雑誌
年報人間科学 (ISSN:02865149)
巻号頁・発行日
no.24, pp.193-214, 2003

社会調査によって得られる質的データには新聞・雑誌記事、質問紙調査における自由記述、インタビュー・データなど様々なものがある。コンピュータ・コーディングとは、それらの質的データを計量的に、また多くの場合は探索的に分析するための手法である。本稿の目的は、独自に開発されたソフトウェア「KH CODER」を用いてコンピュータ・コーディングを実践するための手順を詳細に記述し、これを通じて方法論とプログラムを紹介・提案することにある。本稿の記述は、各自のパソコン上で手順を追うことができるチュートリアルとなっており、題材として用いるデータは夏目漱石「こころ」である。チュートリアルの中では、作品全体を通して頻繁に出現している言葉や、上・中・下それぞれの部で特徴的な言葉から、作品の構成・特徴を探る。また、人の死やその原因となりうる事柄を表す言葉が、作品全体のどの部分で頻出しているのかという集計を行うことで、人の死が作品中でいかに描かれているかを探索する。この結果として、「先生」という登場人物の自殺が突然・不自然になされているという指摘は、必ずしも当てはまらないことが再確認された。
著者
新納 浩幸 佐々木 稔
出版者
一般社団法人 言語処理学会
雑誌
自然言語処理 (ISSN:13407619)
巻号頁・発行日
vol.20, no.5, pp.707-726, 2013-12-13 (Released:2014-03-13)
参考文献数
29
被引用文献数
3 4

本論文では語義曖昧性解消 (Word Sense Disambiguation, WSD) の領域適応に対する手法を提案する.WSD の領域適応の問題は,2 つの問題に要約できる.1 つは領域間で語義の分布が異なる問題,もう 1 つは領域の変化によりデータスパースネスが生じる問題である.本論文では上記の点を論じ,前者の問題の対策として学習手法に k 近傍法を補助的に用いること,後者の問題の対策としてトピックモデルを用いることを提案する.具体的にはターゲット領域から構築できるトピックモデルによって,ソース領域の訓練データとターゲット領域のテストデータにトピック素性を追加する.拡張された素性ベクトルから SVM を用いて語義識別を行うが,識別の信頼性が低いものには k 近傍法の識別結果を用いる.BCCWJ コーパスの 2 つの領域 PB(書籍)と OC(Yahoo! 知恵袋)から共に頻度が 50 以上の多義語 17 単語を対象にして,WSD の領域適応の実験を行い,提案手法の有効性を示す.別種の領域間における本手法の有効性の確認,領域の一般性を考慮したトピックモデルを WSD に利用する方法,および WSD の領域適応に有効なアンサンブル手法を考案することを今後の課題とする.
著者
恩田 匠
出版者
Brewing Society of Japan
雑誌
日本醸造協会誌 (ISSN:09147314)
巻号頁・発行日
vol.110, no.9, pp.628-635, 2015 (Released:2018-05-18)
参考文献数
17
被引用文献数
1

ワインのマロラクティック乳酸菌は,ワイン酵母に較べてスターターの実用化が困難とされていたが,近年では色々な特長を持った乳酸菌スターターが市販されるようになり,マロラクティック乳酸菌も使い分ける時代になってきた。今回は,これらのスターターの性質を日本の赤ワインに使用して比較した結果を解説していただいた。
著者
金 志虎
出版者
早稲田大学
巻号頁・発行日
2013

制度:新 ; 報告番号:甲3891号 ; 学位の種類:博士(文学) ; 授与年月日:2013/3/15 ; 早大学位記番号:新6349