著者
山本 吉朗 今給黎 明大 飯盛 憲一
出版者
The Institute of Electrical Engineers of Japan
雑誌
電気学会論文誌. D, 産業応用部門誌 = The transactions of the Institute of Electrical Engineers of Japan. D, A publication of Industry Applications Society (ISSN:09136339)
巻号頁・発行日
vol.131, no.5, pp.671-678, 2011-05-01
被引用文献数
7

An interior permanent magnet (IPM) motor drive system which has regenerating capability augmented by electric double-layer capacitors (EDLCs) is proposed. In the proposed system, EDLCs are arranged in series with batteries so that a lesser number of the EDLCs and batteries will be required. The proposed system has two bi-directional voltage boosters: one is for both the batteries and EDLCs to control the dc-link voltage of a PWM inverter and the other is for only the EDLCs and is used to control the energy flow from and to the EDLCs.<br>In this paper, a strategy to control the energy flow to and from the EDLCs is explained and its effectiveness is confirmed by simulation and experimental results. Furthermore, the efficiencies of the voltage booster, inverter, PM motor, and whole system are measured for the system with the basic configuration, i.e., which consists of only one bi-directional voltage booster and PWM inverter. Then, the steady-state characteristics are determined. Finally, the efficiency of the voltage boosters in the proposed system is determined, and the advantage of the proposed PM motor drive system is discussed.
著者
Galil Bella 武田 正倫
出版者
国立科学博物館
雑誌
Bulletin of the National Science Museum. Series A, Zoology (ISSN:03852423)
巻号頁・発行日
vol.14, no.2, pp.67-90, 1988-06

Four new xanthoid genera, Gorgonariana, Lentilumnus, Xlumnus and Serenolumnus are established for the species formerly assigned to Glabropilumnus BALSS. Descriptions and illustrations are given for the five remaining species of Glabropilumnus. The various synonymies are discussed and a key is provided.
著者
バトラー後藤 裕子 バトラーゴトウ ユウコ Butler Goto Yuko
出版者
母語・継承語・バイリンガル教育研究会(MHB研究会)
雑誌
母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)研究
巻号頁・発行日
vol.6, pp.42-58, 2010-03-31

本研究は、国立国語研究所が開発中の小学校・中学校の教科書コーパスを用いて、日本語学習児童生徒、および日本語を母語とする児童生徒が、教科学習を行うにあたり必要だと考えられる学習語のリストの作成を試みたものである。リストの作成は、基本的にCoxhead(2000)によって行われた英語における新学習語リスト(NAWL)の選出手順に従ったが、頻度だけでなく、日本語教育実践者による重要度の判断も加味し、最終的に1230語が選出された。ただ、このリストは現段階では試案としての位置づけである。今後、教育現場で使用してもらうことにより、妥当性や有効性の検討を行い、教科による特殊な意味や使い方などの情報を付加する必要があるのかなども吟味することで、質・量ともに、修正を重ねていく必要がある。
著者
村上 ひとみ 中須 正 島村 誠 後藤 洋三 小川 雄二郎
出版者
公益社団法人 日本地震工学会
雑誌
日本地震工学会論文集 (ISSN:18846246)
巻号頁・発行日
vol.15, no.5, pp.5_76-5_96, 2015 (Released:2015-10-21)
参考文献数
17

本研究では、海外における災害避難関係資料・文献を収集するとともに、その内容を分析し、概要を明らかにする。また、特徴的な研究については、レビューを行う。以上から災害からの避難について海外ではどのような研究がされているかを俯瞰する。また研究にとどまらず政策としての避難対応マニュアルや調査するうえで不可欠となるデータベース等、基礎的な情報についても併せて概説する。

2 0 0 0 OA 書体大字典

著者
野本白雲 編
出版者
平凡社
巻号頁・発行日
vol.第1巻, 1940
著者
野島 靖子 八若 保孝 舩橋 誠
出版者
北海道歯学会
雑誌
北海道歯学雑誌 (ISSN:09147063)
巻号頁・発行日
vol.33, no.1, pp.10-16, 2012-09

本研究は,恐怖学習を獲得させたラットを用い,恐怖記憶に対する強制運動の影響を明らかにすることを目的として行った.SD系雄性ラット(生後4週齢)を用い,すべてのラットに23.5時間の飲水制限下にて,以下の実験群に分けて実験を行った.運動群:4週間の強制運動(回転速度12~15 m/分,60分/日,5日/週で回転ケージ内を歩行)させた群,非運動群:運動はさせず回転ケージ内に10分間入れた後飼育ケージに戻した(4週間)群,において運動スケジュール終了後に恐怖条件付けを行った.恐怖条件付けはオペラントケージを用いて条件刺激をブザー音30秒,無条件刺激を足底への電気刺激(2.5 mA,29秒,5回/5分)として行った.その後恐怖条件付け学習の獲得について評価するために,条件刺激(ブザー音)に対するすくみ行動を解析した.また,運動群と非運動群の精神的不安度に差が無いかを調べるために,高架十字迷路試験を用いて評価を行った.すくみ行動の割合では,運動群の2日目(11.7±3.8%,n=5)と3日目(0.3±0.3%,n=5)に対して非運動群では2日目(42.7±5.1%,n=5),3日目(22.7±7.9%,n=5)であり,非運動群と比較して運動群のすくみ行動率の有意な低下が認められた.高架十字迷路試験では,運動群と非運動群の間では,全ての項目において有意差は認められなかった.本研究の結果から,強制運動を負荷したことで恐怖記憶が減弱されたことが示された.また,この時運動群と非運動群において精神的不安度に差が無いことも示唆された.以上により強制運動を負荷することで,精神的不安が増強されない程度の恐怖記憶に対してそれを減弱する効果がある可能性が示された.
著者
友部 謙一
出版者
日本人口学会
雑誌
人口学研究 (ISSN:03868311)
巻号頁・発行日
no.14, pp.p35-47, 1991-05
被引用文献数
4

本稿は近世日本農村における全国および地域別の婚姻出生力を「自然出生力分析」を通じて再考察したものである。自然出生力はフランスの人口学者ルイ・アンリにより考案された概念であるが,ヨーロッパの出生力低下を考察するなかで,多くの研究者がその重要性に言及するようになった。なかでもコール&トラッセルモデルは自然出生力水準(M)と出生制限指標(m)を推計する計量モデルであり,修正と開発を繰り返すなかで出生力分析に不可欠な実証的手段となった。本稿はこのモデルを中心に近世日本農村におけるM値とm値を推計している。分析を通じて明らかになったことは,第一に出生制限指標(m)から判断するかぎり,近世日本農村では出生制限を実行していた可能性は低く,その意味で, 17世紀後半以降の近世日本農村は「自然出生力レジーム」にあったこと,第二に出生制限の程度にかんしては,同時に地域差および村落差も大きく,「自然出生力レジーム」とはいえ,その成果としての婚姻出生力の動向には短期的な時間軸や地域特性を考慮した解釈が必要になること,第三に近世日本農村の自然出生力水準は,西欧のなかでも低い水準で知られるイングランドと比較して20%近く低く,日本のなかでもっとも低い水準の関東・東北では,実にイングランドの70%程度でしかなかったことなどである。分析対象とした村数やその地域的分布を考慮すると,本稿の結果は中間的かつ暫定的なものと考えるべきであろう。また,それはサイズだけの問題ではなく,出生制限の有無はモデル指標値の大きさとともに,ミクロデモグラフィーを駆使した出生力分析との対話のもとに探究されるべきである。本稿では西欧の研究成果を紹介しながら,近世日本農村というコンテクストのなかでその方向性を探究している。
出版者
海人社
雑誌
世界の艦船
巻号頁・発行日
pp.1-9, 2012-07

2 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1920年10月25日, 1920-10-25

2 0 0 0 OA 両備軽鉄便覧

著者
奥条箕園 編
出版者
二葉舎
巻号頁・発行日
1914