2 0 0 0 春の道標

著者
黒井千次著
出版者
新潮社
巻号頁・発行日
1984

2 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1929年04月16日, 1929-04-16
著者
笠井 昭次
出版者
慶應義塾大学
雑誌
三田商学研究 (ISSN:0544571X)
巻号頁・発行日
vol.40, no.6, pp.17-53, 1998-02-25

本論文は,現行会計の説明のための概念用具として今日もっとも優れていると思われる貨幣性資産・費用性資産分類論を取り上げ,その総合的な検討を企図している。本誌の第40巻第3号および第5号では,その意味論(計算対象論)の側面を検討したが,そこでは,計算対象を合理的に説明できなければならないという,勘定分類が充たすべき意味論上の要件をクリアーしていない,という結論が得られたのであった。本論文の企図は,総合的検討にあるので,本号では,その語用論(計算目的論)および狭義構文論(計算機構論)の側面を取り上げる。今日,勘定分類と言えば,一般に,測定規約を定めるために,会計の計算対象とのかかわりだけで論じられがちである。そして,貸借対照表・損益計算書における計算目的の遂行あるいは計算機構における諸勘定間の関係に関しては,別個の勘定分類が採用されるのが常である。筆者の言う勘定分類混在「観」が支配的なのである。しかし,会計理論を論理的に首尾一貫したひとつの全体とみるかぎり,ひとつの勘定分類によって,その領域の全体がカヴァーされなければならない。これが,筆者の依拠する統合的勘定分類観であるが,その場合には,貨幣性資産・費用性資産分類論は,その当初の企図が計算対象の把握にあったとしても,計算目的および計算機構を合理的に説明しているかどうか,ということも問われなければならないのである。まず語用論上の検討であるが,[G-W-G']に基づく貨幣性資産・費用性資産分類論は,貸借対照表の計算目的として損益計算を課しているので,第1にこの損益計算の成否を取り上げなければならない。しかし,[G-W-G']は,言うまでもなく借方項目だけであるから,どうしても貸方概念が必要になり,そうした損益計算という計算目的の視点から貸方概念が導入されることになる。したがって,第2にそうした導入の在り方の是非が問題になる。結論的には,この2点において,貨幣性資産・費用性資産分類論は,勘定分類が充たすべき,計算目的を合理的に説明すべきであるという語用論上の要件を充たしていない。次に狭義構文論上の検討であるが,ここでは,計算機構のうちもっとも重要である貸借対照表と損益計算書との関係を取り上げた。この関係については,両者の構成要素の関係,および両者の差額の関係の2点が問題になるが,貨幣性資産・費用性資産分類によれば,前者は交叉型関係,後者はカンヌキ関係になる。しかし,今日,実践的には,前者は,(例えば貸借対照表借方項目と損益計算書借方項目との同質性を意味する)直列型関係あるいは原価配分関係,そして後者は,損益計算書の利益額を貸借対照表の貸方側に移記する振替関係にある。したがって,貨幣性資産・費用性資産分類論は,勘定分類が充たすべき,計算機構を合理的に説明すべきという狭義構文論上の要件も充たしていない。かくして,貨幣性資産・費用性資産分類論は,総合的にみて,現行会計の説明に関する概念用具として妥当ではない,というのが本論文の結論である。

2 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1930年06月26日, 1930-06-26
著者
岡野 節子 岩崎 ひろ子 Setsuko OKANO Hiroko IWASAKI 鈴鹿短期大学 鈴鹿短期大学 SUZUKA JUNIOR COLLEGE SUZUKA JUNIOR COLLEGE
雑誌
鈴鹿短期大学紀要 = Journal of Suzuka Junior College (ISSN:09158421)
巻号頁・発行日
vol.18, pp.63-70, 1998-01-01

鈴鹿の庄野地区に伝承される食文化について調べた結果,次のようであった。1.「焼米俵」は丙辰紀行(林羅山著)によると宿場の土産として売られていたが,今では記録に残るのみとなった。2.「毬もち」は名物として,昭和の初期まで売られていたが,今は僅かの家庭でお盆に作るぐらいになった。3.「毬もち」を商品としている店舗(7店舗)を訪ねてみたが,地方により呼び名,作り方あんの種類,もちの大きさ(重量),もちの上面につける糯米の色等が,異なっていた。4.「地蔵盆の土用餅」は20年程前に一旦消滅したのを,年に1回くらいは村の住民が集い,親睦を高めようと復活している。5.「川浚えの鶏飯」は出合い仕事が終わり,夕食でその労をねぎらうために村の衆が一献するのである。しかし,昨今では人気がなくなってきているようである。以上,庄野地区の昔ながらの食習慣も現代の生活感覚にはあわなくなり,消えゆきつつあることを実感した。
著者
橋本 摂子
出版者
日本教育社会学会
雑誌
教育社会学研究 (ISSN:03873145)
巻号頁・発行日
vol.64, pp.123-142, 1999-05-15
被引用文献数
4

This paper aims to clarify the dynamic process in "ijime" situations, focusing on the practical role of bystanders in group dynamics. In "ijime" studies, bystanders have been identified as the key persons who influence the seriousness of the "ijime" situation. However, the practical effects of bystanders on the "ijime" situation is not clear. Since the structure of an "ijime" group is presumed to be static, and the change of the "ijime" situation has been overlooked in previous studies. In this study, we attempt to show the different effects caused by the various roles bystanders play in the process of "ijime". Through interviews conducted on 62 students at the university and high school level, we were able to classify their experiences in elementary school or in junior high school on the subject of "ijime". There is a remarkable difference between the "ijime" situation in elementary school and in junior high school. Depending the role of the bystander in any given "ijime" situation, three patterns of "ijime" in elementary school and two patters in junior high school were identified. These differences can be attributed to the varying attitude that bystanders have toward a particular "ijime" situation. In elementary school, bystanders act either as an audience or remain silent for personal safety reasons, thus allowing the "ijime" to attract more attention by adults. In junior high school, however, bystanders are no longer concerned with the role of "ijime" because they have lost interest in the "ijime" behavior. In this case, bystanders detract attention away from the "ijime" in such a way that the assailants behavior become more serious. Then the situation turns for the worst with the possibility that a victim will emerge. It is during the freshman and sophomore year in junior high school that incidents of "ijime" can become most serious. This fact has been explained with the increase in the number of bystanders in previous studies.
著者
佐熊敬介 斎藤隆文
雑誌
第76回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2014, no.1, pp.7-8, 2014-03-11

手書きアニメーションに3DCGを利用する例が増えてきている.その主な理由は作業の簡略化のためである.しかし3DCGに用いられる一般的な3Dモデルで手書きアニメーションを忠実に再現するのは難しい.なぜなら手書きのイラストは多くの場合,視点に依存する歪みや誇張を含んでいるからである.一般的な3Dモデルは視点が変わっても形状は不変であるため,イラストの持つ視点依存の歪みや誇張を表現することはできない.本研究では視点に対して形状が変化するベクタ形状を用いたモデルを作成し,より手書きに近いアニメーションを作成可能な3Dアニメーションフレームワークを提案する.また実装を行いその有効性を確かめる.
著者
新潟県水産試験場 [編]
出版者
新潟県水産試験場
巻号頁・発行日
vol.大正元年度(明治45年度), 1926