2 0 0 0 OA かりん 第6号

出版者
京都大学人間・環境学研究科総合人間学部図書館
雑誌
かりん (ISSN:18834167)
巻号頁・発行日
vol.6, 2013-12-01

人環・総人図書館の一年間
著者
植田 和弘 森 晶寿 高田 光雄 浅野 耕太 諸富 徹 足立 幸男 新澤 秀則 室田 武 新澤 秀則 足立 幸男
出版者
京都大学
雑誌
特定領域研究
巻号頁・発行日
2006

本研究領域は、持続可能な発展論と環境ガバナンス論を重層性に着目して統合的に再構成し、持続可能な社会を実現するための理論的基礎と実践的指針を確立するという極めて実践的な問題意識を持ってすすめた。個々の研究成果を理論的・実現的に蓄積させ有機的に結合することにより、従来にない先導的で基盤的な意義を有する研究成果としてまとめた。さらに、これまでに得られた学術的研究成果を基に、最終報告書として5巻にのぼる英文学術書を取りまとめた。そのうち2巻については出版し、残り3巻についても編集作業がほぼ完了した。留意した点はいかのとおりである。昨年度までに国内外で開催された国際会議や学会において研究成果を公表してきたが、そこで得られたコメント等は本領域研究の問題意識と方法等に対しておおむね好意的であった。さらに、本領域の学術的価値を適切に評価し、国際的な評価を受けるべく適宜アドバイスを求めてきた国内外の有力研究者からの指摘は本領域研究のオリジナリティに関して高い評価を得ており、その核心部分と改善に向けての示唆を最終報告書である英文学術書5巻に反映させた。国際学術誌や国内学会誌に掲載された研究成果も多数にのぼるが、それらのエッセンスに加えて中間報告書に対する論評も考慮して、本領域研究の成果を総体として持続可能な発展の重層的環境ガバナンスに関する理論的実証的体系としてまとめた。そして、その成果を国際的に発信すべく英文で出版した。また、領域研究全体としての成果を、速やかに社会に提供できる環境を構築するべく、インターネット・ウェブ・ページを開設し、外部から自由にアクセスできるようにした。これにより、国内外を問わず、この領域に関心を示す研究者とコミュニケーションに基づく批判的吟味を受け討議を行うことが可能となった。
著者
小西聖子
雑誌
日本=性研究会議会報
巻号頁・発行日
vol.8, pp.28-47, 1996
被引用文献数
2

2 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1915年06月23日, 1915-06-23
著者
武田 淳子 兼松 百合子 古谷 佳由理 丸 光恵 中村 伸枝 内田 雅代 Takeda Junko Kanematsu Yuriko Furuya Kayuri Maru Mitsue Nakamura Nobue Uchida Masayo タケダ ジュンコ カネマツ ユリコ フルヤ カユリ マル ミツエ ナカムラ ノブエ ウチダ マサヨ
出版者
千葉看護学会
雑誌
千葉看護学会会誌 (ISSN:13448846)
巻号頁・発行日
vol.3, no.1, pp.64-72, 1997-06-30
被引用文献数
2

外来通院を続けている慢性疾患患児(糖尿病,悪性腫瘍,腎疾患,心疾患,気管支喘息,てんかんの6疾患)で,普通校に在籍する小学4年生から高校3年生を対象として,学校生活や療養行動を含む日常生活の実際と気持ちを知り,さらに疾患による特徴を知ることを目的として質問紙調査を行った。6疾患あわせて220名からの回答を得,分析した結果,以下のことが明らかになった。1.慢性疾患患児は,日常生活において清潔習慣の実施率が高く,その他疾患管理に必要な日常生活行動の実施率が高かった。2.学校生活において,悪性腫瘍患児や腎疾患患児は欠席日数が多く,体育の授業や行事への参加度が低いなど友人と同じ経験をすることが困難であった。3.学校生活において患児の病気のことを知っている人・理解してくれる人としては,担任に次いで養護教諭,親友が多く挙げられていたが,てんかん患児ではいずれも少なかった。4.療養行動4項目(食事,運動,検査,注射・内服(吸入))については,身体のために必要と考える患児が多く,実施度も比較的高かったが,食事,運動共に制限の強い腎疾患患児では,友人との違いや否定的な気持ちを表現する患児が多かった。5.てんかん患児は,病名を知らされていないことが多いために療養行動の必要性が理解できず,自立した行動がとれていない場合が多かった。6.学齢期にある慢性疾患患児の社会生活への適応を促進するために,学校生活への参加状況を把握するとともに患児の気持ちを重視した看護援助の必要性が示唆された。The purpose of this descriptive study was to inductively develop a substantive theory of menopausal experience in mid-life women using grounded theory methodology. A purposive sample of 33 women, ranging from 45-72 years of age, visited OB/GY clinic, for hormone replacement therapy, were asked regarding their menopausal experience. Data sources included semistructured interview and field notes. Through the constant comparison method for analysis, "rebuilding self-concept" was identified as a major substantive category. It means that women become aware of their own physical and emotional changes and then reconsider and rebuild self-concept. Next, six subsequent categories were explicated: 1. uncertainty of self-concept; 2. disturbance of self-concept (i. e. women are very disturbed by their own attitude and situation); 3. realization of disturbed self-concept (i.e. women realized disturbed self-concept because they are in menopausal phase); 4. expectation of self-concept (i.e. women have a view of their own feature); 5. waver between rebuilding self-concept and barriers (i. e. women carry out one of three empirical decision behaviors of using hormone replacement therapy) and 6. realization of rebuilt self-concept (i. e. women realize the rebuilt self-concept). It is my opinion that the menopausal experience in mid-life women is a process of doing the health promoting behavior which described rebuilding self-concept.
著者
富澤 達三
出版者
東京大学大学院総合文化研究科附属アメリカ太平洋地域研究センター
雑誌
アメリカ太平洋研究 (ISSN:13462989)
巻号頁・発行日
vol.5, pp.31-40, 2005-03

1. Kawaraban in the Edo Period In the last days of the Tokugawa Shogunate, many kinds of Kawaraban (used as News sources of the commonalty) were published in the metropolis like Edo and Osaka. In the past, it was said that the oldest Kawaraban prints were published in the days of the Osaka War (1615), but the recent research has brought a new theory that they were made in earlier period. Kawaraban had several distinctive features. * news were their main contents * people paid money to read them * instant prints* publisher was anonymous * no fixed format and low quality prints There were many kinds of news printed in the Kawaraban such as catastrophe (fire, earthquake and eruption), murder cases (Katakiuchi (vengeance) or Shinju (double suicide)), strange incidents (appearance of monster or ghost), and the arrival of the foreign ships called Kurofune. The Edo-bakufu strictly prohibited production and selling of the prints that dealt with such topics. But in the end of Edo-era, enormous amount of public prints were produced for the mass while the censorships by Edo-bakufu became nominal, and Kawaraban were published openly. In particular, big fires broke out frequently in Edo and the Kawaraban often reported their damages. The disaster information of the Kawaraban was relatively credible, and therefore served to calm people's fears and also transmitted the situations of the damages from Edo to provinces. 2. Kawaraban of Black Ships (Kurofune Kawaraban) In 1853 (Kaei-6), Admiral Perry voyaged to Uraga, and urged Japan to start commerce. Edo was thrown into an uproar, and hundreds of Kawaraban which informed this incident were produced. These "Kurofune Kawaraban" told the people the circumstance by the stereotypical images and some fultual information. The Kurofune Kawaraban were non-censored illegal prints, and many of them were one-sheet-type. It was rare that such printings containing political information were published in a large quantity and were purchased by the general public. In this paper, I will analyze the image of the Kurofune Kawaraban, and examine their roles in the public world.
著者
佐藤 嘉則 川崎 明彦 森田 豊久 福本 恭
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ISEC, 情報セキュリティ (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.105, no.194, pp.211-217, 2005-07-15
被引用文献数
2

プライバシー保護への社会的要請が高まっている昨今, 個人情報に関わるあらゆる企業内情報システムではプライバシーへの配慮が不可欠となっている.本稿では, 情報主体への到達可能性を制御するというコンセプトに基づき, 実名・偽名データの結合をICカードにより制御する個人情報管理システムを提案する.提案システムは, 業務アプリケーションへの影響をできるだけ抑えつつ, 詳細な個人情報の利用機会の最小化, 利用権限の物理的保護の実現を狙うものである.本稿では提案システムの概要について述べる.
著者
船越 進太郎
出版者
日本鱗翅学会
雑誌
蝶と蛾 (ISSN:00240974)
巻号頁・発行日
vol.39, no.3, pp.193-198, 1988-09-20

ヤガ科カラスヨトウ亜科Amphipyra属の蛾は初夏に羽化した後,夏眠場所へ移動し数ヶ月を過ごす.夏眠期間は種によって異なり,オオウスヅマカラスヨトウA.erebinaが8月下旬に姿を消すのに対し,オオシマカラスヨトウA.monolithaやカラスヨトウA.lividaの中には,11月中旬になっても夏眠場所に残るものがいる.しかし,夏眠期間中にあっても光に誘引されるものがいて,7月から9月に至る期間,この属の蛾の採集記録は少なくない.そこで,光に誘引される個体は夏眠個体とは多少とも異なった生理状態にあるのではないかと考えて,この実験を行った.材料は岐阜市三田洞の白山神社拝殿と同地域に位置する百々ヶ峰山(341.5m)の中腹で採集した夏眠個体36(17♂19♀)および光に誘引されたカラスヨトウ4(3♂1♀)を用いた.これらの個体を黒砂糖溶液を与えながら飼育し,金網を張った木箱の中に一匹ずつ入れて赤外線を照射し,その動きをカイモグラフに記録した.実験は1987年6月30日より7月22日の間に行い,17時より翌朝8時までの活動状態を調べた.木箱は恒温室内に置き,温度や湿度を一定に保ち,自然光が入り込む条件および24時間照明の条件を設定した.また,1987年8月1日,岐阜県山県郡美山町の神明神社および1987年9月19日,岐阜市三田洞の白山神社において,拝殿より約5m離れた位置に100W水銀灯を設置した.拝殿軒下で夏眠する蛾の種,個体数,静止位置を記録した後,水銀灯を点灯した.点灯時間は1時間で,その間,光に飛来する個体を捕獲した.消灯後,再度軒下の個体を記録した.以上の結果,室内実験において24時間照明下では,カラスヨトウの光誘引個体も夏眠個体も全く動かなかった.自然光下では19:30前後より活動が始まり,多くの個体は断続的に活動したが,中には一晩中動き続ける個体がいた.全ての個体は4:30頃までに活動を停止した.しかし,夏眠個体と光誘引個体との間に行動の差違を見い出すことができなかった.神社拝殿の夏眠個体の中で,8月上旬のオオウスヅマカラスヨトウは,大半が光に誘引された.しかし,カラスヨトウ,ツマジロカラスヨトウA.schrenckii,オオシマカラスヨトウは全く誘引されず,多少静止位置を変えるものがいたが,夏眠を継続した.
著者
平野 亜矢
出版者
日経BP社
雑誌
日経パソコン (ISSN:02879506)
巻号頁・発行日
no.584, pp.42-55, 2009-08-24

パソコンユーザーは、各メーカーのパソコンにどんなイメージを持っているのか。実際に使ったユーザーは満足しているのか。大規模な調査を実施して、ユーザーに支持されているメーカーを調べた。(平野 亜矢)イメージ調査ブランド認知度はVAIOがトップ パソコンを買うとき、あるいは友人に薦めるとき、あなたは何を基準にパソコンを選ぶだろうか。
著者
趙 章恩
出版者
日経BP社
雑誌
日経エレクトロニクス (ISSN:03851680)
巻号頁・発行日
no.1072, pp.19-22, 2011-12-26

ソウルから西へ約40km。デジタル教科書を使った先進的な授業の様子を見るために、仁川(インチョン)市にあるヨンハク小学校、サムサン小学校、トンマク小学校という3校を訪問した。これらの小学校は、韓国政府によって「デジタル教科書研究学校」に指定されている。 教室に入ると、正面には電子黒板が設置され、生徒一人ひとりにはノート・パソコンが配布されている。