著者
岩井 昌悟
出版者
東洋大学文学部
雑誌
東洋学論叢 = Bulletin of Orientology (ISSN:03859487)
巻号頁・発行日
no.36, pp.164-138, 2011-03
著者
羽山 裕子
出版者
日本教育方法学会
雑誌
教育方法学研究 : 日本教育方法学会紀要 (ISSN:03859746)
巻号頁・発行日
vol.37, pp.59-69, 2012-03-31

本稿では,2004年の障害者教育法(Individuals with Disabilities Education Act)改訂以降にアメリカ合衆国において普及した,学習障害児支援システムであるRTIに焦点を当て,RTI登場以前の論点も視野に入れつつ,その意義と課題を考察した。RTI以前に学習障害児診断の中心であったディスクレパンシー・アプローチは,診断過程におけるバイアスの影響や,早期の診断が不可能であることなどが問題視されていた。そこで新たに提唱されたRTIにおいては,徐々に専門性・個別性の高まる複数の層による指導を行い,指導を経ても学力の回復しない児童が学習障害児であると定められた。そこでは,学力の回復は,カリキュラムに基づく測定(CBM)のデータに基づいて下された。検討の結果,RTIは従来の診断方法ディスクレパンシー・アプローチの問題点を概ね乗り越えており,有効な方法であると言えた。しかし一方で,心理検査を用いないことによる不正確な診断を行ってしまう可能性や指導の画一化を招く可能性を批判されていた。このような批判の妥当性と克服可能性について考察し,心理検査の使用はRTIにおいても否定されておらず,むしろ読み書きスキルの検査を診断過程に組み込むか否かが批判者の主張との相違点であること,指導の画一化については,第一層においてその危険性が否定できないことを指摘した。

2 0 0 0 郷土研究

著者
郷土研究編輯所
出版者
郷土研究社
巻号頁・発行日
1913

2 0 0 0 越中の伝説

著者
石崎直義編著
出版者
第一法規出版
巻号頁・発行日
1976

2 0 0 0 北陸

著者
宮本常一 [ほか] 著
出版者
角川書店
巻号頁・発行日
1974
著者
壺井栄 著
出版者
山の木書店
巻号頁・発行日
1949
著者
中島 倫子
出版者
一般社団法人 日本内分泌学会
雑誌
日本内分泌学会雑誌 (ISSN:00290661)
巻号頁・発行日
vol.47, no.8, pp.550-560,521, 1971-11-20 (Released:2012-09-24)
参考文献数
54

8名の健康者に対して, 同一食事を2, 3, 6回に分割投与し, また36時間絶食を行い血清IRI, HGHの変化を観察した.食事回数の少いほどIRIは高値を示し, 特に朝, 昼食後に比し夕食後に著しかつた.HGHには食事回数による差はあまり認められなかつたが, 絶食時高値であつた.食事回数を少なくすると肥満しやすいといわれており, 従来SDAの差によると考えられているが, 著者の成績からはインスリン反応の差が関与すると考えられる.