出版者
国立女性教育会館情報課

2019年度「地域における男女共同参画推進リーダー研修<女性関連施設・地方自治体・団体>」に使用した事前学習教材のeラーニングをオフライン化しました。デスクトップにダウンロードして学習できます。このコンテンツは、実際にオンラインで提供していた内容をそのまま掲載しています。コース内の要所に、セルフチェック・テスト・アンケートの回答がコース修了の条件である旨が記載されていますが、オフライン版ではこれらの回答履歴や修了条件は一切関係ありません。アンケート等にご回答いただいても、NWECには届きませんのでご了承ください。また、本コンテンツは、平成27年から3年にわたり提供、改訂を積み重ねています。過去のコース内容、回答データの統計については情報課(infodiv[at]nwec.jp([at]を@に変更))にお問い合わせください。無断でコンテンツを改変することは固くお断りします。<使い方>※うまく開かない場合は、情報課(infodiv[at]nwec.jp([at]を@に変更))にお問い合わせください。■Windowsの場合・zipファイルをデスクトップにダウンロードしてください。zipファイルを右クリックして「すべて展開(T)...」を選択します。・zipフォルダが解凍され、デスクトップに同じ名前のフォルダがあらわれます。新しいフォルダ内のindex.htmlを右クリック→「プログラムから開く(H)」を選択→インターネットを使用するブラウザ(Chromeかインターネットエクスプローラー推奨)を選択するとコンテンツが開きます。■Macの場合zipファイルをダブルクリックし、フォルダ内にあるindex.htmlをクリックし、インターネットを使用するブラウザ(Safariなど)を選択するとコンテンツが開きます。解凍の必要はありません。
著者
阿久津 智
出版者
拓殖大学人文科学研究所
雑誌
拓殖大学論集. 人文・自然・人間科学研究 = The journal of humanities and sciences (ISSN:13446622)
巻号頁・発行日
vol.40, pp.48-67, 2018-11-10

本稿では,古典文学の音読と文法(文構造)との関係について論じた。文構造は,プロソディー(イントネーションなど)に,ある程度反映される。隣り合う2つの文節が関係する(前の文節が後ろの文節に係る)ときには,イントネーションによって,1つの句(音調句)にまとまりやすい。文構造の違いは,意味の違いになり,それが読み方の違いに現れる場合もある。たとえば,『枕草子』の「春はあけぼの」において,「やうやう白くなりゆく」と「山ぎは」とを区切って(別の音調句として)読めば,別々の文となり(「やうやう白くなりゆく」のは「山ぎは」ではない),つなげて(1つの音調句として)読めば,連体修飾となる(「やうやう白くなりゆく」のは「山ぎは」である)。文構造(意味)の違いは,必ずしも音読で表せるわけではないが,それでも,音読の仕方を考えることが,その文の構造や意味を考えることにつながると思われる。
著者
堀江 登 中村 愛子 桂 智美 川瀬 純子 Noboru Horie Aiko Nakamura Tomomi Katsura Junko Kawase
雑誌
武庫川女子大学紀要. 自然科学編 (ISSN:09163123)
巻号頁・発行日
vol.51, pp.27-31, 2004-03-31

The mice were dosed with several sugars (glucose, maltose, starch, sucrose, lactose) by ingestion after fast for 24 hours, and the changes of blood sugar level, glycogen concentration in the liver and muscle were examined according to time-schedule. The level of glycogen in muscle by the fast for 24 hours was consumed more than the ones of blood-sugar and liver-glycogen. The level of blood sugar was recovered immediately after dose of sugars by ingestion, and the synthesis of liver-glycogen and muscle-glycogen were followed. The synthesis of muscle-glycogen after recovery of blood sugar by glycogen-dose was more remarkable than others.
著者
ブイ ティ ゴク ハー 端田 寛子 倉若 美咲樹 舘花 春佳 有田 安那 佐々木 菜穂 志村 二三夫 山崎 優子
雑誌
十文字学園女子大学紀要 = Bulletin of Jumonji University (ISSN:24240591)
巻号頁・発行日
vol.48, no.2, pp.85-97, 2018-03-31

【目的】植物の二次代謝産物を用いるハーブサプリメント(HS)の利用に伴う健康被害例は少なくない.特に医薬品との相互作用に関わる薬物代謝酵素cytochrome P450(CYP)の関与が指摘されている.そこで,HSの安全性確保には,適切なリスク評価が必要であると考え,これまで複数のHSについて食品添加物の安全性評価の手法に準じた肝CYPへの作用を指標とした製品対象動物試験を実施してきた.本研究では,アマチャヅル(学名 Gynostemma pentaphyllum :英名 Sweet tea vine (STV), Jiaogulan)製品を対象とした.STVは,その成分ダンマラン系サポニンに健康効果が示唆され,ベトナム等で人気が高い.食経験は比較的豊富であり,近年ベトナム人を対象とした無作為化比較試験により,耐糖能効果が示され注目されている.しかしながら,医薬品等との相互作用は不明である.そこで,製品の安全性を検討した.【方法】米国A製品とベトナムブランドB製品は純水に懸濁し,一日推奨目安量の100倍量をSD系雄ラット(約200g)に8日間反復胃内投与した.系統差の検討ではGK(Ⅱ型糖尿病自然発症モデル)ラットおよびWistar系ラットを用いた.肝CYP分子種の遺伝子発現は,酵素活性,タンパク質,mRNAレベルで検討した.【結果】2種のSTV製品投与による肝臓重量への有意な影響はなく,共通してalkoxyresorufin O -dealkylase活性が上昇していたが,mRNA発現はCYP1A2が軽度に上昇した.これはWistar系,GKラットでも同結果であった.なお,CYP1A1 の発現に関しては,製品差と系統差がみられた.【結論】STV製品は品質等により,より強いCYP1A誘導作用を持つ可能性がある.本法のような試験を事業者が実施することは安全性確保に有用である.
著者
桑折 章吾 加藤 優 高間 康史 Kori Shogo Kato Yu Takama Yasufumi
雑誌
SIG-AM = SIG-AM
巻号頁・発行日
vol.04, no.02, pp.9-14, 2013-07-29

本稿では,検索エンジンを用いた情報検索におけるユーザ行動を分析した結果について報告する.我々は,「動向に関する問い」を対象とした検索エンジン構築を目指し,その基本的検索機能について検討を進めている.既存検索エンジンを用いた検索でも,ユーザは異なる意図に基づく基本的検索を組み合わせて目的を達成しているとの考えに基づき,本稿では検索意図の観点からユーザの情報検索行動を分析し,得られた結果に基づき動向に関する基本的検索機能について考察する.
著者
貞光 威
雑誌
聖徳学園岐阜教育大学国語国文学 (ISSN:02869365)
巻号頁・発行日
vol.12, pp.55-65, 1993-03-15
著者
藤野 清次 久野 孝子
雑誌
研究報告人文科学とコンピュータ(CH)
巻号頁・発行日
vol.2014-CH-101, no.3, pp.1-8, 2014-01-18

大量の情報 (ほとんど無用のゴミかもしれないが) の中から検索で,自分が欲しい有用な情報を探す時代がやってきた 1) 10) 11) 12) 13).現代社会においてデジタル情報資源は日々増加の一途を辿り減ることはない.そこで,1922 年 12 月福岡の和風旅館栄屋に泊ったアインシュタイン博士の軌跡を博士の碑という糸口からインターネットによる情報検索を活用し追跡した.その調査結果を以下に報告する.
著者
小嶋 洋介
出版者
中央大学人文科学研究所
雑誌
人文研紀要 (ISSN:02873877)
巻号頁・発行日
vol.77, pp.263-291, 2013-10-10

本論稿は、その目的の大前提に、副題に示した「自然の存在学」というテーマがあり、このテーマの展開上に位置づけられている。その中の一主題である絵画をめぐる問題に即して、ファン・ゴッホは取り上げられている。ただ、この論稿は純粋なファン・ゴッホ論として立てられているのではない。軸はハイデガーの思想の方にある。何故ハイデガーなのか。それはハイデガーが、ファン・ゴッホの絵を梃子にして独自の思索へと発展させた重要な一論を出しており、そこで論じられている内容を無視してファン・ゴッホを論究することはできないからである。そこで第一節では、その著名な論文『芸術作品の根源』において、何が論じられているかを解明することに努めている。第二節では、今度はファン・ゴッホの側から見て、ハイデガーの思想との連関性を探る。ここで両者に響きあう主要概念が「大地」と「自然」である。ただ最終節で、我々はこの論題をファン・ゴッホとハイデガーの問題領域の内部に収斂させて終えるわけではない。「大地と自然」の問題の元型性を探求するために、東洋思想との接点を模索する。この論稿をステップに、「自然の存在学」をさらに展開させていくための道を呈示することが、根本的目的となっているからである。
著者
中島 研吾 坂本 龍一 星野 哲也 有間 英志 塙 敏博 近藤 正章
雑誌
研究報告ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC) (ISSN:21888841)
巻号頁・発行日
vol.2020-HPC-174, no.5, pp.1-9, 2020-05-06

近年,科学技術計算において,低精度演算を積極的に活用することにより,計算時間を短縮する試みが活発に行われている.また,低精度演算による計算の精度を保証するための実用的手法についても研究が進められている.本研究では,アプリケーションの実装方法,問題規模と低精度演算による性能改善の関係に注目し,様々なハードウェア環境下での検討を実施した.
著者
高橋 博之 宮崎 正弘
雑誌
全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.第49回, no.人工知能及び認知科学, pp.33-34, 1994-09-20

文字音韻変換処理は一般の単語については辞書を用いて行われる。しかし、数詞は表記が無数に生成できるため、全表記を辞書に収録することはできない。そのため、数詞は別処理で音韻付加する必要がある。日本語における数詞の表記は、算用数字表記、漢数字表記に加え両者の混ぜ書きも行われるなど多様である。本稿ではこれら多様な表記の数詞を処理するための可読性、拡張性に富むルールを提案し、その有効性を示す。
著者
宮崎 正弘 大山 芳史
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.27, no.11, pp.1053-1061, 1986-11-15

漢字かな混りの任意の日本語文を明瞭で自然な連続音声に自動変換するための言語処理方式を提案する.まず 基本となる文解析においては 解析精度と処理能力を両立させるものとして 局所的総当り法による形態素解析をベースとし 必要に応じて係り受け解析などより深い解析を行う多段解析法を提案する.さらに 文解析の結果を基に 文を高い精度で音韻列に自動変換し 自然な韻律情報を自動付与する方法を提案する.辞書については 43万語を収録した日本語辞書を構築し その高速検索を可能とした.本言語処理方式と音声合成装置を組合せて 高い精度と処理能力をもった実用的な日本文音声出力システムを開発した.
著者
松田 佐智子 斎木 まど香
出版者
西九州大学短期大学部
雑誌
永原学園西九州大学短期大学部紀要 = Journal of Nishikyusyu University junior college (ISSN:24347833)
巻号頁・発行日
vol.49, pp.1-6, 2019-03-18

The number of viable bacteria was investigated in pre-cut vegetables and vegetable salads with mayonnaise. First, no discernible difference was found in the viable bacteria in either bagged or packaged pre-cut ones. Second, Pre-cut vegetable and dressed salads were stored at 5 ℃ and 25℃ for 48 hours to see how temperature difference would affect the behavior of bacteria. In all samples, the bacterial growth was slightly observed at 5℃ . In the pre-cut vegetables, at 25℃ , the number of viable bacteria was found to increase rapidly. However, in the dressed salads, the difference was observed depending upon different pH level. The dressed salads at pH5.8 showed the bacteria rapid increase, but the slow bacterial growth was observed at pH5.2. Finally, Pre-cut vegetables and dressed salads using antibacterial sheet stored at 25℃ for 26 hours to examine how the antibacterial sheet would affect the behavior of bacteria. It was found also that, for the dressed salads using antibacterial sheet, the growth of bacteria was suppressed during storage at 25℃. Therefore, commercial vegetables need to be eaten soon after purchase or they need to store at low temperature. Also, using antibacterial sheet, vegetables with mayonnaise can be taken more safely.