著者
佐々木 剛二
出版者
日本文化人類学会
雑誌
日本文化人類学会研究大会発表要旨集 (ISSN:21897964)
巻号頁・発行日
vol.2010, pp.148-148, 2010

本発表では、ブラジルの人類学者エドゥアルド・ヴィヴェイロス=デ=カストロの略歴、及びその仕事の概要を紹介した後、彼の理論の核心となっている「ペルスペクティヴィズモ(perspectivismo)」の考え方について詳しく論じることによって、その思想的背景や理論的射程に言及し、関心を持つ日本語話者の研究者たちの議論の発展に資することを目指す。
著者
春日井 邦夫 兼松 徹 日高 雄二
出版者
日本大腸肛門病学会
雑誌
日本大腸肛門病学会雑誌 (ISSN:00471801)
巻号頁・発行日
vol.72, no.4, pp.153-164, 2019

<p>便秘治療薬は患者の程度・症状に合わせ,適宜増減可能な用量の薬剤が望まれる.慢性便秘症治療薬として開発された結晶ラクツロースのゼリー製剤(SK-1202,以下本剤)について,用量調節投与による有効性と安全性を評価した.日本人の慢性便秘症患者54例を対象に,開始用量として26g/日(ラクツロース量)を1日2回に分け,患者の症状に応じて13~39g/日の範囲で用量調節を実施しながら4週間経口投与した.33例が投与期間中に1回以上用量調節し,54例全例が投与完了した.自発排便回数は投与第1週で5.40±2.58回/週と,ベースライン1.70±0.61回/週に対して有意に増加し投与第4週まで持続した(いずれもp<0.001).臨床的に問題となる副作用も発現しなかった.</p><p>本試験にて本剤を用量調節投与した結果,中止例もなく良好な有効性および安全性が認められ,慢性便秘症に対する本剤の用量調節の意義が示された.</p>
著者
永井 宏達 建内 宏重 井上 拓也 太田 恵 森 由隆 坪山 直生 市橋 則明
出版者
公益社団法人 日本理学療法士協会
雑誌
理学療法学Supplement
巻号頁・発行日
vol.2007, pp.C1390, 2008

【目的】これまで,筋機能の改善は,筋力増強に重きをおかれてきたが,近年,活動量だけでなく筋活動の開始時期が注目されている.先行研究では,腰痛の有無に着目し,腰痛群において主動作筋に対する体幹筋の筋活動開始時期が遅延するという報告もされているが,腰椎前彎の有無に着目して,筋活動開始時期への影響を調査した報告は見当たらない.本研究の目的は,腰椎前彎が下肢運動時における体幹筋の筋活動開始時期に及ぼす影響を明らかにすることである.<BR>【対象と方法】対象は健常成人男性9名(平均年齢23.1±2.9歳)とした.表面筋電図の測定にはNORAXON社製TeleMyo 2400を使用した.測定筋は,左側の内腹斜筋・腹横筋群(IO),腹直筋(RA),外腹斜筋(EO),多裂筋(MF),半膜様筋(SM),大殿筋(GM)とし,右SLR時の左体幹・下肢の筋電図を測定した.また,右SLRの主動作筋である大腿直筋(RF)も測定した.<BR>被検者の姿勢は仰臥位とし,LEDによる光刺激に対して,できるだけ速くSLRを行うように指示した.LEDは左右2光源あり,検者による口頭での合図の後,5秒以内に一方のライトを点灯させ,点灯した側の下肢を挙上するように指示した.挙上側は左右ランダムとした.条件は,安静臥位と他動的な腰椎前彎位の2条件とし,腰椎の前彎は,厚さ約4cmの砂嚢を腰椎とベッド間に挿入して設定した.各条件につき7回測定を行い,その内の5回のデータを採用した.各筋の筋活動が生じた時期は,ライト点灯以前での50msec間におけるRMS(Root Mean Square)の標準偏差の2倍の値を25msec間以上超えた時点とした.なお,SLRの主動作筋であるRFの筋活動開始時期を基準として,各筋の筋活動開始時期を算出した.統計処理には,反復測定分散分析,多重比較検定,対応のあるt検定を用いた.有意水準は5%未満とした.<BR>【結果と考察】<BR>分散分析の結果,各筋の筋活動開始時期には有意な差がみられた(p<0.01).安静位での筋活動開始の順番は,SM→EO=RF→RA=IO→MF→GMであった。腰椎前彎位ではSM→RF→EO=IO=RA→MF=GMであった.前彎条件にて,安静条件と比較してSMの筋活動開始時期が有意に早くなった(安静; -11.2±7.8msec,前彎; -18.2±11.4msec).またMFの筋活動開始時期が前彎条件にて有意に遅延した(安静; 22.6±15.5msec,前彎; 32.8±17.6msec).腹筋群では,前彎条件にて筋活動開始時期が遅延する傾向がみられた.本研究の結果より,腰椎が前彎位になることで,下肢運動時におけるMFの収縮が遅延することが示された.一方,SMは体幹筋群による骨盤の固定作用が遅延することの代償として,筋活動時期が早まる可能性が考えられた.したがって,腰椎の過度な前彎を呈している症例では,MFの動員が遅延して,脊柱の安定性に影響を及ぼしている可能性があることが示唆された.
著者
吉田 真 吉田 昌弘 横山 茜理
出版者
北翔大学
雑誌
北翔大学生涯スポーツ学部研究紀要 (ISSN:18849563)
巻号頁・発行日
no.9, pp.111-120, 2018

背景と目的:多くの競技者は膝前十字靭帯再建術(ACLR)後9〜12ヶ月で競技復帰する。受傷前と同じレベルで競技復帰が成功する者もいる一方で,競技復帰後に不幸にも再受傷する者もいる。本症例報告の目的は,反対側のACLRに続いて2回目のACLRを経験した女子バスケットボール選手における競技復帰までのアスレティックリハビリテーションの過程を再考することである。症例情報:20歳女子バスケットボール選手は2年前,18歳の時,ハムストリングスの自家腱を採取した右ACLRを経験した。今回の受傷は2回目のACL損傷であり,2on2の練習中ステップ動作で急激にストップ動作をしようと左足を接地した瞬間に発生した。2回目のACLRもまた同側の半腱様筋と薄筋の自家腱を用いたSTG法で施術された。症例の目標は,膝を気にせず全日本大学バスケットボール選手権に出場することであった。術後3ヶ月の時点で,ランニングが許可され,ジャンプ,ステップ,アジリティ,プライオメトリクスエクササイズのようなアスレティックリハビリテーションは,難易度,反復回数,強度に関して徐々に展開された。選手はACLR 後9ヶ月でバスケットボール競技に完全復帰した。アウトカム:等速性筋力測定がACLR後の競技復帰における客観的指標の一つとして行われた。これらのデータでは,ハムストリングスの筋力低下やHQ比が0.6未満であったことが示された。考察:2回目のACL断裂の原因は不明である。機能的なパフォーマンスや等速性膝筋力測定の結果から,3回目のACL断裂の可能性を否定できない。そこで,再受傷予防のために,両側のハムストリングスの筋力強化,大腿四頭筋とハムストリングスの急速な筋収縮能力の向上,そして神経筋制御能力の改善が必要である。
著者
新名 一仁
出版者
東北大学
巻号頁・発行日
2016

論文
著者
南郷 明徳
出版者
文光堂
雑誌
臨床スポーツ医学 = The journal of clinical sports medicine (ISSN:02893339)
巻号頁・発行日
vol.24, no.10, pp.1049-1055, 2007-10-01
参考文献数
29
被引用文献数
1
著者
渡邊 定正
出版者
富士学会
雑誌
富士学研究 = Journal of fujiology
巻号頁・発行日
vol.13, no.1, pp.1-17, 2015-12
著者
八田 洋子
出版者
歴史考古学研究会
雑誌
歴史考古学 (ISSN:03870251)
巻号頁・発行日
no.77, pp.13-20, 2019-08