著者
前田 健
出版者
日本弁理士会
雑誌
別冊パテント (ISSN:24365858)
巻号頁・発行日
vol.75, no.27, pp.35-55, 2022 (Released:2022-11-24)

近時,製品(商品及びサービスを含む)の単位・対価関係が明確ではないビジネスモデルの重要性が増している。本稿は,それらの「新たな」ビジネスモデルを①複数の製品の組合せ,②複数の顧客グループの組合せ,③同一顧客グループ内での価格差別に分類し,実際の裁判例を分析して損害額算定上の課題を抽出した。売上げ減少の逸失利益の算定においては,事実的因果関係を有する損害額を算定するために,①権利者製品・侵害者製品の確定,②それら製品の付随品も①に含めてよいか,③侵害がなかった場合に侵害者が提供し得た代替製品の認定が論点となる。議論に際しては,独立かつ完結していると評価し得るものであって支払われる一群の対価が密接不可分といえる範囲のものを,製品の単位と捉えるべきだろう。また,仮に保護範囲を限定する立場を採るなら④売上げに対する知的財産の寄与度の認定も論点になるが,排他権を行使すれば確保し得たすべての逸失利益が保護範囲に含まれると考えるべきだろう。ライセンス料相当額の算定は,理念的には侵害者利益の一部を権利者に分け与えるよう行うべきだが,同様に①~④の要素が重要となる。

1 0 0 0 縄文神社

著者
武藤郁子著
出版者
飛鳥新社
巻号頁・発行日
2021

1 0 0 0 國語學概論

著者
亀田次郎著
出版者
博文館
巻号頁・発行日
1909

1 0 0 0 山片蟠桃

著者
亀田次郎著
出版者
全國書房
巻号頁・発行日
1943
著者
亀田次郎 多屋頼俊共著
出版者
平野書店
巻号頁・発行日
1931
著者
龜田次郎 [著]
出版者
明治書院
巻号頁・発行日
1933
著者
龜田次郎著
出版者
亀田次郎
巻号頁・発行日
1921
著者
龜田次郎著
出版者
印南郡三治協會
巻号頁・発行日
1919
著者
龜田次郎著
出版者
印南郡三治協會
巻号頁・発行日
1917
著者
波多野 和夫 大塚 俊男 濱中 淑彦
出版者
一般社団法人 国立医療学会
雑誌
医療 (ISSN:00211699)
巻号頁・発行日
vol.50, no.1, pp.69-72, 1996-01-20 (Released:2011-10-19)
参考文献数
11

著しい語間代(Logoklonie)の言語症状を呈した初老期発症のAlzheimer病の1例の症例報告を行った. 語間代はKraepelin(1910)の教科書に記載された有名な現象であるが, これまでほとんど取り上げられることなく, 議論の対象としては等閑視されて来たといってよい. 我々は, 自験例との臨床的経験を通じて, この語間代という言語症状の輪郭を明らかにし, その現象と発生に関わる要因として, (1)音節レベルの水平性反復, (2)脳器質性言語障害, (3)発話発動性の保存, (4)精神運動性解体としての固執性症状, (5)前頭葉損傷との関係, (6)経過の問題という特徴を取り上げ, その意味を考察した. 併わせて類似の病的言語現象として, (a)吃音, (b)子音・母音再帰性発話, (c)部分型反響言語を挙げ, これらとの鑑別診断についても考察した
著者
Takahiro Sekikawa Yuki Kizawa Yanmei Li Naoki Miura
出版者
SOCIETY FOR FREE RADICAL RESEARCH JAPAN
雑誌
Journal of Clinical Biochemistry and Nutrition (ISSN:09120009)
巻号頁・発行日
pp.22-65, (Released:2022-10-18)
参考文献数
40
被引用文献数
3

Visual display terminal work has increased rapidly in recent years. Loss of visual acuity is an unfortunate associated effect. Here, we performed a randomized, placebo-controlled study in 60 healthy adults. Participants received a diet containing astaxanthin (9 mg/day) or placebo for 6 weeks. Visual acuity, functional visual acuity, and pupil constriction rate were measured before and after visual display terminal work. In participants aged ≥40 years, corrected visual acuity of the dominant eye after visual display terminal work at 6 weeks after intake demonstrated a higher protective effect of astaxanthin in the astaxanthin group vs the control group (p<0.05). In participants aged <40 years, no significant difference was seen between the astaxanthin and control groups. Moreover, no significant difference was found in functional visual acuity and pupil constriction rate between the astaxanthin and control groups. These results suggest astaxanthin reduces oxidative stress caused by visual display terminal work. Age-related reduction in ciliary muscle strength is likely the main detractor of visual acuity. Correspondingly, astaxanthin reduced visual display terminal work-induced visual stress in the middle-aged and elderly. This study was registered in the UMIN-CTR database (UMIN000043089).
著者
岡崎 裕之 布田 裕一 師玉 康成 荒井 研一
出版者
信州大学
雑誌
基盤研究(C)
巻号頁・発行日
2017-04-01

本研究では、形式的定理証明系Mizarとモデル検査器ProVerifを用いて、計算機援用による暗号システムの安全性形式的評価システムを開発した。Mizarでは暗号理論に関わる形式化数学ライブラリを開発した。本成果は確率、統計、関数解析、計算アルゴリズムや計算量等の計算機科学の基礎の形式化であるので、暗号理論以外にも応用できる。一方、ProVerifでは、基本的な暗号プロトコルのみならず、従来より抽象度が低くより現実のシステムや実装に近いモデルでの安全性検証手法を提案した。これにより暗号学的ハッシュ関数やブロック暗号の利用モード等の開発時の設計支援や形式的安全性検証を行うことが可能となった。
著者
井ノ上 修一 黒木場 博幸 林田 友一 林田 一夫 迫田 馨
出版者
The Society of Physical Therapy Science
雑誌
理学療法科学 (ISSN:13411667)
巻号頁・発行日
vol.11, no.4, pp.191-196, 1996-11-20 (Released:2007-03-29)
参考文献数
3
被引用文献数
1

当院では両膝とも手術適応のある変形性膝関節症患者に対して積極的に両側同時TKAを行い, 片側のみのTKAと同様のプログラムで術後の理学療法を進め,looseningなどを起こすことなく順調に現在に到っている。今回当院での後療法プログラムを紹介するとともに,両側同時でも片側のみと同様にプログラムを進める当院での方法を機能的な面から検証した。対象は, すでに退院して機能的に安定したと考えられる40名(両側同時TKA20名,片側TKA20名)とし,方法は膝ROMと歩行速度について測定し比較した。結果は両群の間で差は認められず,両側同時でも片側のみのプログラムに手を加えることなく同様に進める方法も有用であると考えられた。

1 0 0 0 産業心理学

著者
安藤瑞夫 編
出版者
有斐閣
巻号頁・発行日
1966