著者
鄒 双双
出版者
関西大学文化交渉学教育研究拠点(ICIS)
雑誌
東アジア文化交渉研究 = Journal of East Asian Cultural Interaction Studies (ISSN:18827748)
巻号頁・発行日
vol.5, pp.89-101, 2012-02-01

This paper discusses how Qian Daosun, famous for his translation of the Man’yōshū, was described in Japanese materials. Despite Qian Daosun’s contributing greatly to the translation of Japanese literary works into Chinese, he is a poorly understood fi gure in China as he was sentenced and sent to jail as a traitor by the Kuomintang government, which discouraged later research.There are, however, materials about Qian in Japan, written by Yoshikawa Kojiro and others, through which it is possible to understand Qian’s public image in Japan and develop some idea of what he was like as an individual. Qian was regarded as a serious teacher and a kind-hearted scholar, taking care of Japanese overseas’ students in Beijing. Some articles depict Qian as experiencing psychological confl ict owing to his ambivalence on the tense relations between China and Japan, and that he showed indomitable courage in protecting Chinese culture from destruction by the Japanese army during the Second Sino-Japanese War.
著者
近藤 等
出版者
早稲田商学同攻会
雑誌
早稲田商学=The Waseda commercial review (ISSN:03873404)
巻号頁・発行日
vol.144号, pp.107-128, 1960-01
著者
甲斐 常伸
出版者
東京大学大学院情報理工学系研究科電子情報学専攻
巻号頁・発行日
2013-03-25

報告番号: ; 学位授与日: 2013-03-25 ; 学位の種別: 修士 ; 学位の種類: 修士(情報理工学) ; 学位記番号: ; 研究科・専攻: 情報理工学系研究科・電子情報学専攻
著者
安本 亮二 小早川 等 柿木 宏介 井関 達雄 梅田 優 川嶋 秀紀 守屋 賢治 前川 正信
出版者
泌尿器科紀要刊行会
雑誌
泌尿器科紀要 (ISSN:00181994)
巻号頁・発行日
vol.32, no.6, pp.841-845, 1986-06

前立腺炎症例における,尿中NAG,又は前立腺マッサージ後の尿におけるNAGを測定した.その結果,尿中NAG値は,健常人に比べ明らかに高い値を示しただけでなく,病態の推移に非常によく一致していた.尿中NAGの臨床的評価の際,前立腺の病変も考慮にいれることが大切である.尿中NAGの経時的測定は,前立腺炎の病変の(その中でも急性前立腺炎の)一指標になる
著者
澤田 稔
出版者
東洋史研究會
雑誌
東洋史研究 (ISSN:03869059)
巻号頁・発行日
vol.45, no.4, pp.823-829, 1987-03-31
著者
新免 康
出版者
東洋史研究會
雑誌
東洋史研究 (ISSN:03869059)
巻号頁・発行日
vol.54, no.4, pp.781-790, 1996-03-31
著者
新井 洋輔 松井 豊
出版者
筑波大学心理学系
雑誌
筑波大学心理学研究 (ISSN:09158952)
巻号頁・発行日
no.26, pp.95-105, 2003-09-01

本論文は、大学生のクラブ・サークル・部活動などの集団に関する研究の動向を整理することを、目的とする。まずサークルへの参加状況に関する調査やサークルを含む課外活動の在り方に関する提言など、心理学以外の研究について紹介する。続いてサークルや部活動集団を対象とした心理学的研究の動向をまとめ、最後に今後の展開について考察する。なお、「クラブ」「サークル」「部活動」などの集団の呼称については、研究によって、それぞれ異なる対象を指すものと、区別せずに扱っているものとがある。本論文ではこれらを特に区別せず、原則として「サークル集団」という語を用いるが、先行研究が呼称を意図的に使い分けている場合には、各研究に従って記述する。
著者
金間 大介 野村 稔
出版者
科学技術・学術政策研究所 科学技術動向研究センター
雑誌
科学技術動向 (ISSN:13493663)
巻号頁・発行日
no.142, pp.13-18, 2014-01 (Released:2014-02-13)

農林水産省の調査によると、約50%の営農者がこれまでの農業経営において情報通信技術(IT)を利用しており、かつ今後も利用したいと答えている。ただし、その多くが比較的簡易な利用に留まっており、農業生産の飛躍的な向上が期待されるようなIT の利用はわずかとなっている。 農産物の生産量や品質は気温、日射量、土壌水分、施肥量などの影響を大きく受ける。適切な生産管理により収益を向上させるためには、これら環境データと実際に収穫した収量データをつき合わせ、最適な施肥量や作業時期を決める必要がある。そこで環境データをセンシングできるデバイスやカメラ等の観測機器を設置し、各地点の環境データや生育状況がリアルタイムで入手できるシステムの開発・導入が進められている。また、収集されたデータの蓄積・分析・活用の面でも、クラウドサービスを中心とした取り組みの進展がみられている。 こうした農業へのIT 導入の動きを活かし、大きな成果に結びつけていくためには、地域の大学・自治体と関係政府機関が協力して、IT の導入をサポートできる人材の確保・充実、現場におけるIT 利用の実証、知識や成果の共有促進などの施策により、営農者のIT リテラシーの向上を図っていくことが望まれる。