出版者
京都
雑誌
総合文化研究所紀要 = Bulletin of Institute for Interdisciplinary Studies of Culture Doshisha Women’s College of Liberal Arts (ISSN:09100105)
巻号頁・発行日
vol.33, pp.1-15, 2016-07-15

In August 1925, Yokomitsu Riichi (1898-1947), who had been hailed as the leader of the Neo-Sensualist movement, published the short story ‘Machi no Soko’, in the magazine ‘Bungei Jidai’. This work appeared at a time when, as the critic Hirano Ken has pointed out, the Japanese world of letters was dominated by the sanpa teiritsu, i.e., the three-cornered contest between the already established realistic literature, the proletarian literature, and the new novel of the 20th century. This paper aims to show that ‘Machi no Soko’ has features that challenge both realistic and proletarian literature, while bringing to the fore its modernist characteristics.
著者
百目木 希実 門傳 剛 松村 美穂子 清水 裕晶 池田 志織 助川 敦子 柳 一徳 青木 千枝 川越 宣明 加瀬 浩之 笠井 貴久男 Nozomi Domeki Tsuyoshi Monden Mihoko Matsumura Hiroaki Shimizu Shiori Ikeda Atsuko Sukegawa Kazunori Yanagi Chie Aoki Yoshiaki Kawahoe Hiroyuki Kase Kikuo Kasai 獨協医科大学内科学(内分泌代謝) 獨協医科大学内科学(内分泌代謝) 獨協医科大学内科学(内分泌代謝) 獨協医科大学内科学(内分泌代謝) 獨協医科大学内科学(内分泌代謝) 獨協医科大学内科学(内分泌代謝) 獨協医科大学内科学(内分泌代謝) 獨協医科大学内科学(内分泌代謝) 獨協医科大学内科学(内分泌代謝) 獨協医科大学内科学(内分泌代謝) 獨協医科大学内科学(内分泌代謝) Department of Endocrinology and Metabolism Dokkyo Medical University School of Medicine Department of Endocrinology and Metabolism Dokkyo Medical University School of Medicine Department of Endocrinology and Metabolism Dokkyo Medical University School of Medicine Department of Endocrinology and Metabolism Dokkyo Medical University School of Medicine Department of Endocrinology and Metabolism Dokkyo Medical University School of Medicine Department of Endocrinology and Metabolism Dokkyo Medical University School of Medicine Department of Endocrinology and Metabolism Dokkyo Medical University School of Medicine Department of Endocrinology and Metabolism Dokkyo Medical University School of Medicine Department of Endocrinology and Metabolism Dokkyo Medical University School of Medicine Department of Endocrinology and Metabolism Dokkyo Medical University School of Medicine Department of Endocrinology and Metabolism Dokkyo Medical University School of Medicine
雑誌
Dokkyo journal of medical sciences (ISSN:03855023)
巻号頁・発行日
vol.37, no.3, pp.181-186, 2010-10-25

日本甲状腺学会から甲状腺クリーゼの診断基準が2008 年に発表された.2004 年4 月から2009 年3月に当院で臨床的に甲状腺クリーゼと診断,治療した20 症例を,その診断基準にあてはめ,治療と予後等について解析した.基礎疾患は全例バセドウ病だった.誘因として服用不規則や中断が9 例,感染症6 例,糖尿病性ケトアシドーシス3 例,情動ストレス2 例,脳血管障害1 例,外傷1 例だった.診断基準で確定診断例が15例,疑い例が1 例,除外症例が4 例だった.症状では中枢神経症状が疑い・確定診断例では11 例,脈拍130/分以上は12 例認められたが,除外例では認められなかった.治療としてはチアマゾールが全症例に使用されていた.ヨードは13 例,b ブロッカーは17 例,ステロイドは12 例の症例で使用されており全例救命できた.服用不規則や中断,感染症が誘引となりやすく,症状では中枢神経症状・脈拍が特にクリーゼの診断には重要と考えられた.後遺症を残す重症例は6 例で全て新診断基準によって確定診断された症例であり,新診断基準は予後への有用性も期待できると考えられた.
著者
山下 倫央 副田 俊介 大西 正輝 依田 育士 野田 五十樹
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.53, no.7, pp.1732-1744, 2012-07-15

近年,オフィスビルや商業施設の大型化,高層化が進んでいるが,このような施設で大規模な避難を行う際には,避難対象者は数千人となることもあり,的確な避難誘導が必要とされる.しかし,大規模な避難行動は多くの要素が複雑に関連し,容易に扱うことができないため,避難誘導計画の立案・検証には高速計算が可能な避難シミュレータによる支援が必要とされている.本論文では,歩行者同士の干渉や障害物回避の計算を簡約化し,移動状況の再現精度を落とすことなく,避難過程を高速に計算するために一次元歩行者モデルを提案する.さらに,一次元歩行者モデルを用いた高速避難シミュレータNetMASの開発を行い,実際の避難訓練を実測した結果と比較することで一次元歩行者モデルの有効性を検証する.NetMASの応用として,大規模な複合商業施設における避難を扱い,避難効率に影響を与える要因を検証する.多数の避難条件を想定したシミュレーションを行い,その結果に統計的手法を適用することでNetMASの有効性を確認する.
著者
伊達 華子 古賀 望子
出版者
山形大学
雑誌
山形大学紀要. 教育科学 = Bulletin of Yamagata University. Educational Science
巻号頁・発行日
vol.13, no.3, pp.23(215)-33(225), 2004-02-16

山形大学教育学部における音楽教育は, 他大学と同じくカリキュラムの上で「ピアノ」と「ソルフェージュ」を別科目として立ててきた。前者は主としてピアノの演奏法を,後者は主として視唱法ないし聴音を扱っているが,両者を有機的に連動させる必要性が指摘されているにもかかわらず, 現在のところ必ずしも成果が上がっているとはいえない。 したがって本論文では, 筆者の教育経験に基づき, 「ピアノ」の教授法に「ソルフェジュ」の要素を取り入れる新たな教授法を具体例とともに提言する。論文の第1部では, これまで行われてきた様々なソルフェージュ教育法を概観しつつ, 各教育法が抱える問題点を指摘し, さらに第2部では, モーツァルト≪ピアノソナタ変ロ長調≫の冒頭楽章第1主題を例として, 単なる演奏技法の習得にとどまらず, トータルに音楽を捉える具体的な教授法の試案を提示する。なお第1部は古賀望子が, 第2部は伊達華子が担当したが, 両者は原稿の段階で論議をつくした。したがって論文の責は等しく両者にある。 Musicians and music educators in Japan share the notion that understanding ”solfege” leads to better performance. However, there is no consistency in teaching methodology, with various approaches based on proposals and discussion from educators around the world. In addition, the principles on which methods are based are often misunderstood, resulting in the unreasonable rejection of these methods. In Japan, developing absolute pitch is emphasized over developing relative pitch, while the authors believe they should be given equal value. This paper summarizes and reconsiders the principles of previously proposed methods and will present a teaching method integrating solfege instructions into college level piano instruction.
著者
岡田 周平 森 滋男 後藤 厚宏
雑誌
コンピュータセキュリティシンポジウム2016論文集
巻号頁・発行日
vol.2016, no.2, pp.1012-1018, 2016-10-04

近年,インターネットバンキングにおいて,フィッシングやトロイの木馬等による預金者を標的とした金銭的被害が相次いでおり,不正送金の脅威が顕在化している.各ステークホルダがどのような対策をすることで,どのような不正送金の攻撃を,どの段階で防御できるのか,最適な防御に向けた分析が期待される.本稿では,サイバーキルチェーンを応用して,不正送金対策における攻撃の分析を行う.その後,分析結果を踏まえ,不正送金を狙う攻撃に対する個々の対策の効果と限界を明確にする分析フレームワークとして,「金融サイバーキルチェーン」 を提案する.本稿では複数の対策を事例に提案を分析し,考察した.
著者
岡田 周平 森 滋男 後藤 厚宏
雑誌
第79回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2017, no.1, pp.607-608, 2017-03-16

近年,インターネットバンキングにおいて不正送金の脅威が顕在化している.不正送金対策全体の強化を図るには,各ステークホルダがどのような対策をすることで,どの不正送金を狙う攻撃を,いずれの段階で防御できるのかを明らかにする攻撃の分析が必須である.不正送金対策ではステークホルダが多岐に亘るが、従来の攻撃の分析では個々の対策を対策主体に紐付ける分析ができていない.そこで,本稿では,不正送金を狙う攻撃に対する個々の対策の効果と限界を明確にする分析フレームワークとして,「金融サイバーキルチェーン」を提案する.また,ケーススタディを実施し,提案手法が不正送金事例に適用可能であることを検証する.
著者
諏訪部 功吉 田中 英彦
雑誌
第79回全国大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2017, no.1, pp.535-536, 2017-03-16

多くのスマートフォンにはGPSセンサーや加速度センサー、温度センサー等の各種センサーが搭載されている。またこれらのセンサーを活用するアプリケーションも日々増えており、これらのアプリケーションは所有者の様々な情報を適宜取得して活用している。スマートフォンを持っている人が増えたことで、様々な場面でモバイル・フォレンジックを行う機会も増えているものの、パソコンやサーバに対するフォレンジックとモバイル・フォレンジックとは大きく異なる。本研究では、 スマートフォンにインストールされたアプリケーションが記録したデータに着目して行うモバイル・フォレンジックの手法を提案する。
著者
山本 順一
出版者
桃山学院大学
雑誌
桃山学院大学経済経営論集 = ST.ANDREW'S UNIVERSITY ECONOMIC AND BUSINESS REVIEW (ISSN:02869721)
巻号頁・発行日
vol.59, no.1, pp.21-62, 2017-07-20

This paper deals with necessary knowledge about copyright law, and inaddition related important ethics which all researchers have to learn. Atfirst, it explains the outlines of Japanese Copyright Act of 1970, andfollowing revised acts. Researchers never fail to understand the realmeaning of legal citation doctrine. They necessarily should make sense ofthe way to lawfully and ethically reuse their own academic papers. Whenthey are working at national laboratories, or famous universities, they hadbetter know something about trademark, besides patent system. Thispaper also tells about what authorship ought to be. And other topics, forexample self-archiving, institutional repositories, creative commons license,and the usage of copyright-free illustrations are discussed. This paper isdedicated to young generation researchers including my students.
著者
山下 大輔 間 博人 山本 泰士 本田 雄亮 三木 光範
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.59, no.2, pp.715-722, 2018-02-15

近年,コンピュータの直感的な操作としてジェスチャ認識に注目が集まっている.専用のジェスチャ認識機器のみでなく,モバイル端末を用いたジェスチャ認識の研究がある.しかし,追加機器が必要であることや,カメラを用いることで消費電力やプライバシの問題が発生するなどの課題がある.本論文では,モバイル端末内蔵の照度センサを用いたハンドジェスチャ認識手法を提案する.端末表面の明暗変化を取得して,ハンドジェスチャ認識を行う.モバイル端末内蔵の照度センサを用いることで,追加の機器を必要とせず,消費電力やプライバシを考慮したハンドジェスチャ認識を実現した.本論文で提案するハンドジェスチャ認識は,訓練データを用いた学習によって行う.提案手法における認識精度の検証を行い,正確なハンドジェスチャ認識を可能であることを確かめた.また,提案手法を用いた具体的なアプリケーション例をあげることで,提案手法の応用可能性を示す.タッチ操作が容易ではない状況や画面の確認が不要な状況において有効に活用可能なハンドジェスチャ操作対応のアプリケーションを実現した.
著者
横田 智大 橋田 朋子
雑誌
情報処理学会論文誌 (ISSN:18827764)
巻号頁・発行日
vol.59, no.2, pp.703-714, 2018-02-15

本研究では,ハンドジェスチャと肌上へのタッチをともに認識することで,ユーザの腕を多様な入力が可能なインタフェースとする.従来研究では,ジェスチャとタッチのいずれか一方のみを認識しているものが多く,2つの動作をともに扱った研究はほとんどない.我々はアクティブ音響センシングの手法を用いることで,シンプルなセンサの構成を持った共通のシステムにより,ハンドジェスチャと肌上へのタッチを実時間でともに認識可能とする.実装したシステムについて,まずハンドジェスチャ,前腕の肌上へのタッチ,手の甲の肌上へのタッチの各認識を個別に評価した予備実験の結果を報告する.次に,ハンドジェスチャと前腕の肌上へのタッチを組み合わせた動作を認識し,その評価を行った実験の結果を報告する.その結果をもとに,ハンドジェスチャと肌上へのタッチ,そしてそれらを組み合わせた動作を1つのシステムで認識する手法として,複数の識別モデルを条件に応じて切り替えながら用いるアルゴリズムを提案する.最後に,そのシステムを利用したアプリケーションの例を紹介する.
著者
出羽 裕一 桝田 秀夫 森 真幸 永井 孝幸
雑誌
研究報告インターネットと運用技術(IOT) (ISSN:21888787)
巻号頁・発行日
vol.2018-IOT-40, no.1, pp.1-7, 2018-02-26

大規模システムの管理者の負担を軽減するため,統合監視ソフトウェアによる監視環境の自動構築と収集した監視情報に対して統計解析手法を適用できるシステムの試作を行った.監視情報の収集では,情報の改ざんやなりすましを防止することも考慮し,電子証明書による暗号化を施した.また,大規模なシステムでの利用を想定し,登録するICT機器の数に依る性能評価を行った.