著者
中里 弘道
巻号頁・発行日
pp.1-39, 1998-04

課題番号07804017 1995年度~1997年度科学研究費補助金(基盤研究(C)(2))研究成果報告書 研究代表者中里弘道(早稲田大学理工学部)
著者
近藤 一成
出版者
東洋史研究會
雑誌
東洋史研究 (ISSN:03869059)
巻号頁・発行日
vol.53, no.1, pp.24-49, 1994-06-30
著者
春木 良且 中谷 多哉子
出版者
情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告. 情報システム研究会報告 (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.93, no.38, pp.37-46, 1993-05

クラスライブラリに対しては,内部状態を利用する開いた再利用と,ブラックボックスとして機能のみを利用する,閉じた再利用を分類することができる.これらは,各々その評価基準や構築手法が異なっており,システム分析・設計において考慮しなければ,システム開発の生産性に寄与しない.本稿では,実際の開発プロジェクトにおける経験に基づいて「共有」と「再利用」の区別,システム開発工程とライブラリ構築工程の分離の必要性について,明らかにする.It is important to classify "Reuse in Open" and "Reuse in close" in Object-Oriented Class-library to increase the productivety. "Reuse in Close" is the method to use the functional result of library component, as black-box. And "Reuse in Open" is to use internal state of glass-box library component. We report that the difference between "reuse" and "common use", or "system constructing process" and "system refinement process" must be separated in Object-Oriented system development.
著者
西村 泰一
巻号頁・発行日
2013

平成の年号の発案者は安岡正篤であるということを総理大臣経験者の竹下登が示唆しているが、安岡正篤を有名にしたのは,彼が1922年に東京大学の卒業記念に出版した”王陽明研究”である。吉田茂、池田隼人、佐藤栄作、福田赳夫、大平正芳を始めとする多くの政治家が彼を師と仰いでいた。皇室とも関係が深く、終戦の折の玉音放送の原稿の作成には、全面的に協力している。東洋思想に造詣が深く、”学問修養とは、優游自適である”の名文句を残している。ここではその”優游自適”を絵にして見た。ご笑覧いただければ、幸いである。なお埼玉県菅谷の金鶏神社の傍には安岡正篤記念館があるので、時間と興味のある方は一度尋ねてみられるといい。
著者
吉田 光男 乾 孝司 山本 幹雄
出版者
情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告. データベース・システム研究会報告 (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2009-DBS-149, no.20, pp.1-8, 2009-11

近年のブログの普及により,ブログのコンテンツを利用するサービスや研究が盛んになってきている.ブログのコンテンツは,ポストと呼ばれるブログの書き手によるコンテンツと,コメントと呼ばれるブログの読者によるコンテンツに大分する事ができる.ブログのコンテンツを利用する場合は,それらが別々に抽出できている事が望ましい.本論文では,ブログ記事集合を用いる事により,ポストとコメントを自動的に分離抽出する手法を提案する.本手法は,ポストはブログ記事集合全てのブログ記事に出現するが,コメントはいずれかのブログ記事にしか出現しないというアイデアが基になっている.また,本手法のアルゴリズムを実装したソフトウェアを用いて実験を行い,日本語ブログサイトに対しての有効性を示す.
著者
海老原 義彦 中村 奉夫
出版者
情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告. オペレーティング・システム研究会報告
巻号頁・発行日
vol.46, no.5, pp.1-6, 1990-02

上位プロトコル処理時間が無視できないような高速LANの通信システムを対象とした一中継局を含むポイント・トウ・ポイント平均応答時間の性能評価を行った.ユーザトランザクションが通信システムを往復通過する時間を応答時間と定義している.階層型通信システムの各階層モジュールの平均処理時間と制御メッセージ数から,一中継局を含むポイント・トウ・ポイントの平均応答時間を近似的に求めいる.実測平均応答時間の上限値と下限値との比較より,過負荷を除くトラヒック範囲で,本解析手法は有効であることを示した.
著者
猿渡 康文
出版者
情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告. MPS, 数理モデル化と問題解決研究報告 (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.97, no.113, pp.25-30, 1997-11

本稿では, 辺彩色グラフ (edge-colored graphs) と呼ぶ, あらかじめ各辺に彩色がなされたグラフの特徴付について議論する. "一般のグラフ"の特徴付けにおいては, ハミルトン閉路といったグラフのもつ構造を鍵として利用している. "辺彩色グラフ"においては, "一般のグラフ"におけるグラフのもつ構造と共に, 交互性 (alternaty) と呼ぶ構造を導入した特徴付けがなされている. 本稿では, 辺彩色グラフにおける交互性を導入したグラフの特徴付けに関する既往の研究を紹介し, さらに, ある特定の点を端点としてもつハミルトン路をもつ辺彩色グラフの特徴付けを示す.An edge-colored graph is a graph, each of whose edge is colored by some color in advance. This paper treats a characterization of edge-colored graphs. To do so, a structure, so-called alternaty, is introduced. This structure is concerning to colors on edges, and plays an important role in characterizations as well as a graphical structure (e.g. Hamiltonian cycle, etc.). We first summarize some previous works concerning to characterizations of edge-colored graphs, and show a characterization of edge-colored graphs based on a new graphical structure.
著者
吉田 健一
出版者
情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告. ICS, 知能と複雑系 (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
no.90, pp.183-187, 2003-09

ここ数年WWW上のHTML/XMLデータや、化学物質の構造など、従来の統計・機械学習手法が扱ってきたテーブル形式では表現できないデータを解析したいというニーズが顕在下してきている。GBI(Graph Based Induction)法[1,2]は、そのようなニーズを受け比較的初期から研究が進められてきた色付有向グラフをデータ表現に用いた規則学習手法である。本研究ではGBIのための新しいアルゴリズムとして従来用いられてきたグラフの縮約操作を用いないSEA(Stepwise Entropy Analysis)というアルゴリズムを提案する。 SEAは縮約操作がもたらすGBIのgreedinessを柔らげる事で、学習ルールの精度向上を狙ったアルゴリズムである。さらにSEAのもう1つの特徴である相関ルールと識別ルールの同時学習能力についても報告する。The importance of analyzing semi-structured data, such as hyper linked WWW text, XML data and chemical formulae, promotes research on a group of data-mining methods which can handle trees, graphs, and other non-table format data. Among these, GBI : Graph Based Induction [1, 2] is one of the incipient methods to extract hidden rules from graph-format data. This paper describes an algorithm, SEA : Stepwise Entropy Analysis, using the GBI method. Though the conventional GBI algorithm contracts with the input graph during the analysis, this new algorithm does not use a contraction operation. Although this new algorithm is still greedy, its greediness is slightly weakened by omitting the contraction operation. Another characteristic of SEA, the simultaneous discovery of the association rule and the classification rule, is also described.
著者
寺地 遵
出版者
東洋史研究會
雑誌
東洋史研究 (ISSN:03869059)
巻号頁・発行日
vol.43, no.3, pp.569-570, 1984-12-31
著者
川本 淳平 佐久間 淳
出版者
情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告. データベース・システム研究会報告 (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2013-DBS-157, no.1, pp.1-6, 2013-07

本論文では,位置情報を継続的に公開するためのプライバシ定義を提案する.ある時刻における人々の位置情報は,過去に滞在していた地点との相関がある.そのため,差分プライバシのようにどのような背景知識を持つ攻撃者に対して,安全かつ継続的に位置情報を公開するためには付加しなければならないノイズ量が多くなる.本論文では,人々の行動にマルコフ性を仮定しマルコフ過程を用いた攻撃者に対して安全な位置情報の公開のためのアドバーザリアルプライバシを提案する.本論文では,先ず,各時刻毎に POI 別滞在人数ヒストグラムを公開する問題を考え,提案アドバーザリアルプライバシを満足するヒストグラム導出メカニズムについて議論する.そして,各時刻毎に POI のシーケンスからなるパスのカウントヒストグラムを公開する問題を考え,先のヒストグラム導出メカニズムをこの問題へ拡張する.最後に評価実験では,公開位置情報を用いた解析タスクとして頻出パス抽出を想定し,提案手法がプライバシを保護しつつ正確な解析結果を導く位置情報を公開できることを示す.