著者
川勝 平太
出版者
国際日本文化研究センター
雑誌
Historical Consciousness, Historiography, and Modern Japanese Values
巻号頁・発行日
pp.207-213, 2006-11-30

Historical Consciousness, Historiography, and Modern Japanese Values, 2002年10月末-11月, カナダ, アルバータ州バンフ
著者
Somaieh Hosseni Jahanshir Amini Javad Nazemi Rafei Jalal Khorshidi
出版者
Japan Oil Chemists' Society
雑誌
Journal of Oleo Science (ISSN:13458957)
巻号頁・発行日
vol.69, no.4, pp.377-390, 2020 (Released:2020-04-03)
参考文献数
57
被引用文献数
2 9

Colletotrichum nymphaeae is the causal agent of strawberry anthracnose, which is one of the most important disease affecting strawberry plant in Iran. This research aimed to apply the selected plant essential oils (EOs) such as Achillea millefolium, Mentha longifolia, and Ferula kuma to the management of strawberry anthracnose disease under in vitro, in vivo, and greenhouse conditions. In vitro tests indicated that all the EOs and fungicide were able to inhibit mycelial growth and conidial germination of the pathogen. Scanning electron microscopy (SEM) revealed that EOs significantly suppressed the mycelia growth and caused a change in morphology of fungal mycelia. The severity of strawberry anthracnose disease was significantly (p ≤ 0.05) reduced by all EOs under in vivo and greenhouse conditions. Results of all experiments showed that M. longifolia EO was the best EO to control C. nymphaeae. Also, EOs almost reduced weight loss and preserved firmness, ascorbic acid, total phenol, antioxidant activity (DPPH), and enzyme peroxidase activity in treated fruit. Moreover, EOs preserved the sensory quality of strawberry fruit during the storage period so that there were no significant differences between treatments (EOs) in their appearance, flavor, odor attributes, and overall evaluation compared to the control. Our results indicate that EOs are excellent bio-fungicides for the management of strawberry anthracnose.
著者
丸山 義昭
出版者
日本文学協会
雑誌
日本文学 (ISSN:03869903)
巻号頁・発行日
vol.62, no.3, pp.15-25, 2013-03-10 (Released:2018-03-16)

中学校の長期安定教材「走れメロス」(太宰治)は、その劇的な展開、一見明快なテーマ、スピード感のある文章、漢語の多用と文語調の格調高い言い回しなどによって、多大な人気を保ち続ける一方で、さまざまな作品の瑕疵(たとえばメロスの人物像をめぐって)が指摘され、好きになれないという読者も少なくない。いったい、この作品をどう捉え、どのように授業で読んでいったらよいのか、考えこまざるを得ない。そこで、〈物語〉と〈小説〉の違いを念頭に置きながら、特に田中実氏の言う〈近代小説=物語+語り手の自己表出〉という観点に立ちながら、「走れメロス」を再読していきたい。〈語り手の自己表出〉を読むことは、〈機能としての語り〉を問題にすることである。〈第三項〉=〈原文〉の影の働きを前提にして読んでいかなければ、読みは常に〈物語〉を補完する方向にしか向かわない。近年の論争点である、いわゆる「悪い夢」問題は、「走れメロス」の〈機能としての語り〉をどう捉えるか、その〈語り〉追究の端的なあらわれである。読み手(主体)と読み手が捉える作品(客体)という二項の図式を前提にしているのが、従来の「走れメロス」論である。〈物語〉と〈小説〉の違いとは何かを再考しつつ、これまでの作品論・教材研究に見られる、読みの〈制度〉を明らかにした上で、読み手(主体)と捉える客体と客体そのものという三項を前提にした読みへと転轍をはかっていきたい。
著者
中井 浩巳
出版者
日本コンピュータ化学会
雑誌
Journal of Computer Chemistry, Japan (ISSN:13471767)
巻号頁・発行日
pp.2021-0020, (Released:2021-08-14)
参考文献数
130

日本コンピュータ化学会(SCCJ)は,日本化学プログラム交換機構(JCPE)と化学ソフトウェア学会(CSSJ)が合併して2002年1月1日に設立され,まもなく創立20周年を迎える.この記事では,コンピュータ化学に関連する文献を紹介することにより,SCCJの過去20年間を振り返りる.まず,化学,物理学,工学,材料科学,生化学などの研究分野ごとに文献数を比較する.次に,引用数の多い上位100位の文献のいくつかを,方法論,ソフトウェア,データベース,およびトピックに分類して説明する.
著者
石塚 洋一 坂田 英明 上房 啓祐 設楽 仁一
出版者
耳鼻咽喉科展望会
雑誌
耳鼻咽喉科展望 (ISSN:03869687)
巻号頁・発行日
vol.37, no.Supplement1, pp.45-50, 1994-08-15 (Released:2011-08-10)
参考文献数
13

いびきの治療に点鼻用噴霧剤であるEN028を用い, その治療効果を検討した。いびきを主訴に来院した23-68歳までの男性25名, 女性11名, 合計36名を対象に, 本剤を就寝前に各鼻孔に2-4回ずつ噴霧させた。総合効果判定では, 著効1名, 有効12名, やや有効9名, 無効14名で, 有効以上の有効率は36.1%, やや有効以上の有効率は61.1%であった。50歳以上18名の有効以上は9名 (50%) で, 高齢者に有効症例が多くみられた。副作用は1例もなく, EN028はいびき治療に有用と思われた。
著者
笹田 直
出版者
The Surface Finishing Society of Japan
雑誌
表面技術 (ISSN:09151869)
巻号頁・発行日
vol.48, no.3, pp.271-276, 1997-03-01 (Released:2009-10-30)
参考文献数
4
被引用文献数
1 1
著者
植木 浩二郎
出版者
一般社団法人 日本内科学会
雑誌
日本内科学会雑誌 (ISSN:00215384)
巻号頁・発行日
vol.101, no.4, pp.959-964, 2012 (Released:2013-05-10)
参考文献数
13
被引用文献数
1 1

糖尿病は慢性の高血糖を主徴とする疾患であるので,従来は,空腹時・随時の血糖測定やブドウ糖負荷試験を2回以上行い,繰り返し基準を超えていることをもって診断していた.2010年の診断基準改訂では,過去1,2カ月の血糖の状態を反映するHbA1cを血糖値と同じ高位の診断基準加え,血糖検査と組み合わせることで1回の検査で診断可能とした.このようなHbA1cを用いる診断基準は世界的にも主流となっていることもあり,これを機に我が国と海外とで約0.4%の差が認められたHbA1cを国際標準化することとなった.
著者
阿部 亮
出版者
養賢堂
雑誌
畜産の研究 = Sustainable livestock production and human welfare (ISSN:00093874)
巻号頁・発行日
vol.69, no.12, pp.995-998, 2015-12

今回の酪肉近において飼料に関しては,「国産飼料生産基盤の確立」という項目の中で,次の6課題を掲げている。(1) 国産粗飼料の生産・利用の拡大,(2) 放牧活用の推進,(3) 飼料用米等国産飼料穀物の生産・利用の拡大,(4) エコフイードの生産・利用の促進,(5) 飼料の流通基盤の強化,(6) 肉用牛生産における肥育期間の短縮,である。本稿では国産飼料用穀類の利用に関して,飼料用米とイアコーンサイレージについて,生産利用と研究・技術開発の現状を見,今後を考えたい。飼料として国内で使われている穀類は,トウモロコシ,こうりゃん(マイロ),小麦,大裸麦,米,ライ麦,エンバク等である。ほとんどが輸入であるといってよい,平成26年度の飼料穀類の輸入量は約1,205万トンでその83%がトウモロコシである。この年のトウモロコシの輸入量は約996万トンであるが,その82%は米国からのものである。次に乳牛と肉用牛の配合飼料の中の穀類の配合割合(2015年6月)を見ると,乳牛用では50.3%,肉用牛用では60.4%と共に過半を穀類が占めており,穀類の中ではトウモロコシが乳牛用では83.5%,肉用牛用では64.9%とデンプン給与の主体を担っている。
著者
熱田 公
出版者
校倉書房
雑誌
歴史評論 (ISSN:03868907)
巻号頁・発行日
no.322, pp.p98-106, 1977-02
著者
辻井 弘忠
出版者
信州大学農学部
雑誌
信州大学農学部紀要 (ISSN:05830621)
巻号頁・発行日
vol.24, no.2, pp.p111-113, 1987-12

木曾馬の歩法を連続撮影して分析を行った。その結果,純系に近い木曾馬は側対歩で,やや純系に近い馬は半側対歩であった。また外国種の血が入った木曾系種は,サラブレッドと同じ常歩を示した。木曾馬は先天的な側対歩であると言われている。従って,歩法は今後,木曽馬の種牡選抜の際の一つの指標になると思われた。
著者
辻井 弘忠
出版者
信州大学農学部
巻号頁・発行日
vol.24, no.2, pp.111-113, 1987 (Released:2011-03-05)

木曾馬の歩法を連続撮影して分析を行った。その結果,純系に近い木曾馬は側対歩で,やや純系に近い馬は半側対歩であった。また外国種の血が入った木曾系種は,サラブレッドと同じ常歩を示した。木曾馬は先天的な側対歩であると言われている。従って,歩法は今後,木曽馬の種牡選抜の際の一つの指標になると思われた。

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著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1890年05月10日, 1890-05-10
著者
小林和男
出版者
海洋科学技術センター
雑誌
JAMSTEC
巻号頁・発行日
vol.1, no.4, 1989-10-01