1 0 0 0 OA 新刊吾妻鏡

著者
[土師聊卜] [訓点]
出版者
杉田良菴
巻号頁・発行日
vol.巻22-24, 1626

1 0 0 0 OA 新刊吾妻鏡

著者
[土師聊卜] [訓点]
出版者
杉田良菴
巻号頁・発行日
vol.巻15-16, 1626
著者
阿久根 優子 細江 宣裕
出版者
GRIPS Policy Research Center
雑誌
GRIPS Discussion Papers
巻号頁・発行日
vol.19-24, 2019-11

Modern theories of trade and economic geography pay particular attention to the role of product differentiation under monopolistic competition in manufacturing, while agriculture is considered to produce homogeneous goods. By contrast, agribusiness studies shed light on active entrepreneurs who have high productivity and are engaged in product differentiation by creating new products in their niches. Given these two contradicting views of agriculture, we examine the incidence of farm heterogeneity and product differentiation. This study uses microdata of Japanese farmers to estimate their total factor productivity. We find that heterogeneity is relatively low in the horticulture, grain and soybean (excluding rice), and fruit farming sectors, and high in the livestock sectors. In addition, the degree of product differentiation is relatively high in the livestock sectors, and the elasticity of substitution is as high as three, which is similar to findings in earlier studies on agriculture and manufacturing.
著者
向野 利彦 猪俣 孟
出版者
医学書院
雑誌
臨床眼科 (ISSN:03705579)
巻号頁・発行日
vol.47, no.8, pp.1454-1455, 1993-08-15

網膜格子変性lattice degeneration of the ret—inaは,検眼鏡的に赤道部から鋸状縁の間にみられ,境界が比較的明瞭な網膜の変性巣である。この病名は,変性巣を横切る血管が白線化して格子細工模様を呈することによる。裂孔原性網膜剥離の約30%は網膜格子状変性が原因で起こるので,慎重な経過観察が必要な病変である。正常眼の約10%にみられ,家族内発生も知られている。 網膜格子状変性は網膜硝子体変性症のひとつである。変性巣は鋸状縁に平行に走り,その幅は0.5〜1.5乳頭径で,長さは短いもので約2乳頭径,長いものではときに1象限をこえる。変性巣の辺縁は多少隆起し,内部では網膜は菲薄化し陥凹している。変性巣上の硝子体は液化し,空洞(硝子体ポケット)を形成している。膜様の硝子体が変性巣の辺縁に付着し,後部硝子体剥離に伴い変性巣の後極縁に沿って裂孔を生じやすい。変性巣内は不透明灰白色で,種々の程度の色素遊出がみられることもある(図1)。典型的な例では白線化した血管がみられる。血管の硬化がなく色素の少ないものは早期のものと考えられる。進行すると変性巣内にしばしば円孔が発生する(図2)。
著者
今西 祐一郎 鈴木 淳 加藤 聖文 鈴木 淳
出版者
人間文化研究機構国文学研究資料館
雑誌
国文研ニューズ = NIJL News (ISSN:18831931)
巻号頁・発行日
no.15, pp.1-16, 2009-06-01

●メッセージ新館長の挨拶●研究ノート国際シンポジウム「日本文学の創造物」東アジアの歴史研究とアーカイブズ研究対談 マティ・フォラー●トピックス平成21年度の講演会・展示ポルトガルにおける日本資料専門家欧州協会年次会議大学共同利用機関法入人間文化研究機構 連携展示「百鬼夜行の世果」開催のご案内久保木秀夫助教の中古女学会賞の受賞相田満助教の山下記念研究賞受賞総研大日本文学研究専攻の近況表紙絵紹介『朝鮮総督府文書』
著者
齋藤 成也 菅原 和広 徳永 由太 渡辺 知子
出版者
公益社団法人 日本理学療法士協会
雑誌
理学療法学Supplement Vol.39 Suppl. No.2 (第47回日本理学療法学術大会 抄録集)
巻号頁・発行日
pp.Aa0167, 2012 (Released:2012-08-10)

【はじめに、目的】 体幹の動揺を防ぐ姿勢制御メカニズムの一つにfeedforwardコントロールがある.このコントロールは,四肢筋の活動に先行して体幹筋が活動を始めることで,動作による体幹の動揺を防ぎ,脊柱の安定性に重要な役割を果たしているといわれている.また,feedforwardコントロールの発揮は予測の有無により決定され,予測不可能な外乱に対しては当てはまらないことが報告されている.しかし,これらの研究は外部から身体へ外乱を与えるものが多くみられ,自己意志による運動開始時と,視覚誘導性運動時の運動開始時を比較している研究は少ない. また,体幹筋の中で腹直筋はモーメントアームが長く,筋腹が3~4つに分けられるという特殊な形態であり,腹直筋の筋活動を上部線維と下部線維に区別した報告がいくつか存在する.そのため,姿勢制御の際に腹直筋上・下部の筋活動に違いがあるのではないかと考えられる.今回は,(1)上肢挙上時の運動発現要因が,自己の意志による運動と,視覚誘導性運動でのfeedforwardコントロールの違いについて明らかにすることと,(2)腹直筋を上・下部と分類し,両側の体幹筋を計測することで各筋線維の筋活動の特徴を捉えることを本研究の目的とし調査した.【方法】 対象は,神経筋骨格系疾患の既往のない健常右利き男性12名とし,身長は171.7±4.1cm(mean±SD),体重は61.5±5.3kg,年齢は21.3±1.2歳であった.測定筋は三角筋前部線維(Anterior Deltoideus:AD),両側腹直筋上部(Upper Rectus Abdominis:URA)下部(Lower Rectus Abdominis:LRA),両側脊柱起立筋(Erector Spinae: ES)の7ヶ所とした.対象者には,自分のタイミング(自己意志)と光センサーの発光後(視覚誘導性)にそれぞれ右上肢挙上を最大速度で行わせた.得られた筋電図はADの筋活動発現時間を0msとし,各筋線維の筋活動発現潜時を求め,ADの筋電図発現時間との差を算出した.自己意志時と視覚誘導性運動時の筋活動発現潜時の比較については,ウィルコクソン符号付順位和検定を用いた.また,それぞれの条件下での各筋線維間の筋活動発現潜時の比較には二元配置分散分析を行い,事後検定としてTukey-Kramer法を用いた.尚,有意水準は5%に設定した.【倫理的配慮、説明と同意】 対象者に対しては実験前に口頭で本研究の目的及び内容を説明し,同意を得た.【結果】 自己意志時において左ESは-20.3±30.1ms,右ESは52.4±55.3ms,右LRAは141.5±65.6ms,左LRAは190.2±46.8msであった.一方,視覚誘導性運動時では左ESは51.2±29.6ms,右ESは91.1±56.7msであり,右LRAは176.3±61.2ms,左LRAは223.1±21.1msであった.自己意志時と視覚誘導性運動時の比較では,両側ES,両側LRAにおいて,視覚誘導性運動時が自己意志時に比べ筋活動発現潜時が有意に遅延した.各筋線維の筋活動発現潜時の比較においては,右ESが左ESに比べ有意に遅延した.また,左LRA,両側URAは右LRAに比べ有意に遅延した.【考察】 運動プログラミングには,中枢レベルで2つの回路が存在するとされ,基底核・補足運動野を含む内部回路と,運動前野・小脳を含む外部回路に分けられる.Gazzanigaらによると内部回路は自己誘導運動に働き,外部回路は視覚誘導性運動などに働くとされている.本研究において,自己誘導運動は自己意志時の運動に相当し,視覚誘導性運動は視覚刺激により誘発される視覚誘導性運動に相当する.これら2つの運動プログラミングの違いは,行為を意図してから連合皮質を経由し,運動選択の段階で内部回路と外部回路に分かれることである.その後,両回路の伝達は共に運動野に入力され,各筋群に信号を送る.本研究において,視覚誘導性運動時に体幹筋の筋活動発現潜時が遅延していることから,外部回路を経由する運動ではfeedforward コントロールは発揮されにくいことが示唆された. global muscleの活動は運動の方向性と関連し,垂直スタンスを維持するように重心を移動させるとされている.本研究では,右上肢を前方から挙上することで、重心は右前方に動こうとする.そのため,左後方へ重心を加速する力が必要となり,左ESの筋活動が最も早期に起こったと考えられた.また,拮抗する右LRAが左ESと共同して働くことで,脊柱の剛性を高めているものと考えられた.【理学療法学研究としての意義】 視覚誘導性の運動では,自己意志時に比べ体幹筋の筋活動開始のタイミングが遅延した.これは,外部回路を経由した視覚誘導性運動ではfeedforwardコントロールが発揮されにくいことを示唆している.また,feedforwardコントロールは腰痛症患者においても発揮されない症例が報告されている.そのため,腰痛症患者では運動プログラミングの段階から変化が生じていることが考えられ,今後更に調査していく必要があると考えられる.
著者
松尾,修
出版者
土質工学会
雑誌
土と基礎
巻号頁・発行日
vol.48, no.10, 2000-10-01
著者
高桑,良興
出版者
東京動物學會
雑誌
動物学雑誌
巻号頁・発行日
vol.49, no.8, 1937-08-15

The following five species belonging to the genus Geophilus have been collected by the author in Japan. A fuller description of the present study will appear in the Annotationes Zoologicae Japonenses before long. 1.Geophilus monoporus TAKAKUWA 2.G. sounkyoensis n. sp. 3.G.rhomboideus n. sp. 4.G. longicapillatus n. sp. 5.G. bipartitus n. sp.
著者
渡辺 洋 WATANABE Hiroshi
出版者
岩手大学人文社会科学部
雑誌
歴史と文化
巻号頁・発行日
pp.191-204, 1981-02-20

行動主義の文学といえば、日本では昭和九年から十年にかけての一時期、衆目を集めながら短命に終った一種の文学運動として理解されている。実際、「行動主義文学」は華々しい論争を展開したわりに実体に乏しく、とりわけ実作化の面で見るべき作品が少なかったことは事実である。しかし、短期間であったとはいえ当時の文学界に投じた波紋は大きく、その主張、理論、活動を無視することもできない。元来「行動主義」は「大戦後佛蘭西の思想、文学の主流をなしていた懐疑・不安・否定の傾向に反発して抬頭したものである」という。戦争という悲劇がヨーロッパ全土を非人間的世界の集合体に一変させ、社会に対する、否、人間存在に対する不安を人々の心に植えつけたことはたしかである。そしてこの暗い影は文学の世界にも当然波及していった。名目だけの戦勝国フランスではその傾向が一層顕著であった。フランスは戦後、経済の面で驚異的な繁栄を謡歌したが、それは束の間の出来事にすぎず、文学の世界はぬぐいきれぬ不安と絶望の雲に厚く覆われていた。こうした社会環境を背景に生まれたのが「行動主義文学」であるといわれている。さらに厳密にいえば、一九二七年ラモン・フェルナンデスによって提唱された「行動的ヒューマニズム」(Humanisme de l'action)に端を発したもので、必らずしも体系的にまとまった文学理論、あるいは運動ではなかった。換言するなら、当時フランスで発表された文学作品に共通して認められた思想、様式、文体などの総称であり、従来のダダイズムや超現実主義の絶望的、懐疑的傾向を否定し、意識的に不安や絶望の克服を目標に掲げた積極的なひとつの姿勢であるといえる。つまり、人間の価値の権威と実存を回復しようとする人間性把趣に関する新しい試みであった。フェルナンデスは、「個的人間をその全体性と独自の現実の上に見るためにはただ行動的角度においてのみ可能である」と主張した。これは時期的にいって絶好の提言であった。実際、フランス文学史上に、今日なおその名をとどめている多くの著名な作家たちによってこの主張は支持されたのである。これをいわゆる「行動主義」として日本に紹介したのが、長年フランスに滞在し昭和六年、帰国した小松清であった。ちょうど文学者の「能動精神」が盛んに叫ばれ出した時でもあり、「行動主義」は日本の文学界に少なからぬ反響を巻き起した。しかし、それほどまでに騒がれ論議されながら、なぜ日本において「行動主義」が短命で終り、実作化に成功しなかったのか。この小論では行動主義の文学といわれている実際の作品を通してその点について考察し、同時にフランスと日本の「行動主義」の文学を比較検討してみたい。