6 0 0 0 OA 地方競馬年鑑

著者
帝国馬匹協会 編
出版者
帝国馬匹協会
巻号頁・発行日
vol.昭和11年版, 1936
著者
阿部 和広
雑誌
情報処理
巻号頁・発行日
vol.58, no.10, pp.894-897, 2017-09-15

近年,Scratchを用いたワークショップがさまざまな組織によって行われるようになってきた.その多くは定型的なカリキュラムにしたがって,あらかじめ定められた目的の達成を目指すものである.しかし,子供たちの興味や関心は常に変化しており,ワークショップ中に新しい気付きやアイディアが生まれることも稀ではない.それを無視した予定調和的なワークショップは,実施者や保護者にとって,安心・安全である反面,子供たちが持っているポテンシャルを制限することにもなりかねない.ここでは,内容や目的が変化することを前提としたワークショップの実践について紹介する.
著者
下根 光香子 岸本 桂子 福島 紀子
出版者
日本社会薬学会
雑誌
社会薬学 (ISSN:09110585)
巻号頁・発行日
vol.34, no.2, pp.63-71, 2015-12-10 (Released:2015-12-25)
参考文献数
21
被引用文献数
1

In this study, we conducted a questionnaire survey among community pharmacists in Japan, to explore how they and the pharmacy’s management support a fellow pharmacist who has committed a medical error. Using stratified random sampling, we selected 900 pharmacies from national community pharmacies. The response rate for pharmacies was 31.7%, and we analyzed data from 572 pharmacists. It was observed that after a pharmacist committed a medical error, the subsequent treatment was relevant to the years of experience. Supervising pharmacists with little experience tended to answer that they “do not know how to get along with the colleague”. The backup to supervising pharmacists with little experience should be considerable to give care to pharmacist caused dispensing error. A few pharmacies have a support system for pharmacists concerned in an error; 38.9% of supervising pharmacists emphasized the significance of mental support. Therefore, it was suggested that concluded that head offices of pharmacies and the community pharmaceutical association should review their mental support system for pharmacists to work after committing an error.

6 0 0 0 OA 官報

著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1941年12月18日, 1941-12-18
著者
辻 元
出版者
一般社団法人 CIEC
雑誌
コンピュータ&エデュケーション (ISSN:21862168)
巻号頁・発行日
vol.36, pp.30-35, 2014-06-01 (Released:2014-12-01)

デジタル教科書の特性は情報量の多さにあるが,情報量の多さは必ずしも教育効果の向上につながらない。むしろ,情報量を切り詰めた方が,教育効果は高い。
著者
友岡 史沙 前田 ひとみ
出版者
一般社団法人 日本看護研究学会
雑誌
日本看護研究学会雑誌 (ISSN:21883599)
巻号頁・発行日
vol.43, no.5, pp.5_869-5_875, 2020-12-20 (Released:2020-12-20)
参考文献数
48

目的:国内外の文献から医療事故後の当事者サポートについて考察し,日本における効果的な当事者サポート体制への示唆を得る。方法:医中誌Web版を用い「医療事故」「サポート」「対応」をキーワードに抽出した和文献16件,CINAHL,MEDLINE,PubMedを用い「second victim」「support」「medical error」をキーワードに抽出した英文献26件を分析した。結果:当事者は同僚や先輩によるインフォーマルなサポートを求めており,当事者の安寧や成長に繋がっていた。欧米では同僚によるサポートプログラムの研究が進んでいたが,日本では管理者によるサポート研究が主であった。結論:医療事故後のサポートとともに組織の文化的背景が当事者に与える影響も大きかった。同僚であるスタッフへの当事者サポート教育や,組織の文化背景へアプローチするサポート体制が求められる。
著者
畝山 多加志
出版者
一般社団法人 日本物理学会
雑誌
日本物理学会誌 (ISSN:00290181)
巻号頁・発行日
vol.76, no.10, pp.663-668, 2021-10-05 (Released:2021-10-05)
参考文献数
22

物性の研究ではマクロスケールの(巨視的な)物性について測定や解析が行われることが多い.マクロスケールの物質の示す複雑な緩和や応答も元をたどれば究極的にはミクロスケールの(微視的な)分子や原子の構造に還元できると期待される.これは物理(特に統計力学)の考え方としては標準的なものであろう.ソフトマターのように構成要素が複雑な場合には,ミクロスケールとマクロスケールの中間であるメソスケールにおいて特徴的な構造や運動をもつことがある.この場合もやはりメソスケールの挙動は究極的にはミクロスケールに還元できると考えられる.原理的には分子や原子の初期状態の位置と運動量がわかれば系の時間発展は一意に決まるのだから,メソスケールだろうとマクロスケールだろうとミクロスケールの情報からすべて計算が可能なように思える.もちろん,初期状態を完全に知ることはできないし,カオス的な振る舞いもあるため状況はそこまで単純ではない.メソスケールの運動や緩和,あるいはメソスケールの情報を強く反映するマクロスケールの物性を理解するには,メソスケールの運動を直接的に記述し解析することが望ましい.これはミクロスケールの情報のうち興味ある一部の情報(着目する粒子の位置や運動量)のみを取り出す粗視化とよばれる手法を用いて実現できる.粗視化によって消える自由度の効果は系統的に取り込め,未知の初期状態の影響はランダムな揺動力という形で運動方程式中に現れる.このランダムな揺動力がBrown運動の起源となり,粒子の運動の軌跡は不規則な形状を呈することになる.さらに,粒子の感じるポテンシャルや時間遅れの効果等を取り込むことで,メソスケールの運動の一般的記述が可能になるとされている.ところが,このような手法で十分に一般的なメソスケールの運動を記述可能かというと,実はそうではない.既存の手法で記述不可能な対象が少なからず存在するのである.例えば,高分子の運動は分子同士が互いにすり抜けられないという動的な拘束のために単純な形では記述できない.近年,そのようなある種の特殊なBrown運動の記述について,新しい視点からのモデル化や理解が進展しつつある.メソスケールの系を記述する際に通常着目する自由度である位置や運動量に加えて,拡散係数やポテンシャルといった量も自由度として考慮するというものである.従来の方法では,拡散係数やポテンシャルは環境の効果を平均化したものであり,平均値からのずれがランダムな揺動力として取り扱われていた.これに対して,新しい方法では,拡散係数やポテンシャル自体が時々刻々と変化する環境の影響を受けてランダムに変化する量であるとする.一見,ランダムに変化する部分が変わっただけでさほどの影響がないように思えるかもしれないが,ゆらぐ拡散係数やポテンシャルを使うことで従来の方法とは定性的に異なる運動を記述することができる.ゆらぐ拡散係数やポテンシャルを用いた新しい方法は新しい運動方程式のクラスを形成しているものと考えられる.新しい方法はソフトマターをはじめとしたさまざまな系に適用できるものと期待される.例えば,高分子の動的な拘束を表現するために各論的・現象論的にさまざまな運動モデルが提案されているが,これらをゆらぐ拡散係数やポテンシャルを使った枠組みで統一的に解釈し直すことができる.また,過冷却液体中の分子の示す一時的にトラップされるような運動も,新しい方法を用いることで単純な形で記述することができる.
著者
白石 建雄 新井 房夫 藤本 幸雄
出版者
Japan Association for Quaternary Research
雑誌
第四紀研究 (ISSN:04182642)
巻号頁・発行日
vol.31, no.1, pp.21-27, 1992-02-29 (Released:2009-08-21)
参考文献数
17
被引用文献数
9 10

秋田県男鹿半島の上部更新統潟西層から阿蘇4火砕流 (Aso-4pfl) および三瓶木次軽石 (SK) 由来の漂流軽石と阿蘇4火山灰 (Aso-4) が発見された. SK漂流軽石は模式地の潟西層最上部付近に含まれ, Aso-4pfl由来の漂流軽石はAso-4直上に存在する. このことにより, 潟西層は関東地方の下末吉層より新しく, ほぼ小原台期に対比されること, ならびにSKおよびAso-4が堆積した7~9万年前には日本海を北上する海流があったことが明らかになった. また, 男鹿半島で下末吉層相当層と下末吉段丘に対比される段丘を確定することがこれからの課題となった.

6 0 0 0 OA 鉄道統計資料

著者
鉄道省 編
出版者
鉄道省
巻号頁・発行日
vol.昭和2年 第2編 建設 工務 工作 電氣 研究, 1929
著者
小倉 史愛 木村 丈司 宇田 篤史 戸田 飛鳥 赤澤 由子 山本 和宏 五百蔵 武士 西岡 達也 久米 学 槇本 博雄 平井 みどり
出版者
一般社団法人日本医療薬学会
雑誌
医療薬学 (ISSN:1346342X)
巻号頁・発行日
vol.42, no.2, pp.78-86, 2016-02-10 (Released:2017-02-15)
参考文献数
34
被引用文献数
2 5

Polypharmacy, the co-prescribing of nonessential drugs and inappropriate prescriptions, is a worldwide issue and is a factor affecting the increase in adverse drug reactions, drug-drug and drug-disease state interactions, and the growth in medical spending. In this study, we evaluated the current status of polypharmacy in elderly patients at Kobe University Hospital and the efficacy for screening and intervention against potentially inappropriate medications (PIMs) with the screening tool of older persons' potentially inappropriate prescriptions (STOPP) criteria formulated by a pharmacist. Of 301 study patients, 81 (26.9%) patients with PIMs were identified using the STOPP criteria, and these patients had a significantly higher number of prescribed drugs than other patients. Moreover, there was a correlation between the number of prescribed drugs and the percentage of patients identified using the STOPP criteria. The STOPP criteria identified 125 cases to be PIMs, and the prescriptions were changed for 35 (28%) of them. In 125 cases of PIMs, 61 cases had been strongly recommended prescription changes by pharmacists, of which 32 cases (52.5%) had been changed. Several prescription changes were often associated with the administration of nonsteroidal anti-inflammatory drugs. Based on our findings, we suggest that the STOPP criteria are useful for screening PIMs in Japanese patients and are a helpful tool for managing polypharmacy. The benefits of this approach for pharmacists should be multilaterally evaluated by the assessment of patients and medical economic outcomes in the future.