著者
麻田 貞雄
出版者
同志社大学
雑誌
同志社法學 (ISSN:03877612)
巻号頁・発行日
vol.49, no.3, pp.92-121, 1998-03-10

論説
著者
麻田 貞雄
出版者
同志社法學會
雑誌
同志社法学 (ISSN:03877612)
巻号頁・発行日
vol.63, no.3, pp.1737-1755, 2011-09

講演(Lecture)加藤友三郎海相はワシントン会議において対米妥協の軍縮を決断した。しかし一九二三年、加藤の没後は、強硬派が力を得るようになり、一九三四年には政府はワシントン条約の破棄を決定する。これに抗する形で、かつて加藤の軍縮政策を支持した人々が、その遺徳を讃えて銅像を建立した。しかし、「第二の加藤出でよ」の悲願もむなしく、海軍は「真珠湾への道」を突っ走ることになる。近年、加藤は再評価され、二〇〇八年に再建された銅像では、加藤を「軍縮の父」としてだけではなく、「平和・国際協力」のシンボルと位置づけている。In August 2008 a ceremony was held in Hiroshima (his birth place) to dedicate the statue of Admiral Kato Tomosaburo. This was the second Kato statue; the first one had been built in 1935. Studying these statues casts interesting light on Japan's changing views on national defense.
著者
石 楿
巻号頁・発行日
(Released:2014-12-16)

博士(文学) 立命館大学
著者
船生 望 小川 誠 内藤 明 田中 益男 大野 信
出版者
社団法人 日本写真学会
雑誌
日本写真学会誌 (ISSN:03695662)
巻号頁・発行日
vol.68, no.2, pp.152-159, 2005-04-25 (Released:2011-08-11)
参考文献数
3

著者らは, デジタル写真システムの階調特性を直接, 電子的に評価する研究を行っている.本報では, 明るい被写体をデジタルカメラ (DSC) で撮影し, PCディスプレイ画面やプリンタで再現した画像における階調特性に対するカメラの影響をD-CTS (Digital Camera-through Sensitometry) で検討した結果を記す.石膏の円錐体を明るく照明してカメラ撮影して得た所謂ハイキー調なデジタル写真画像の階調性にもDSC機種の階調に対する依存性が現れた. そこで, その状況をD-CTSにて検討するために, 前報において用いた明度リニアステップチャートを, 明るい領域のみに限定した明度域の分割チャートを制作した. そのチャートを用いたD-CTSにおいてPC画面上で測色するSoftcopy Evaluationによると, 明るい階調においてのDSC機種の階調に対する依存性がはっきりと現れた. 一方, 従来からの等濃度ステップのGray Scaleチャートを用いたCTSによるDensitometryでは, DSC機種の階調に対する依存性は顕著ではなかった. 検討の結果, 明度の領域を明るい領域に限定した等明度ステップチャートは, 明るい被写体に対するDSC毎の階調再現性を評価するのに適するD-CTSのターゲットとなることがわかった.

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著者
大蔵省印刷局 [編]
出版者
日本マイクロ写真
巻号頁・発行日
vol.1924年09月09日, 1924-09-09
著者
坂出 祥伸
出版者
日本道教学会
雑誌
東方宗教 (ISSN:04957180)
巻号頁・発行日
no.68, pp.p1-24, 1986-10
著者
趙 有臣
出版者
日本医史学会
雑誌
日本医史学雑誌 (ISSN:05493323)
巻号頁・発行日
vol.26, no.2, pp.p204-211, 1980-04
著者
小曽戸洋
雑誌
現代東洋医学
巻号頁・発行日
1984
被引用文献数
1
著者
真柳 誠 小曽戸 洋
雑誌
漢方の臨床 (ISSN:0451307X)
巻号頁・発行日
vol.44, no.5, pp.562-564, 1997-05-25
被引用文献数
3
著者
松岡 尚則 山下 幸一 村崎 徹
出版者
日本医史学会
雑誌
日本医史学雑誌 (ISSN:05493323)
巻号頁・発行日
vol.52, no.2, pp.199-210, 2006-06-20
被引用文献数
2
著者
川井 正弘 松本 孝芳 升田 利史郎
出版者
公益社団法人 日本化学会
雑誌
日本化学会誌
巻号頁・発行日
vol.1995, no.7, pp.540-543, 1995

6-O-カルボキシメチルキチソ(以下,CM-キチンと略す)は,金属イオンの吸着剤として注目され,吸着した金属イオンとの親和性により系のレオロジー的性質が変化する.また,CM-キチン水溶液は適当な三価の金属陽イオンによりゲル化し,このゲルは医用高分子材料として注目されている.しかしながら,ゲル化に及ぼす添加陽イオン種の影響は明らかでない.本研究では,その影響をレオロジー測定を通して研究した.レオロジー測定は10wt%CM-キチン水溶液に種々の濃度で塩化アルミニウム,塩化ガリウム(III),塩化インジウム(III)を添加した系について,円錐-円板型レオメーターを用いて測定温度25℃ で行った.ゲル化するに要する添加塩の量は,塩化イソジウム(III),塩化アルミニウム,塩化ガリウム(III)の順に増加した.これは,水溶液中におけるこれら三価金属イオンのCM-キチン分子を拘束する力が,In<SUP>3+</SUP> > Al<SUP>3+</SUP> > Ga<SUP>3+</SUP>の順に低下するためと考えられる.