著者
夏曽佑 著
出版者
金港堂
巻号頁・発行日
vol.第1冊, 1905
著者
小川 晃一
出版者
北海道大学法学部
雑誌
北大法学論集 (ISSN:03855953)
巻号頁・発行日
vol.36, no.1-2, pp.39-83, 1985-09-30
著者
Jun-ichiro Koga Tetsuya Matoba Kensuke Egashira
出版者
一般社団法人 日本動脈硬化学会
雑誌
Journal of Atherosclerosis and Thrombosis (ISSN:13403478)
巻号頁・発行日
pp.35113, (Released:2016-04-25)
参考文献数
59
被引用文献数
1 26

Recent technical innovation has enabled chemical modifications of small materials and various kinds of nanoparticles have been created. In clinical settings, nanoparticle-mediated drug delivery systems have been used in the field of cancer care to deliver therapeutic agents specifically to cancer tissues and to enhance the efficacy of drugs by gradually releasing their contents. In addition, nanotechnology has enabled the visualization of various molecular processes by targeting proteinases or inflammation. Nanoparticles that consist of poly (lactic-co-glycolic) acid (PLGA) deliver therapeutic agents to monocytes/macrophages and function as anti-inflammatory nanoparticles in combination with statins, angiotensin receptor antagonists, or agonists of peroxisome proliferator-activated receptor-γ (PPARγ). PLGA nanoparticle-mediated delivery of pitavastatin has been shown to prevent inflammation and ameliorated features associated with plaque ruptures in hyperlipidemic mice. PLGA nanoparticles were also delivered to tissues with increased vascular permeability and nanoparticles incorporating pitavastatin, injected intramuscularly, were retained in ischemic tissues and induced therapeutic arteriogenesis. This resulted in attenuation of hind limb ischemia. Ex vivo treatment of vein grafts with imatinib nanoparticles before graft implantation has been demonstrated to inhibit lesion development. These results suggest that nanoparticle-mediated drug delivery system can be a promising strategy as a next generation therapy for atherosclerotic vascular diseases.
著者
長沢 幸子 長沢 伸也
出版者
一般社団法人 日本デザイン学会
雑誌
日本デザイン学会研究発表大会概要集 日本デザイン学会 第55回研究発表大会
巻号頁・発行日
pp.87, 2008 (Released:2008-06-16)

本研究では、日本のファッションイラストレーションがメディア特にマスメディアに掲載されて流通するようになった出発点は、江戸時代の浮世絵版画にあると考えた。そこで本研究では、浮世絵版画以降現在までの日本のファッションイラストレーションが発表されたメディアについて調査し明らかにすることを試みた。そして、ファッションイラストレーションはメディアに掲載されて発表・流通される以上、両者は切り離せない関係にあることを明らかにした。また、従来のマスメディアに加え、新たなメディアの発達・変容は、今後ファッションイラストレーションの表現技法および作品に影響を与えると予測される。作品制作を行う者は、ファッションイラストレーションの基礎技法を押さえた上でのさらなる新技術習得および作品内容深化の努力が欠かせないと考えられる。
出版者
河北新報社
巻号頁・発行日
1983
著者
風間 健 安井 康二 豊田 錦 百永 郁子 亀井 博子
出版者
一般社団法人 日本繊維製品消費科学会
雑誌
繊維製品消費科学 (ISSN:00372072)
巻号頁・発行日
vol.3, no.5, pp.284-290, 1962

テストの本題の前に, 試料・テストの方法・テストの結果等を要約して読者に示しております.冒頭に結論を出すのは, 読者に強烈な印象を与える手段であり, 全体の理解に便利な方法ですが, また終りまで読み続ける根気のないなまけ者の読者にもありがたいことです.<BR>a.テストの試料と方針との要約<BR>CUはどんなものをテストの対象 (試料) にしたのでしょうか.詳しくは§4で述べるとして, ここでは要約の部に現われた概略を調べてみることにします.これを一覧表にすると, 上のようになります.最も中心に近い部分はその試料を採り上げた理由で (黒く塗られた部分は, 原文に記載がありませんでした) , つぎの円は試料の説明です.また16のレポートのうち, この表に現われていないものには, 予備知識としての試料の話は出て来ませんでした.<BR>さて前節のように商品の問題点が明らかになると, この問題点を解決するためにテストの方針を立て, その方針に沿って試験方法を決める段階になります.この部分を要約し, 最初にテストの概念を読者の頭に入れておきます.<BR>〈電気毛布〉この研究の目的を, 毛布の総合品質の検討に置かず, 性能と安全性の研究に限った.安全性すなわち燃えやすさを左右するのは原料である.とくに焼けぽっくりやマッチに接したときに, 焔が移るかどうかを調べることが最も重要である.<BR>b.結果の要約<BR>わたくし達消費者が買物をする場合に最も知りたいことは, 沢山の品物の中からどれを買えば一番得か, また新製品は果して良いものなのだろうか, ということです.この最も身近な問に対して, コンシューマーレポーツは, 実際にそくした分りやすい答を出しています.すなわち<BR>〈W-Wブラウス〉CUは数種類の布を試験した.そしてデークロン (ポリエステル系) と綿の混紡品のみを推奨品とした.<BR>のように, まず「買うならこれをお奨めします」という推奨品をはっきり指摘しています.<BR>また推奨品をあげるとともに<BR>〈W-Wブラウス〉値段は品質を確実に示すものでないことがわかった.<BR>〈レインコート〉例の通り, 値段と品質には合理的な関係が無かった.<BR>というように, 高価であれば良いだろう, 安ければ悪かろうではなく, 比較的安くて良いものもあり, このお買得品を選ぶのが賢明である, と買物上手のコツを懇切丁寧に述べています.これに関連して<BR>〈洗たく機〉デラックス型に高いお金を支払うことによって, どの程度の性能のよさ, 便利さを得るのだろうか.また安い普及型を買うとどんな点を我慢しなければならないのだろうか.<BR>と疑問をなげかけ, 試験した結果<BR>〈洗たく機〉同一メーカーのデラックス型と普及型との間に性能の差は余り見られなかった.<BR>のように, 値段と品質の間に矛盾のあることを認識させようとする努力が見られます.<BR>つぎに「条件つきでお奨めします」というものがあります.たとえば<BR>〈W-Wワイシャツ〉今度試験されたW-Wワイシャツは, 洗った後軽くアイロンがけする必要がある.普通の綿ワイシャツよりもアイロンがけは簡単だが, どれも本当のW-Wワイシャツとはいえない.そして, もし洗たく屋に出すのならW-Wワイシャツを買う必要は無い.<BR>〈電気毛布〉試験されたすべての毛布については, その配線の安全性にいささかの危惧を抱くことも無い.しかし手放しで推奨もできない.すなわち第一にレーヨンが多量に混紡されている毛布は燃えやすい.第2に何かのはずみに接続部の電流がきている端子にさわるかも知れない危険がある.<BR>など, 考慮するべき点を示し,<BR>〈電気毛布〉この危険を防止するには, 第1に常に注意して, 火を近づけたり, 端子にさわらぬようにすること, 第2は積極的に, 毛布に綿のカバーを掛けたり, 電気の接続部をテープで巻いてしまうこと.というように, その対策を親切に教えています.<BR>〈シーツ〉マットレスカバーは最初の長さや洗った時の縮み方がまちまちだから, もしカバーがマットレスに合わなければ返品できるという場合のみ買うようにするのがいいだろう.<BR>と, 買物する場合の細かい点まで適切な注意を与えています.<BR>最後に「お奨めできません」というもの, 特に災害の危険や人命にかかわるようなものには,<BR>〈旅行用アイロン〉旅行用アイロンはアスベストおよび火災保険証書と一緒に包装されねばならない.またこれまで焼きこがしてきた分量だけのいろいろな織物の小片をモクメンの代りにつめればいいだろう.<BR>のように, 単に否定するだけでなく, 痛烈な皮肉をあびせることによって, 強く一般の注意を引くよう試みています.<BR>以上のように, 各商品について, 推奨できるもの, 条件つきで奨められるもの, 奨められないものを, 端的に示していること, 実際に買う者の気持になって大切な点はもちろん, こまごました点まで分りやすい指示や注意を与えていること,