著者

照屋 太郎

出版者

Japan Society for the Philosophy of Sport and Physical Education

雑誌

体育・スポーツ哲学研究 (ISSN:09155104)

巻号頁・発行日

vol.30, no.1, pp.47-64, 2008 (Released:2010-04-30)

参考文献数

43

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The purpose of this study was to compare Mushin (the state of no thought, no mind), A. H. Maslow's Peak Experience, and M. Csikszentmihalyi's Flow. Masters have purported Mushin as the goal of Budo and Geido throughout the history. This study clarified the community and the difference of these three.This research was based on literatures written by a Japanese master swordsman who had lived in 17th century (Munenori Yagyu), his teacher in Zen (Takuan), a Zen master (D. T. Suzuki) in present day, Maslow, and Csikszentmihalyi. The meanings of Mushin, Peak Experience, and Flow were identified by the literatures review. Then these three were compared to clarify the community and the difference of them.The results were as follows:Mushin is to devote oneself to what one is doing. Mushin is to feel oneself, to consider what one should do, and to decide what one does. Peak Experience and Flow concerns the phenomenon in which one devote oneself. This is the community of them and Mushin. But, Peak Experience and Flow are psychological state that isn't accompanied by any consideration or decision, however they are necessary for Mushin.Mushin is just to devote oneself on what one really wants to do. Peak Experience and Flow include this, too. This can be called as living Mushin. Because, this Mushin concerns what one really wants to do. With this Mushin, one actualizes what one is, and one's life can be said to be living.But, in the case of Peak Experience and Flow, they also include the phenomenon in which one is concentrated on something naturally and automatically. The moment of laughter at a funny story is an example. This can be called as Mushin that isn't living. Because, one doesn't actualize what one is with this Mushin. This Mushin has danger side. This Mushin doesn't concern the thing that one really wants to do. So, in this Mushin, one isn't living.Peak Experience and Flow include both of Mushin. And, Mushin that masters has purported as the goal of Budo and Geido is just living Mushin. It is the difference of these three.

著者

和田 昌也 Masaya Wada

出版者

同志社大学グローバル・スタディーズ学会

雑誌

同志社グローバル・スタディーズ = Journal of global studies (ISSN:21859396)

巻号頁・発行日

vol.10, pp.87-103, 2019

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論文

著者

桑原 直巳 Naoki KUWABARA

出版者

筑波大学大学院人文社会科学研究科哲学・思想専攻

雑誌

哲学・思想論集 = Studies In Philosphy (ISSN:02867648)

巻号頁・発行日

no.45, pp.232(19)-214(37), 2020-03-28

著者

Ishii Samoa

出版者

東洋大学国際哲学研究センター

雑誌

Journal of International Philosophy (ISSN:21868581)

巻号頁・発行日

no.2, pp.267-280, 2013-03

著者

佐々木 香織 Sasaki Kaori

出版者

筑波大学哲学・思想学会

雑誌

哲学・思想論叢 (ISSN:02873702)

巻号頁・発行日

no.22, pp.79-91, 2004-01

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能楽が、今日のように「能」や「能楽」と呼ばれるようになったのは明治期に入ってからという比較的最近のことである。長い間これらは「猿楽の能」と呼ばれていた。猿楽は、唐代以後に中国で盛んになった散楽に由来するといわれている。散楽とは ...

著者

伊藤 邦武

出版者

京都大学哲学論叢刊行会

雑誌

哲学論叢 (ISSN:0914143X)

巻号頁・発行日

no.5, pp.1-9, 1978-08-01

著者

池田 成一

出版者

岩手大学人文社会科学部

雑誌

言語と文化・文学の諸相

巻号頁・発行日

pp.59-77, 2008-03-21

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宮沢賢治(以下賢治)が思想的関心を引きやすい文学者であることは誰しも認める所であろう。ここで「思想的関心をひきやすい」とは,賢治を文学者としてだけではなく一人の独自の思想家と考え,彼の思想を再構成しようとする試み,あるいは,特定の思想的立場から彼の作品にアプローチすることによって自らの思想の例証とする試み,あるいはその両者の混合を誘発しやすい作品群や伝記的事実を彼が残したことをさす。そもそも賢治が有名になるにあたって思想家・哲学者である谷川徹三が大きな役割を果たしたが,その後も梅原猛など,思想家・哲学者が賢治について発言する例は多い。また,文学研究者を自認するであろう人々の賢治論でも,現代思想を積極的に援用する例が多いのである。むしろこの傾向は近年強まっているように思われる。その例としては,ポスト・コロニアリズムまたはクレオール主義(西成彦,小森陽一),ソシュールやラカンなど(千葉-幹),ドゥルーズ=ガタリ(岡村民夫),ベンヤミンやアドルノ(中村三春)等があげられよう。さながら賢治は現代思想の実験場となっている感がある。このような文学者として他の例を探せば,ドイツのヘルダーリンが近い存在であろう。ヘルダーリンは彼自身が独自の思想家とみなされる面をもちながら,その文学作品にはヘーゲル的,ハイデガー的,マルクス的,ベンヤミン・アドルノ的等,多様な思想的解釈がされているのである。

著者

ロバート・ムーア著 岩崎晋也訳

出版者

エイアンドエフ

巻号頁・発行日

2018

著者

檜垣 良成 Yoshishige HIGAKI

出版者

筑波大学大学院人文社会科学研究科哲学・思想専攻

雑誌

哲学・思想論集 = Studies In Philosphy (ISSN:02867648)

巻号頁・発行日

no.45, pp.188(63)-170(81), 2020-03-28

著者

藤井 基貴 FUJII Motoki

出版者

名古屋大学大学史資料室

雑誌

名古屋大学史紀要 (ISSN:09155848)

巻号頁・発行日

vol.11, pp.1-25, 2003-03-31

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国立情報学研究所で電子化したコンテンツを使用している。

著者

納富 信留

出版者

日本西洋古典学会

雑誌

西洋古典学研究 (ISSN:04479114)

巻号頁・発行日

vol.58, pp.87-94, 2010-03-24 (Released:2017-05-23)

著者

鈴木 泉

出版者

日本哲学会

雑誌

哲学 (ISSN:03873358)

巻号頁・発行日

vol.1991, no.41, pp.102-112, 1991-04-01 (Released:2009-07-23)

著者

鈴木 泉

出版者

東京大学グローバルCOEプログラム「死生学の展開と組織化」

雑誌

死生学研究 (ISSN:18826024)

巻号頁・発行日

vol.9, pp.82-96, 2008-03-15

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ワークショップ『現代フランス哲学と生命論』

著者

萬屋 博喜

出版者

東京大学

雑誌

特別研究員奨励費

巻号頁・発行日

2009

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今年度は、前年度に引き続き、(1)デイヴィッド・ヒュームの因果論と(2)現代因果論におけるヒューム主義を主な課題として研究し、その成果を口頭や論文の形で発表した。(1)第一に、ヒュームの因果論に関しては、自然法則に関する見解について研究報告を行った。これについては、『人間知性研究』を主なテクストとして用い、(a)従来の解釈ではヒューム哲学が自然法則と偶然的一般化を区別できないという困難に直面することになるという点を指摘した上で、(b)自然法則の信念成立において数学的表現による数量化という手続きが不可欠であるという「数量化可能性の条件」という論点をテクストから析出することで、そうした困難の解消を試みた。(2)第二に、現代因果論におけるヒューム主義に関しては、(1)行為の道徳的評価における因果性の役割、(2)共同行為における因果性の役割に分けて研究報告を行った。まず、行為の道徳的評価における因果性の役割については、(a)行為の善悪を評価する原理の一つである二重結果原理の内実を明らかにした上で、(b)その原理において因果性が果たす役割の重要性を示したのちに、(c)その原理は傍観者視点での概念的直観ではなく当事者視点での経験的直観によって根拠づけられるということを示した。次に、共同行為における因果性の役割については、この論文では、(a)共同行為の定義や成立条件に関する黒田亘の見解を検討したのち、(b)黒田の議論が、合理性、暗黙の相互期待、意志表明の言語ゲームにおける<原因としての意志>の共有、という共同行為成立のための三条件を提示するものであった、ということを明らかにした。

著者

江川 晃

出版者

日本ポパー哲学研究会事務局機関紙編集部

雑誌

批判的合理主義研究

巻号頁・発行日

vol.3, no.1, pp.2-6, 2011

著者

大川 祐矢

出版者

京都大学哲学論叢刊行会

雑誌

哲学論叢 (ISSN:0914143X)

巻号頁・発行日

no.38, pp.109-120, 2011

著者

菅沢 龍文

出版者

日本哲学会

雑誌

哲学 (ISSN:03873358)

巻号頁・発行日

vol.1992, no.42, pp.169-179, 1992-04-01 (Released:2009-07-23)

著者

田代 秀徳

出版者

東海大学

雑誌

東海大学紀要. 教養学部 (ISSN:03892018)

巻号頁・発行日

vol.2, pp.1-21, 1972-09-30

著者

小松原 織香

出版者

早稲田大学人間総合研究センター・Tokyo Philosophy Project

雑誌

現代生命哲学研究

巻号頁・発行日

no.8, pp.57-129, 2019-03

著者

瀬戸口 明久

出版者

京都大学文学部科学哲学科学史研究室

雑誌

科学哲学科学史研究 (ISSN:18839177)

巻号頁・発行日

vol.1, pp.125-138, 2006-03-20