著者
奥田 久輝
出版者
園田学園女子大学
雑誌
園田国文 (ISSN:02881454)
巻号頁・発行日
vol.19, pp.11-30, 1998-03-15
著者
峰岸 純夫
出版者
慶應義塾大学
雑誌
史学 (ISSN:03869334)
巻号頁・発行日
vol.34, no.3, pp.379-417, 1962-03

はしがきI 新田庄の地檢目録の分析II 岩松氏の一族と家臣あとがき
著者
永塚 昌仁
出版者
山形大学
雑誌
山形大学歴史・地理・人類学論集 (ISSN:13455435)
巻号頁・発行日
vol.8, pp.36-54, 2007-03-20

キーワード:護持僧, 鎌倉殿, 鎌倉幕府, 九条頼経, 宗尊親王
著者
下沢 敦
出版者
共栄学園短期大学
雑誌
共栄学園短期大学研究紀要 (ISSN:1348060X)
巻号頁・発行日
vol.25, pp.207-223, 2009-03-31

室町期の興福寺においては、職務怠慢や職責懈怠などの軽度の義務違反や些細な注意義務違反(過失)を犯した本人に一度は科した罪科(刑罰・処罰)を後から免除するという奇妙な法的慣行が相当の頻度で行われていた形跡がある。この慣行では、義務違反行為者本人が義務を遂行すると確約するか、二度と再び同じ義務違反を繰り返さぬ旨誓約すると、罪科が免除された。筆者は、この確約または誓約を本人の態度における一種の改善と捉えて、本人の態度の上に改善の跡が認められれば、罪科の主要な目的が達せられたことになり、その時点で罪科を免除することが可能になると理解する。この種の罪科免除を伴う罪科の本質は、近代刑法で言う「特別予防」を目的とする刑罰の一種と見られるが、日本中世社会の一面で「見懲らし」による犯罪の一般予防が追求されていたのに対し、他面では、軽度の義務違反行為につき特別予防目的の処罰が追求されていた事情を推察するに足る。
著者
鶴田 博文 松本 亮介
雑誌
インターネットと運用技術シンポジウム論文集
巻号頁・発行日
vol.2019, pp.87-94, 2019-11-28

Web サービスを支えるインフラは,ユーザからの多様な要求に応えるために,ユーザにシステムの構成情報やその変更を意識させることなく,迅速かつ柔軟にシステム構成を変更することが求められる.一方,サーバへのリモート接続サービスとして利用されている SSH では,ユーザが利用するサーバの IP アドレスまたはホスト名を指定して接続要求を送るため,サーバの IP アドレスまたはホスト名に変更があった場合,ユーザは変更後の情報を知る必要がある.この問題を解決するために,gcloud コマンドのようなクライアントツールがサーバごとの一意のラベル情報をもとに接続先の IP アドレス等を取得する手法があるが,この手法ではユーザに用いるツールの制限や変更を要求する.別の手法として,SSH Piper のようなプロキシサーバがユーザ名をもとに接続先の IP アドレス等取得する手法があるが,既存のプロキシサーバではその動作を変更するためにはソースコードを直接変更しなければならない.本論文では,ユーザに用いるクライアントツールの制限や変更を要求せず,システム管理者が組み込み可能なフック関数を用いてシステム変化に追従できる SSH プロキシサーバを提案する.提案手法は,組み込むフック関数のみの修正でプロキシサーバの動作を自由に変えられるため,システムの仕様変更に対して高い拡張性を有している.さらに実験から,提案手法を導入した場合の SSH セッション確立のオーバーヘッドは 20 ミリ秒程度であり,ユーザがサーバに SSH ログインする際に遅延を感じないほど短い時間であることを確認した.
著者
渡辺 静子
出版者
清和大学短期大学部
雑誌
清和女子短期大学紀要 (ISSN:02873141)
巻号頁・発行日
vol.3, pp.XXII-LV, 1971-08-15
著者
Ko Tomikawa Yuji Abe Takafumi Nakano
出版者
The Japanese Society of Systematic Zoology
雑誌
Species Diversity (ISSN:13421670)
巻号頁・発行日
vol.24, no.2, pp.259-266, 2019-11-25 (Released:2019-11-25)
参考文献数
10
被引用文献数
5

A new species of pseudocrangonyctid amphipod, Pseudocrangonyx uenoi, is described from cave streams in Taga town, central Honshu, Japan. Previous molecular phylogenetic studies reported the taxonomic status of the Taga populations of Pseudocrangonyx as an undescribed species. We present the diagnostic features to discriminate P. uenoi from the other congeners on the basis of morphological study. Pseudocrangonyx uenoi is closely related to P. daejeonensis Lee, Tomikawa, Nakano, and Min, 2018, but clearly distinguished from the latter by the presence of calceoli on female antenna 2, the 5-dentate lacinia mobilis of the left mandible, setation of the peduncular articles of pleopods, the number of articles of rami of the pleopods, a shorter terminal article of uropod 3, and a telson with a deeper cleft.
著者
上床 弥生
出版者
日本教育社会学会
雑誌
教育社会学研究 (ISSN:03873145)
巻号頁・発行日
vol.89, pp.27-48, 2011-11-30 (Released:2012-12-03)
参考文献数
22
被引用文献数
5

本稿の目的は,中学校における生徒文化とジェンダーの関係に注目し,ジェンダーを軸としたピア・グループの分化とそれによる秩序形成・維持のメカニズムを明らかにすることである。 その際,本稿では Wieder の「コード」概念を援用し,中学校での学級観察と生徒へのインタビュー調査から,生徒同士が共有するジェンダーに関するコードを「ジェンダー・コード」として抽出し,分析に用いた。 分析の結果明らかとなったのは,中学校の教室では,生徒の行動をコントロールするコードとして,男子と女子との間の距離化や男子優位の上下関係で行為を説明するジェンダー・コードが,圧倒的に重要なものとして存在していたことであった。フォーマルな学校教育においてはジェンダーが回避されているにも関わらず,生徒たち自身が,行為解釈のなかでジェンダー秩序を維持していたのである。 もちろん本調査でも,ある場面をめぐって男子と女子で解釈に用いるコードが対立し,ジェンダー・コード自体が揺らぐこともあった。しかし,その場合でも,生徒による再解釈過程を経て,ジェンダー・コードはさらに修復・維持されていった。 このように,本稿ではジェンダー・コードが,特に中学校の教室においてはいかに秩序維持と分かちがたく結び付き,また生徒同士の関係性においても重要なものとして機能しているのかが示されたのである。
著者
伊藤 雅浩 佐川 雄二 大西 昇
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告. HI,ヒューマンインタフェース研究会報告 (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.65, pp.87-92, 1996-02-29
参考文献数
11

入力単語をその出現順序にしたがって逐次処理を行なうオンライン言語処理モデルにおける、自己修復(言い直し)文の解析手法を提案する。対話をオンラインに処理することは、処理効率や認知学的見地から見ても有効であるが、自己修復のように話者自身が直前の発話を翻す発話を行なっている場合に問題が生ずる。本手法では名詞句、格、動詞句を扱う3つのバッファを用意し、それら3つの相互作用によって解釈を進める。そして、それぞれのバッファ独自の方法で自己修復をオンラインに検出し訂正する。試行的にインプリメントした結果、コーパス中の自己修復文の約80%について自己修復を正しく検出、訂正した。

28 0 0 0 OA 曹洞宗の成立

著者
高崎 直道
出版者
鶴見大学
雑誌
鶴見大学佛教文化研究所紀要 (ISSN:13419013)
巻号頁・発行日
vol.1, pp.23-47, 1996-03-30
著者
髙梨昌
出版者
法政大学大原社会問題研究所
雑誌
大原社会問題研究所雑誌
巻号頁・発行日
vol.2009年(2月), no.604, 2009-02-25
著者
竹田津永安 著
出版者
東洋図書
巻号頁・発行日
vol.尋常科6学年 下, 1938
著者
市沢哲著
出版者
校倉書房
巻号頁・発行日
2011
著者
呉 英海 金原 理
出版者
九州産業大学
雑誌
九州産業大学国際文化学部紀要 (ISSN:13409425)
巻号頁・発行日
vol.28, pp.A15-A25, 2004-08-31