著者
柘植 結月
出版者
名古屋大学高等教育研究センター
巻号頁・発行日
2014

2013年度名古屋大学学生論文コンテスト優秀賞・附属図書館長賞受賞
著者
宮城 信
巻号頁・発行日
pp.1-40, 2018-05-23

2018年5月23日:富山大学中央図書館で開催された「2018レポートの書き方講習会」の配布資料。 【この講習会の内容】 ・ 身に付けて欲しいこと・・・レポートを書くために、持つべき心構えや、守るべきルール、真似しておけば大丈夫な形式・構成・ 何をしないか・・・論文の細かい書き方、独創的なアイデアの出し方、文学的なレトリックなどは一切扱わない
著者
浜崎 信行 依田 明
出版者
横浜国立大学
雑誌
横浜国立大学教育紀要 (ISSN:05135656)
巻号頁・発行日
vol.25, pp.187-196, 1985-10-30

われわれはふたりきょうだいを調査対象として,出生順位と性格の関連を検討してきた(1993,1980)。その結果,長子的性格,次子(末子)的性格が明確に存在することが明らかにされた。すなわち,長子は自制的で,ひかえめで,仕ごとがていねいで,話すよりも聞き手であり,めんどうなことを嫌う。それに対して,次子は甘ったれで,親に告げ口をし,おしゃべりで,やきもちやきで,強情で,活動的である。今回は,三人きょうだいを取りあげた。ふたりきょうだいの調査とまったく同じ方法で,出生順位と性格の関連を分析した。調査対象は,主として神奈川県に住む小学校4年生から中学2年生までの児童・生徒とその母親,それぞれ525名である。性格特性に関する資料は,51項目の日常生活における行動の記述が,3人きょうだいの誰にもっともあてはまり,誰にもっともあてはらないかという相対的判断を求めることによって得た。そのほかに,MMPIの性度尺度を参考に作製した性度検査を実施した。主要な結果は,つぎのとおりである。1.長子的性格は6項目,中間子的性格は3項目,末子的性格は9項目抽出された。長子的性格と末子的性格は,従来見出されたものとほぼ同様であった。2.中間子はめんどうくさがらずに仕ごとに取りくむが,よく考えないので失敗も多い。また,気にいらないと黙りこむという特徴を持つ。中間子的性格は,長子的性格,末子的性格にくらべると,あまりはっきりしたものではない。長子と末子の生育環境は,共通性,一般性が高い。つまり,どこの家庭に生まれても,同じような環境で育っている。このような長子や末子にくらべると,中間子の生育環境は多種多様であると考えられる。長子との年齢差,性別構成などの点で,3人きょうだいはふたりきょうだいよりも,はるかに複雑なものなのである。3.姉妹にかこまれた男子の女性度は,他の位置にある男子よりも高い傾向にあった。けれども,兄弟にかこまれた女子の女性度も高い傾向を示した。異性にかこまれて育っても,男子と女子とでは親の役割期待が異っていることを示している。
著者
ハーマッハー ヴェルナー 宮﨑 裕助[訳・解題] 清水 一浩[訳]
出版者
新潟大学大学院現代社会文化研究科共同研究プロジェクト「世界の視点をめぐる思想史的研究」新潟大学人文学部哲学・人間学研究会
雑誌
知のトポス : 世界の視点 : topos = 知のトポス : 世界の視点 : topos (ISSN:18809995)
巻号頁・発行日
vol.11, pp.173-206, 2016-03

In: Kontroversen, alte und neue. Akten des VII. Internationalen Germanisten-Kongresses Göttingen 1985, hg. v. Albrecht Schöne, Band II: Historische und aktuelle Konzepte der Literaturgeschichtsschreibung, Tübingen: Niemeyer 1986, S. 5-15.
著者
吉澤 克明
巻号頁・発行日
2008-03-21

授与大学:弘前大学; 学位種類:修士(教育学); 授与年月日:平成20年3月21日; 学位記番号:修第428号
著者
岡部 光明

米国では、ここ20~30年間、そこでの宗教の動向ないし精神事情を理解するに際して「宗教的ではないがスピリチュアル」(spiritual but not religious: SBNR)という表現が用いられる場合が増えている。本稿では、その実情、背景、意義、先行きを論じるとともに、日本にとっての含意を考察した。その結果、(1)アメリカ人は生きる動機の追求を宗教教団に所属するよりもむしろ個人的に追求する傾向が強まっている、(2)その背景には新自由主義や個人主義の風潮がある、(3)スピリチュアリティ(精神性)には現代心理学などの知識や知恵が活かされている面がある、(4)こうしたスピリチュアリティという視点はとりわけ医師・看護師・カウンセラーなどヒューマン・ケアに関連する専門職によって重視されている、(5)日本でもスピリチュアリティを重視する自己研鑚の思想があり今後の展開が注目される、などを論じた。
著者
石井 滋
出版者
早稲田大学
巻号頁・発行日
pp.1-202, 2015

早大学位記番号:新7108
著者
卡麗 娜 Kalina
出版者
国立民族学博物館
雑誌
国立民族学博物館研究報告 = Bulletin of the National Museum of Ethnology (ISSN:0385180X)
巻号頁・発行日
vol.36, no.4, pp.457-492, 2012-03-30

中国のエヴェンキとオロチョンはアルタイ諸語のツングースの語派に属する長い文明を有する遊猟遊牧民族で,万物有魂というシャマニズムを信仰し,現在主に中国の内モンゴル自治區と黒竜江省に居住している。長い歴史中にエヴェンキとオロチョンは豊かな狩猟文化を発展させた。この論文は狩猟組織·狩猟工具· 狩猟方法· 国外関連民族の狩猟活動との比較などの4 つの視点からエヴェンキとオロチョンの伝統的な狩猟生産を詳しく述べ,彼らと自然と調和し,環境によく適応した生業技術と生活方式を紹介していく。
著者
橋本 和明 福島 裕 斎藤 文男 和田 一丸
出版者
弘前大学医学部・弘前医学会
雑誌
弘前医学 (ISSN:04391721)
巻号頁・発行日
vol.41, no.2, pp.147-152, 1989-06

死亡時年齢が満16歳以上のてんかん患者38例(男24例,女14例)を対象として,その死亡・死因について検討した.死因を発作と直接関係のある群(A群),発作と直接関係のない群(B群),詳細不明のもの(C群)に分類すると,各々11例,19例,8例であった.発病から死亡までの期間は,それぞれ7.3年,14.1年,16.5年とA群で有意に短かった.A群のうち溺死が6例と最も多く,その死亡は日常生活の中で起こっており,生活指導の重要性が示唆された.自殺が4例(11%)を占め,いずれも精神障害を合併し発作も抑制されておらず,治療に際しては,発作のコントロールとともに心理的・社会的関わりが必要と思われた.全症例中,発作が抑制されていたものは6例(16%)のみで,発作を有するものに死亡が多くみられるといってよいと思われた.
著者
矢田 智春
出版者
九州工業大学
巻号頁・発行日
2019-03-25

九州工業大学博士学位論文 学位記番号:生工博甲第337号 学位授与年月日:平成31年3月25日