2 0 0 0 OA 雨夜の友

出版者
鶴屋喜右衛門
巻号頁・発行日
vol.[2], 1676
著者
Jing Cao Yirong Shi Min Wen Yuanyuan Peng Qiqi Miao Xiaoning Liu Mingbin Zheng Tetsuya Asakawa Hongzhou Lu
出版者
International Research and Cooperation Association for Bio & Socio-Sciences Advancement
雑誌
BioScience Trends (ISSN:18817815)
巻号頁・発行日
pp.2022.01495, (Released:2022-12-09)
参考文献数
20
被引用文献数
4

Chlorine dioxide (ClO2) is a high-level disinfectant that is safe and widely used for sterilization. Due to the limitations on preparing a stable solution, direct use of ClO2 in the human body is limited. Nasal irrigation is an alternative therapy used to treat respiratory infectious diseases. This study briefly summarizes the available evidence regarding the safety/efficacy of directly using ClO2 on the human body as well as the approach of nasal irrigation to treat COVID-19. Based on the available information, as well as a preliminary experiment that comprehensively evaluated the efficacy and safety of ClO2, 25-50 ppm was deemed to be an appropriate concentration of ClO2 for nasal irrigation to treat COVID-19. This finding requires further verification. Nasal irrigation with ClO2 can be considered as a potential alternative therapy to treat respiratory infectious diseases, and COVID-19 in particular.
著者
藤野寄命 [著]
出版者
藤野寄命
巻号頁・発行日
vol.[1], 1904

2 0 0 0 OA 甘葛考

出版者
巻号頁・発行日
1882
著者
木村 洋二 渡邊 太
出版者
関西大学社会学部
雑誌
関西大学社会学部紀要 (ISSN:02876817)
巻号頁・発行日
vol.36, no.2, pp.119-164, 2005-03-25

最終戦争による世界の破滅を生き延ぴた修行者が、理想社会を建設する。そのような救済のヴィジョンを抱いていたオウム真理教は、1995年に地下鉄サリン事件を起こした。救済を目指すはずの修行者たちは、なぜ無差別のテロリズムを遂行したのか。この問題を、感情論理のネットワーク分析の視点から渡邊が考察する。宗教的に意味付与されたテロリズムは、献身の感情論理にもとづく。ソシオン理論によると、献身の感情論理は、否定の否定が肯定になる、という弁証法的なネットワーク動作として説明できる。真摯な自己否定は、他者への隷従を帰結する。このとき、献身の対象であるグルに対する不信や指示に従うことの迷いは、必ずしも献身のネットワークからの解放につながらない。オウムの修行者の感情論理においては、葛藤し、迷った挙げ旬に、結局指示に従ってしまうという構造があった。この構造は、現在自分が置かれている状況に対する疑問を抱いたときに、その状況から離脱することを不可能にする。不自由に気づくことが、さらなる不自由へと人を巻き込むようなネットワーク構造がある。閉ざされた環境において、批判的視点を確保する可能性について考察することが本稿の課題である。
出版者

黒本2冊(合1冊)、題簽摩損。『青本絵外題集1』(貴重本刊行会、1974.7)、80頁に上冊分、「新板/雨請小町名哥栄(あまごひこまちめいかのさかへ) 上」、岩瀬文庫に下冊分「新板/雨請小町名哥栄(あまごひこまちめいかのさかへ) 下」あり。同じ下冊分は当館蔵『青本外題張込集』1(請求記号:寄別5-4-3-7)にもあり。いずれも西宮版の改版と推定され、原版元不明。柱題「あまこ(ご)ひ、あまごひ小町」、画作者名無記。
著者
竹田 恵子 Takeda Keiko
出版者
大阪大学大学院人間科学研究科 社会学・人間学・人類学研究室
雑誌
年報人間科学 (ISSN:02865149)
巻号頁・発行日
no.41, pp.19-35, 2020-03-31

社会学 : 論文障害に関する医学的観点は、障害者の家族形成を妨げる原因の一つを提供してきたとされる。しかし、障害に関する医学的観点は既成概念的に扱われる傾向にあり、その内容は実証的に解明されているとは言いがたい。本稿では、計量テキスト分析によって障害と生殖に関する医学的観点の特徴を解明した。障害と家族形成の両方を扱う保健医療関連分野の日本語論文を用いたクラスター分析の結果、論文の背景部分では11の主題(障害者福祉の歴史的変遷・支援効果の検討・妊娠の心理的衝撃・家族形成の困難の克服・周産期に生じる医学的課題・在宅療養・生活面での医療的支援・保育事業・児童虐待・長期的な健康障害の影響・ストレスの研究)、考察部分では9の主題(脊髄損傷者の家族形成・障害者の自律性の尊重・保育支援体制の整備・家族形成と人生の意味・障害者の家族形成に関連する要因・障害の受容過程・気持ちにより添う・在宅療養制度の問題・教育機関との連携)が抽出された。医学的観点は障害を克服した健全な家族形成を理想とするが、十分な支援が実現できないことへ苦悩し、自らを障害者と重ねて共に歩もうとする面もあった。
著者
足代弘訓
出版者
巻号頁・発行日
vol.[2],
著者
松本 春信 山本 瑛介 神谷 千明 三浦 恵美 北岡 斎 山本 晃太 出口 順夫 佐藤 紀
出版者
日本静脈学会
雑誌
静脈学 (ISSN:09157395)
巻号頁・発行日
vol.23, no.3, pp.261-265, 2012-08-25 (Released:2012-08-30)
参考文献数
10
被引用文献数
1

●要 約:ベーカー嚢腫の破裂は,下肢深部静脈血栓症の鑑別のひとつで,偽性血栓性静脈炎(pseudothrombophlebitis)と称される.日常の臨床において,実際にベーカー嚢腫の破裂に遭遇する機会は稀である.今回,当科におけるベーカー嚢腫破裂症例を検討したので報告する.過去5年間に,下肢腫脹を主訴に当科を受診された症例は424例で,深部静脈血栓症163例(38.1%),リンパ浮腫26例(6.1%),ベーカー嚢腫破裂5例(1.2%),その他230例であった.ベーカー嚢腫破裂は,男性2例,女性3例,平均年齢66.4歳(51~80歳)で,発症数日前に膝関節痛を自覚したものが2例,残り3例は以前から変形性膝関節症を指摘されていた.浮腫を2例,腓腹部把握痛を2例に認め,1例で足関節部の皮下出血を認めた.診断は,全例超音波検査で行った.静脈血栓症の合併は認めなかった.治療は,全例消炎鎮痛剤投与による保存的治療により症状は改善した.下肢深部静脈血栓症とベーカー嚢腫破裂の鑑別は臨床症状のみでは困難なことが多く,注意深い問診とエコー所見が診断上重要である.
著者
足代弘訓
出版者
巻号頁・発行日
vol.[1],
出版者
蔦屋重三郎
巻号頁・発行日
1700

青本、5冊(合1冊)、題簽「五/冊/物/阿部晴明一代記(あべのせいめいいちだ(た)いき)」「一」「二」「四」が残存。『青本絵外題集』1(貴重本刊行会、1974.7)p.93に同じ「四」あり。冊次下に蔦屋の商標、意匠は上下に線描による宝尽くし。画工名無記。柱題「せいめい哥占」。当館本は本文には商標「丸に三鱗」があり、鱗形屋の初印系であるが、題簽は蔦屋の改題系である。題簽欠の初印系本文に、後代(明治以降か)に改題系の題簽を貼付したものと推定される。南山大学図書館本は初印系で、鱗形屋の2枚題簽「阿部/清明/哥占伝(うたうらでん)」が存し、初印の刊年は宝暦中期と推定される。『黄表紙総覧』中編(棚橋正博著、青裳堂書店、1989.9)p.295に「阿部清明一代記」と立項、『新修日本小説年表』『日本小説書目年表』は当館本の墨書により「仮りに本年寛政四年の条に搭載したものであろう。」とあり、蔦屋版は『蔦重出版書目』(鈴木俊幸著、青裳堂書店、1998.12)に「刊年不明」とある。なお、「日本古典籍総合目録データベース」に「阿部清明一代記」(青本)として東京都立中央図書館加賀文庫本を載せるが、柱題の異なる別本。他に京都大学吉田南総合図書館本があり、題簽欠の蔦屋版。
巻号頁・発行日
vol.第1冊, 1000