著者
伊東 宏
出版者
人間環境大学
雑誌
人間と環境 : 人間環境学研究所研究報告 : journal of Institute for Human and Environmental Studies (ISSN:13434780)
巻号頁・発行日
vol.2, pp.11-26, 1998-07-31

徐福とその一行は、紀元前3世紀(日本における弥生時代の初め)、九州から東北までの日本の至る所に渡来したと考えられる。それらの伝承地には、ハタ・フク・ホウライ地名とか、ハタ氏とか、ハタ神社等が見られる。また、伝来の技術・習俗も見られる。彼等は、日本文化の起源でもある弥生文化をもたらしたと考えられるのである。その文化とは、稲作・金属器製造・機織・焼き物・捕鯨等である。特に、子供たちが金屋子神へのいけにえ(中国春秋戦国時代の製鉄習俗)とされていたことが、浦島・竜宮伝説から推測される。また、羽衣・七夕の伝承が、機織の渡来を立証しているのである。これらの伝説は、根底的に蓬莱信仰(不老不死の異郷を憧れる)に基いている。
著者
長江 貞彦 富岡 洋子
出版者
近畿大学
雑誌
近畿大学生物理工学部紀要 = Memoirs of the School of Biology-Oriented Science and Technology of Kinki University (ISSN:13427202)
巻号頁・発行日
vol.13, pp.35-45, 2004-02-28

近年,俳句は海外でも親しまれるようになり,欧米を中心に英語で詠まれる機会も増えてきた.一方,日本では昔から俳句を色紙や短冊に毛筆で書き,作品とする風習がある.そこで英語の俳句も筆文字で表現することにより,趣ある作品を作成することが可能だと考えられる.しかし,一般に英語圏の人々は筆文字に親しみがなく,実際に毛筆で文字を書くことは困難である.そこで本研究では,英語圏の人々が作成した俳句を容易に筆文字で表現するためのソフトウェアを試作した.表示する英文字には実際に筆で書かれた文字を使用し,文字間をスプライン曲線で補間することにより筆記体を表現した.補間する曲線は線幅を変えることで筆圧の変化を表現し,曲線を描画させる位置をユーザが自由に変更できるようにした.また,毛筆の特徴である"掠(かす)れ"を補間曲線上に表現していくことを可能にした.掠れは常に同じ形状で発生しないため,ランダム関数を用いて文字列を表示させるごとに違う掠れを表現した.本研究により,英文で書かれた俳句を筆文字で表現し,趣ある作品として作成することが可能となった.これにより,国境を越えた文化交流が俳句を通じて,より盛んになるものと期待できる.
著者
中井 美樹
出版者
札幌学院大学社会情報学部
雑誌
社会情報 (ISSN:0917673X)
巻号頁・発行日
vol.16, no.2, pp.75-85, 2007-03

第20回社会情報調査の方法に関する研究会
著者
永田 治樹 NAGATA Haruki
出版者
名古屋大学附属図書館研究開発室
雑誌
名古屋大学附属図書館研究年報 (ISSN:1348687X)
巻号頁・発行日
no.7, pp.3-14, 2008

Information Commons or Learning Commons are now recognized as a newly developed service model in academic libraries. However, these are a 'formative concept' that is still evolving in practice at libraries. First, this paper describes the characteristics and levels of so-called commons concept, which are different from those of traditional services. Then, the conceptualization of the Information Commons / Learning Commons is discussed in terms of the library's strategic fit with the outside world. The changes in the development of learning theory and net generation traits, aspects of the outside world, are discussed. The author argues that the two Commons should have the important position of 'Ba' for nurturing knowledge and learning.
著者
篠塚 富士男
出版者
大学図書館研究編集委員会
雑誌
大学図書館研究 (ISSN:03860507)
巻号頁・発行日
vol.80, pp.43-53, 2007-08

図書館では館種を問わずいろいろな展示会が行われているが,大学図書館における展示会に関する現状分析や事例報告はあまり多くはない。そこで本稿では,我が国の大学図書館における展示会活動の現状について考察し,ついで筑波大学附属図書館の平成18年度企画展の特徴と今後の課題について報告する。
著者
笹本 智弘
出版者
物性研究刊行会
雑誌
物性研究 (ISSN:05252997)
巻号頁・発行日
vol.79, no.6, pp.881-925, 2003-03-20
被引用文献数
3

この論文は国立情報学研究所の電子図書館事業により電子化されました。
著者
大橋 一男 宮本 昌幸 黒 浩晃 鈴木 真樹
出版者
一般社団法人日本機械学会
雑誌
交通・物流部門大会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2002, no.11, pp.347-350, 2002-12-10

In this paper, the relation between the longitudinal acceleration and the changes in attitude were studied. to define the criteria of riding quality of standing passengers on railway vehicle. In the front report, we reported that longitudinal acceleration, pressure distribution on the sole and move distance of body were measured in the field running tests. In this report, analyzed data about the field running test are shown. And, it is cleared that the center of gravity of the load which depends on the sole are good criteria for changes in attitude of the standing passengers by the data obtained by the stationary ramp equipment.
出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.903, pp.79-82, 1997-08-18

7月の東京都議会議員選挙で新進党の公認候補がすべて落選した。候補者擁立で公明と一体になれず、細川元首相の離党も響いた。橋本政権の6大改革を批判、新進党はなお重責を担っていると強調する。7月6日に投票のあった東京都議会議員選挙で、新進党が公認した候補者は1人も当選しませんでした。選挙期間中は私自身も、また小沢一郎党首も、マイクを持って街頭に立ちました。
著者
Terasawa Takunori
出版者
東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻
雑誌
言語情報科学 (ISSN:13478931)
巻号頁・発行日
no.9, pp.117-133, 2011

本研究の目的は、日本のビジネス言説にしばしば見られる、「英語ができると収入が増える」という議論を検証することである。この考え方は、英語力の有無により労働の質・量が左右されると想定している点で、人的資本論の枠組みで捉えることが可能であり、本論文もこの枠組みに基づいた分析を行う。先行研究の諸問題(1.日本全体が視野に入っていない、2.労働市場が一枚岩として捉えられており、「人的資本」が機能する文脈/しない文脈の存在の可能性が念頭におかれていない、3.「大学歴」という第三の変数によって、英語力と賃金が同時に影響を受けることに対する配慮がない)を踏まえ、日本の労働市場のどの文脈で、英語が「人的資本」として働くかを労働経済学の計量モデルに基づき検討する。その結果、多くの文脈において、英語力が「人的資本」として働いているという明確な証拠は得られず、むしろ、両者の関係は、大学歴等による疑似相関の可能性が高いことが示唆された。最後に、考察では、こうした結果にもかかわらず、「人的資本としての英語力」言説が流布する背景を議論した。
著者
初山 鉄馬
出版者
青木書店
雑誌
高校生活指導
巻号頁・発行日
no.191, pp.78-81, 2012