出版者
日経BP社
雑誌
日経ビジネス (ISSN:00290491)
巻号頁・発行日
no.915, pp.31-34, 1997-11-10

岡山市に本社がある、フランチャイズレストランを経営するサンマルクは、経営戦略に結び付いた情報システムづくりに成功している。同社の情報部門を統括しているのが、チーフ・インフォメーション・オフィサー(CIO=最高情報責任者)の肩書を持つ、情報システム室の山口浩行室長だ。
著者
蒔田 桂 畔柳 和士 安藤 文雄 纐纈 銃吾
出版者
公益社団法人 日本化学会
雑誌
日本化学会誌
巻号頁・発行日
vol.2001, no.10, pp.573-579, 2001
被引用文献数
3

簡便でかつアジドやリンのジハロ誘導体を用いることなく安全にイミノホスホランを合成する目的で,アルキルアミノホスホニウム塩の電解還元を行った.等モルの電気量を通電することにより一電子還元が起こり,<i>&alpha;</i>位の水素ラジカルが引き抜かれ,リンイリドおよびイミノホスホランが生成することを見いだした.この系にアルデヒドを共存させて得られる反応生成物を単離,同定した.アルキル置換基が電子供給基であるMe基ではイミノホスホランが定量的に得られた.一方,電子求引基を有するアルキル置換基の場合は,定量的にイリドのみを与えた.ベンジル基を有するホスホニウムイオンではWittig反応とAza-Wittig反応の両経路が進行し,相当する混合物を与えた.<br>
出版者
日経BP社
雑誌
日経コンストラクション (ISSN:09153470)
巻号頁・発行日
no.424, pp.64-69, 2007-05-25

耳を澄ますと,たくさんの鳥の鳴き声に交じって,時おり心地よい風の音が聞こえる。緩く傾斜して南北に700mほど続く敷地を歩くと,深い自然の森を背景に,現代的な野外アートが次々と現れる──。 奈良県宇陀市室生区(旧室生村)にある「室生山上公園 芸術の森」だ。奈良県が進める地滑り対策工事に併せて,旧室生村(以下,村)が特定地区公園事業として整備。
著者
沖田 理貴 中田 昌男 佐伯 英行 澤田 茂樹 栗田 啓
出版者
特定非営利活動法人日本呼吸器外科学会
雑誌
日本呼吸器外科学会雑誌 = The journal of the Japanese Association for Chest Surgery (ISSN:09190945)
巻号頁・発行日
vol.18, no.1, pp.49-53, 2004-01-15
参考文献数
23

症例は50歳男性.器質化肺炎に対する胸腔鏡下肺生検後の経過観察中に胸部X線検査で右中肺野に異常影を認め, 精査目的で当科入院となった.胸部CT検査で右上葉の腫瘍と縦隔リンパ節腫大を認め, 右肺癌と診断し, 右上葉切除術およびND2aリンパ節郭清を行った.病理検査の結果, 上葉の腫瘍は肺腺癌であったが#3, 4縦隔リンパ節は大細胞癌と診断された.縦隔リンパ節癌の原発巣を検索するも発見できず, 肺腺癌 (pT1N0M0 stage I A) と原発不明縦隔リンパ節癌の同時性重複癌と診断した.術後23ヵ月無再発生存中である.<BR>本邦において肺門あるいは頚部リンパ節癌を伴わない縦隔リンパ節単独の原発不明癌は自験例を含め22例の報告があるが, 組織型の異なる原発肺癌を重複した症例は報告がない.
著者
村上 悌一 芝上 基成
出版者
天然有機化合物討論会実行委員会
雑誌
天然有機化合物討論会講演要旨集
巻号頁・発行日
vol.50, pp.617-622, 2008

Sphingofungins (A-F) are a family of antifungal metabolites produced by microorganisms, and have been shown to be potent and specific inhibitors of serine palmitoyl transferase, an essential enzyme for the biosynthesis of sphingolipids. These compounds have a lipid tail and a polyhydroxy-amino acid head moiety with four contiguous chiral centers and a trans-olefinic function. Due to their biological activity and structural complexity, the sphingofungins have inspired a number of synthetic efforts. We report here a novel synthetic approach to sphingofungins using D-gluconolactone as a chiral source of the head moiety. Gluconolactone 1 was converted to 2-azido-mannonate derivative 3, from which C5-aldehyde derivative 4 was readily prepared. The hydrophobic portion containing (R)-hydroxy group was prepared via asymmetric transfer hydrogenation of pentadec-8-yn-7-one 13. The resulting pentadec-1-yn-9(R)-ol derivative 15 was converted to pentadec-1(E)-enyl-zinc derivative 17, which was reacted with the C5-aldehyde 4 to give separable diastereomeric adducts (7:1). The major adduct was deduced to be natural C5-(S)-alcohol 18, a key intermediate for the synthesis of sphingofungins A-D. Acidic hydrolysis of 18 gave the azide-lactone 19, and the azide was reduced with zinc in acetic acid to give the amine 20. When the reduction was carried out in the presence of acetic anhydride, the acetamide 21 was obtained. Mild basic hydrolysis of 20 and 21 afforded sphingofungins B and D, respectively.
著者
小林 良生
出版者
公益社団法人 日本化学会
雑誌
化学と教育 (ISSN:03862151)
巻号頁・発行日
vol.36, no.3, pp.240-242, 1988

和紙と墨は1000年以上の風雪に耐えた記録材料である。実用性からみれば, 近年では冠婚葬祭など特別の行事にしか使用しなくなったが, 芸術のジャンルでは書に活かされている。紙を構成しているセルロースは陸上の植物を鉄筋コンクリートに例えれば鉄筋に相当し, リグニンはコンクリートに当たる。セルロースの中でも最も強靱な靱皮(じんび)繊維を美しく配列して作った紙が和紙である。"どこの国を振り返ってみたとて, こんな味わいの紙には会えない"とは柳宗悦の言葉であるが, この和紙以上の紙は活発な研究開発が行われている新素材を駆使してもできていない。一方, 墨の主要成分である炭素もまた最先端を行く新素材の一つである。白と黒のコントラストのきいたこの二つの記録材料が, なぜ今なおみずみずしい新しさを持ち続けているのか本稿で考えてみよう。
著者
加藤 晴治
出版者
JAPAN TECHNICAL ASSOCIATION OF THE PULP AND PAPER INDUSTRY
雑誌
紙パ技協誌 (ISSN:0022815X)
巻号頁・発行日
vol.19, no.1, pp.14-17, 1965

伊勢市倉田山には, 神宮皇学館と並んで, 神宮文庫がある。そこに皇学館の図書館も併置されて, 多くの書籍, 古文書などが保蔵されている。とくにここでは神宮文庫に保蔵されている古文書のうちからいくらかを選び出してそれに用いられている用紙が如何なるものであるかを検討しようとするものである。そのために選定した古文書は次の26種である。これを分類すると次の5種になる。 (カッコ内の数字は第1表の番号である。)

1 0 0 0 天平の紙

著者
町田 誠之
出版者
JAPAN TECHNICAL ASSOCIATION OF THE PULP AND PAPER INDUSTRY
雑誌
紙パ技協誌 (ISSN:0022815X)
巻号頁・発行日
vol.30, no.10, pp.522-526, 1976
被引用文献数
1

1 0 0 0 野州麻

著者
橋本 寿夫
出版者
公益社団法人 日本薬学会
雑誌
ファルマシア
巻号頁・発行日
vol.52, no.9, pp.837-839, 2016

鹿沼市は麻の生産量日本一の産地。優れた品質の「野州麻」を古くから全国各地に出荷してきた。しかし代替繊維の台頭などにより栽培面積は激減。幻覚成分が含まれる麻の盗難も相次ぎ野州麻が存続の危機に。そうした中、栃木県農業試験場が無毒麻「とちぎしろ」の生育に成功。現在も無毒性維持のための栽培を続けている。<br>後継者不足から産地としての存続が危ぶまれているが、最近、麻の栽培技術継承の動きや付加価値を付けての商品化などの取り組みも生まれてきている。