著者
加々良 耕二
出版者
分離技術会
雑誌
分離技術 (ISSN:13437860)
巻号頁・発行日
vol.27, no.6, pp.354-358, 1997-12
著者
大嶋 寛 加々良 耕二
出版者
化学工学会
雑誌
化学工学 (ISSN:03759253)
巻号頁・発行日
vol.61, no.8, pp.587-590, 1997-08-05
参考文献数
40
被引用文献数
1
著者
加藤 史恵
出版者
Osaka Prefecture University (大阪府立大学)
巻号頁・発行日
2015

学位記番号:論工第1383号, 指導教員:綿野 哲
著者
椋田 隆司 河合 隆範 及川 栄輝 加々良 耕二
出版者
公益社団法人 化学工学会
雑誌
化学工学論文集 (ISSN:0386216X)
巻号頁・発行日
vol.29, no.6, pp.734-739, 2003-11-20
参考文献数
8
被引用文献数
2 1

バミカミド塩酸塩にはA形晶(1水和物),B形晶(1.5水和物),C形晶(2水和物),D形晶(3水和物)の水和物結晶が存在する.これら水和物結晶の粉体特性および晶析挙動を調べ,濾過性がよく,粉塵爆発の危険性の最も小さなC形晶を選択し,その析出条件の設定を行った.C形晶は水和物結晶の中で最も溶解度が低い安定形であった.種晶無添加の場合,D形晶が析出し,その後溶媒媒介転移でC形晶に転移した.ところが,晶析温度から濾過温度に冷却する過程でD形晶が析出し,製品結晶に混入した.D形晶の析出を抑制するために,D形晶の過溶解度を求め,その過溶解度以下の領域で操作を行うことにより,D形晶の混入しないC形晶の製造条件を確立した.<br>以上の実験結果に基づき,1,500<i>l</i>晶析槽でスケールアップ実験を行った結果,べンチスケールでの結果を再現でき,D形晶を含まないC形晶を製造することができた.
著者
矢沢 久豊
出版者
名古屋大学
巻号頁・発行日
1972

博士論文
著者
水宅 清二 秋山 清 折原 健太郎
出版者
神奈川県農業技術センター畜産技術所
雑誌
神奈川県農業技術センター畜産技術所研究報告 = Bulletin of Livestock Industry Technology Station, Kanagawa Agricultural Technology Center (ISSN:21862133)
巻号頁・発行日
no.2, pp.16-21, 2013-08

トウフ粕を肥育牛の飼料として利用するため,黒毛和種去勢牛を対象に肥育試験を実施し,トウフ粕の配合割合および処理方法の違いが肥育成績に与える影響を検討した。トウフ粕を濃厚飼料の50%及び70%配合し,生のまま給与する場合と乳酸発酵処理して給与する場合を比較した結果,生で給与する場合は,50%配合が70%配合に比べて肥育成績及び枝肉成績が上回る傾向が認められた。一方乳酸発酵処理の場合は50%配合,70%配合とも枝肉重量以外はほぼ同等の成績であった。また,経済性については70%配合し乳酸発酵処理した場合が枝肉の生産単価が最も安くなる可能性が示唆された。
著者
成瀬 昌芳 川崎 寿男 大浦 晴壽 岸本 信一
出版者
化学工学会
雑誌
化学工学 (ISSN:03759253)
巻号頁・発行日
vol.60, no.6, pp.351-354, 1996-06-05
参考文献数
7
著者
湯川 利秀
出版者
化学工業社
雑誌
化学工業 (ISSN:04512014)
巻号頁・発行日
vol.36, no.6, pp.p435-440, 1985-06
著者
岸本 信一 田辺 俊哉 丸山 昭吾 岸下 明弘 永嶋 伸也
出版者
公益社団法人 化学工学会
雑誌
化学工学論文集 (ISSN:0386216X)
巻号頁・発行日
vol.22, no.4, pp.750-755, 1996-07-10
参考文献数
8
被引用文献数
1

エタノール-水混合溶媒中での晶析によりエタノール和物結晶を形成する, ヒスチジン・ケトイソカプロン酸塩について, 工業的な製法開発を前提とした脱エタノール法の検討を行った.<BR>ヒスチジン・ケトイソカプロン酸塩のエタノール和物結晶は, 高湿度条件下 (例えば313K, 60%相対湿度) で, 結晶転移を伴って速やかにエタノールが離脱し, 無溶媒和型の結晶となった.なお, エタノール和物結晶において, 粉末X線回折の2θ= 9.0° (CuK<SUB>α</SUB>) のピーク高さが比較的高い場合には, 高湿度条件下において結晶転移終了と同時に脱エタノールが完了したが, このピークが低い場合には転移終了後も1wt%程度のエタノールが残留し, 以降緩慢な低下傾向を示した.脱エタノール性に優れる, 結晶性の高い結晶を再現性良く得るためには, 晶析時にエタノール添加によって大過飽和を急激に生成するよりも, 冷却操作によって過飽和生成速度を緩やかに制御することがより効果的であることを見いだした.
著者
松尾 雄司

本稿ではまず既存の試算例を参考としてエネルギー源別の発電コスト評価の問題を検討・整理した上で,それを用いて2030 年の日本のエネルギーミックスに焦点を当て,その経済影響について評価を行った。2030 年に原子力発電比率を0%,15%,20 ~ 25% とするシナリオについて評価した場合,0% シナリオでは実質電力価格が2010 年比で2.1 ~ 2.6 倍程度まで上昇し,それに伴いGDP が減少する。特に輸送機械を中心とした輸出産業での生産・雇用減少が著しい。但しこの電力価格上昇の要因のうち最も大きなものはCO.削減コストの上昇であり,従ってその影響は原子力のみでなく,気候変動問題への対処に係る政治的・経済的な状況に強く依存する。また脱原子力の経済影響は,原子力と並ぶ低炭素電源である再生可能エネルギー発電のコスト低減やその導入可能性,国内生産比率等にも依存する。このため我々は常に長期の将来を見据え,明確なプランのもとに将来のエネルギーミックスを考えるとともに,各種エネルギー源の動向を適切に把握し,先入観にとらわれることなく,常に誤りのない判断を下す努力が必要である。
著者
篠原 真毅
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会誌 = The journal of the Institute of Electronics, Information and Communication Engineers (ISSN:09135693)
巻号頁・発行日
vol.92, no.8, pp.695-699, 2009-08-01
参考文献数
19
被引用文献数
3

私たちの周辺に微弱に分散して存在する様々なエネルギーをあたかも果実を収穫するがごとく利用しようというのがエネルギーハーベスティング(Energy Harvesting)もしくはEnergy Scavenging技術である.私たちの周辺には光・熱・振動・電磁波等,様々なエネルギーが存在する.21世紀に入り,ディジタルデバイスの急速な発展によりmW・μWでも利用できる社会となり,エネルギーハーベスティング技術が注目されるようになってきた.本稿ではマイクロ波を用いた無線電力伝送技術を中心にエネルギーハーベスティング技術の現状を報告する.