著者
田口 正樹 佐々木 健 林 信夫 加納 修 大月 康弘 小川 浩三 松本 英実 鈴木 直志 新田 一郎 櫻井 英治 粟辻 悠 西川 洋一 佐藤 公美 小林 繁子 神寳 秀夫 佐藤 雄基 佐藤 彰一 石部 雅亮
出版者
北海道大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2016-04-01

前近代の西洋と日本について、法律家を中心に、公証人、弁護人、軍人、商人など多様な専門家を取り上げて、専門家と専門知を存立・機能させる環境、専門家と専門知が権力構造において占める位置、専門家間の組織形成とネットワークの広がりといった側面を検討して、専門家と専門知の発展を国制史に組み込んだ。ドイツの研究グループとの学術交流により、専門家に関する文化史的視点を補強して、その意味でも従来の国制史の枠を広げた。

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著者
大月 康弘
出版者
創文社
雑誌
創文 (ISSN:13436147)
巻号頁・発行日
no.492, 2010-12

各号タイトル: 1 共生する空間, 2 共鳴する魂, 3 日溜まりの祝福, 4 凛と聳える, 5 平和の祈り, 6 緋色の誓い, 7 文化の回廊, 8 女神の加護, 9 集いの緑蔭, 10 地上花あり, 11 咲き映えり, 12 仰ぎ見る峰, 13 聖ニコラオスの島, 14 聖者の祝福, 15 憩う海辺の時, 16 谷に翔る風, 17 祝祭の広場, 18 新緑の都で, 19 異邦の民に, 20 カロゲロス, 21 聖堂の傍らで, 22 継がれる想い, 23 祈りと加護, 24 ヒィロビブリ, 25 ディダスカロス, 26 境域に生きる, 27 帝国と慈善, 28 休息と安寧, 29 馬上のキス, 30 帝国の統治について, 31 アンナの想い, 32 燦然と, 33 烈日のもと, 34 秋霜に生きる, 35 天への階梯, 36 自然を友に, 37 池の畦の蛙たち, 38 地域を描く, 39 大地の相貌, 40 神々の山裾に, 41 逸楽と超俗, 42 コーラを想う, 43 ブレヒ!, 44 灯明の残り香, 45 村の生活, 46 満天の星々に
著者
甚野 尚志 大稔 哲也 平山 篤子 踊 共二 三浦 清美 青柳 かおり 太田 敬子 根占 献一 関 哲行 網野 徹哉 大月 康弘 疇谷 憲洋 皆川 卓 印出 忠夫 堀越 宏一
出版者
早稲田大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2013-04-01

我々のプロジェクトは、中近世のキリスト教に関わる諸問題をさまざまな視角から分析することを目指した。それも地域的には、ヨーロッパ世界に広がったキリスト教の問題だけでなく、布教活動とともにキリスト教化した他の世界の諸地域も対象とした。これまでの研究は主として、中近世キリスト教の非妥協的態度、迫害社会の形成、異教徒との対決の視点から研究がなされてきたが、我々は最近の研究動向に従い、中近世キリスト教世界の多様性やことなる宗教の共存に光があてつつ研究活動を行ってきた。この間の多くのワークショップなどの成果に基づき、各分担者が論文などで中近世のキリスト教史の新しいイメージを提示できた。
著者
大月康弘著
出版者
創文社
巻号頁・発行日
2005
著者
大月 康弘 加藤 博 坂内 徳明 中島 由美 齊藤 寛海 立石 博高 長澤 栄治 大稔 哲也 三沢 伸生 亀長 洋子 堀井 優 竹中 克行 松木 栄三 三浦 徹 栗原 尚子 臼杵 陽 勝田 由美 黒木 英充 堀内 正樹 岩崎 えり奈 青山 弘之 飯田 巳貴
出版者
一橋大学
雑誌
基盤研究(A)
巻号頁・発行日
2008

地中海世界の歴史において人びとの活動の重要拠点となった「島嶼」に注目し、自然・生態環境に規定された人々の生活・経済空間としてのマイクロエコロジー圏、および当該マイクロエコロジー圏が対外世界と切り結んだ経済社会ネットワークの構造分析を行った。政治的、人為的に設定され認知されてきた「地域」「海域」概念、および歴史的統一体としての地中海世界の存在論にも批判的検討を加えた。