1 0 0 0 OA 十年雑感

著者
田中 一生
出版者
東欧史研究会
雑誌
東欧史研究 (ISSN:03866904)
巻号頁・発行日
vol.9, pp.173-177, 1986 (Released:2017-09-28)
著者
宮川 峻 宍戸 晃基 山中 太 田中 穣 北川 泉 齋藤 滋
出版者
一般社団法人 日本内科学会
雑誌
日本内科学会雑誌 (ISSN:00215384)
巻号頁・発行日
vol.108, no.12, pp.2539-2546, 2019-12-10 (Released:2020-12-10)
参考文献数
6

約1年前に経カテーテル的大動脈弁留置術(transcatheter aortic valve implantation:TAVI)の施行歴がある83歳,男性.発熱を主訴に来院し,心エコー検査にて,大動脈人工弁に付着する疣贅が認められ,血液培養検査結果より,Listeria monocytogenesを起因菌とする人工弁感染性心内膜炎(infective endocarditis:IE)と診断された.感染経路として消化管の可能性も疑い,臨床病期II期の進行大腸癌の診断も得た.Listeria monocytogenesを起因菌とするIEの場合には,消化管悪性腫瘍の存在を念頭に置く必要がある.
著者
伊藤 憲佐 中山 恵美子 梶川 奈津子 清水 翔志 野田 剛 中村 隼人 村中 清春 林 真也 伊藤 太一 中井 智子 田中 研三 大橋 正樹 不動寺 純明 葛西 猛
出版者
一般社団法人 日本外傷学会
雑誌
日本外傷学会雑誌 (ISSN:13406264)
巻号頁・発行日
vol.25, no.4, pp.419-426, 2011-10-20 (Released:2020-09-11)
参考文献数
36

鈍的胸部外傷による肋骨骨折患者の入院日数と, 初診時に得られる臨床情報について重回帰分析を行い, 入院日数の推定式を構築することを目的とした後ろ向き研究である. 肋骨骨折にて入院した患者92例を対象とし入院日数と, 性別, 年齢, HR, SBP, 血気胸の有無, 胸腔ドレーン挿入の有無, 硬膜外麻酔・神経根ブロックの有無, 肋骨骨折の本数を調査した. これらの項目に対し入院日数を目的変数として, 探索的に重回帰分析を行った. 最終的に推定入院日数=4.9+肋骨骨折の本数×0.9日に, 年齢が60歳以上の場合, +3.3日, 胸腔ドレーン挿入が施行された場合, +3.6日が加算される, 単回帰推定式が得られ, 95%信頼限界は±15.6日であった. この推定式により鈍的胸部外傷による肋骨骨折患者の入院日数が, 初診時に得られる情報から推定可能と思われる. また入院期間を短縮するためには肺炎の予防が重要である事が暗示された.
著者
秋月 さおり 佐々木 君枝 北島 祐子 梅木 雄二 鳥越 律子 林 真紗美 篠崎 広嗣 鈴木 稔 上野 隆登 神村 彩子 田中 芳明
出版者
日本外科代謝栄養学会
雑誌
外科と代謝・栄養 (ISSN:03895564)
巻号頁・発行日
vol.52, no.1, pp.55-65, 2018 (Released:2018-08-23)
参考文献数
18

L-オルニチンおよびL-グルタミン含有食品摂取による周術期栄養改善およびQOL への影響を検討するための介入試験を行った.消化器癌開腹手術を実施する90 歳以下の男女18 名を試験食品摂取群または非摂取群の2 群に無作為に分け,術前・術後の7 日間ずつにわたり試験食品を摂取させ,栄養関連指標,体組成,QOL について評価した.その結果,両群において手術の侵襲による栄養関連指標,体組成量の低下が観察されたが,試験食品摂取による影響はみられなかった.一方で,QOL アンケートより,身体機能,役割機能,倦怠感,疼痛について,非摂取群でみられたスコアの低下が試験食品摂取群では認められなかった.これらのことから,周術期に一定期間L-オルニチンおよびL-グルタミンを摂取することにより,患者のQOL を良好に保つことができる可能性が示唆された.
著者
田中 邦三 田中 種雄 石田 修 大場 俊雄
出版者
公益社団法人 日本水産学会
雑誌
日本水産学会誌 (ISSN:00215392)
巻号頁・発行日
vol.52, no.9, pp.1525-1532, 1986-09-25 (Released:2008-02-29)
参考文献数
7
被引用文献数
10 13

In the abalone habitat, the disturbed current is caused by the swell and eddy zones are made. The eddy zones acted to collect the swimming larvae. The authors studied the distribution chazacter of swimming and deposited larvae in the nursery ground. The research stations of eddy zones were stable distribution of swimming larvae in average number of 79 individuals per cubic meter of sea water. The density of shelled larvae deposited on the conglomerate in the reef, appeared less than the deposited shelled larvae in the downfall reef on the conglomerates. It was surmised that the swimming larvae were collected by some eddy current, and made abalone habitats. And we studied commonly that these depth were below 7m of open sea with rocky shore.
著者
田中 万里子
出版者
FORMATH研究学会
雑誌
FORMATH (ISSN:21885729)
巻号頁・発行日
vol.6, pp.101-114, 2007 (Released:2020-06-05)
参考文献数
3

現在, ICタグやICカードなどのRFID技術がIT分野のキーテクノロジーになっている. この技術とネットワークを利用することで, ユーザインターフェースを容易にした使い易いシステムを実現しようとしている.流通業界では食品トレーサビリティのためのシステムが作られ, 博物館等では入場者管理やインタープリーティングでも活用されている.そこで, RFID技術の現状とこれを使ったシステムの実例やアイデアを紹介する. そして, 現在森林情報では未利用であるが, 森林や林産物の分野への応用について考察する.
著者
田中 寛一
出版者
関西大学仏文学会
雑誌
仏語仏文学 (ISSN:02880067)
巻号頁・発行日
vol.19, pp.33-46, 1990-12-20
著者
田中 良哉 岡田 洋右
出版者
一般社団法人 日本内科学会
雑誌
日本内科学会雑誌 (ISSN:00215384)
巻号頁・発行日
vol.96, no.4, pp.669-674, 2007 (Released:2012-08-02)
参考文献数
5
被引用文献数
2 1

悪性腫瘍に伴う高カルシウム血症は代表的な腫瘍随伴症候群で,進行癌の約10%に併発する.腫瘍細胞から産生された副甲状腺ホルモン関連蛋白(PTHrP)は,腎でのカルシウム再吸収や骨でのカルシウム動員を介して高カルシウム血症をもたらす.ビスフォスフォネートは,骨吸収阻害を介して高カルシウム血症に奏功する.本稿では,PTHrP産生腫瘍による高カルシウム血症の発症の機序,診断,治療および今後の展望について概説する.
著者
田中 玄大 中口 義次 藤田 萩乃
出版者
The Japan Society of Applied Electromagnetics and Mechanics
雑誌
日本AEM学会誌 (ISSN:09194452)
巻号頁・発行日
vol.30, no.2, pp.264-269, 2022 (Released:2022-08-05)
参考文献数
16

In general, shellfish contain a number of bacteria and viruses that can cause food poisoning. However, because raw food is so delicious, some people take the risk of eating it, and a certain number of cases occur every year. The bacteria that contaminates shellfish are known to concentrate in an organ called the digestive gland. If the organs can be sterilized with pinpoint heat, it will be possible to eat them safely while still enjoying the taste of eating raw food. Therefore, we investigated a method of heat sterilization of the digestive gland with pinpoint accuracy using a CO2 laser. As a result, 99.5% of the bacteria were sterilized.