著者
粕谷 貴司 近藤 正芳 茂手木 直也 松岡 康友 矢野 雅 秋山 貴紀 境野 哲 貞田 洋明 堀越 崇 畠山 英之
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ASN, 知的環境とセンサネットワーク
巻号頁・発行日
vol.114, no.65, pp.45-46, 2014-05-22

スマートシティを実現する技術の1つとして注目を集めているMQTT(MQ Telemetry Transport)を建築設備システムへ適用した。また、建築設備への適用を目的に仕様策定が進められているIEEE1888とMQTTの連携をクラウド環境において実現し、ビル設備・スマートシティへの適用に充分なスケーラビリティ、堅牢性、相互接続性を持つことを検証した。
著者
淺間 一 太田 順 土屋 和雄 伊藤 宏司 矢野 雅文 青沼 仁志 大須賀 公一 高草木 薫 太田 順
出版者
東京大学
雑誌
特定領域研究
巻号頁・発行日
2005

計画班および公募班が,本領域の特徴とする生工連携がスムーズにかつ効果的に行えるように,班間の連携を促進した.また,国際シンポジウム,ワークショップの開催,非公開シンポジウムの開催,内部評価の実施,国際会議・国内学会講演会などでのオーガナイズドセッションの企画,移動知教科書シリーズ出版企画,若手の会の支援,ホームページの更新,研究成果・活動記録に関するデータベースの作成などの広報,報告書の作成などを行った.
著者
井上 宣子 大草 知子 名尾 朋子 李 鍾国 松本 奉 久松 裕二 佐藤 孝志 矢野 雅文 安井 健二 児玉 逸雄 松崎 益徳
出版者
山口大学医学会
雑誌
山口医学 (ISSN:05131731)
巻号頁・発行日
vol.54, no.4, pp.109-115, 2005-08-31
被引用文献数
2

心筋細胞間のギャップ結合の発現・分布はコネキシン蛋白の半減期が短いことにより様々な病態において直ちに変化しうる.高頻度電気刺激(RES)によるギャップ結合リモデリングへの効果はいまだ明らかにされていない.培養5日目のラット心室筋細胞に120分間3HzのRESを負荷した.RESによりCx43蛋白質および遺伝子発現量は60分後には有意に増加した.免疫染色においても同様の結果であった.心筋細胞中のangiotensin II (AngII)は15分後に約2倍に上昇した.MAPK系のリン酸化型ERKは2峰性に5分と60分で, またリン酸化型JNKも15分と60分で著明に活性化された.リン酸化型p38 MAPKは5分後に1峰性に活性化された.細胞外電位記録法により心筋細胞の興奮伝播特性の変化を解析したところ, RESにより伝導速度は有意に増加した.これらの変化はlosartanにより抑制された.RESによるCx43の発現増加はまたERK, p38の特異的阻害剤にても抑制された.RESは, 早期より心筋細胞内のAng II産生を増加し, MAPK系を活性化することによりCx43発現量を増加させた.その結果, 細胞間の刺激伝播異常を引き起こし, 不整脈基質の一つとなる可能性が示された.
著者
松田 雄馬 小川 雅嗣 矢野 雅文
雑誌
研究報告バイオ情報学(BIO)
巻号頁・発行日
vol.2013-BIO-34, no.7, pp.1-6, 2013-06-20

常に状況が変化する実空間から物体を知覚する際,大脳視覚野は,限られた時間の中で得られる不完全な情報から,物体を推定する必要がある.こうした不完全情報の代表として,遮蔽された形状を認識する取り組みが行われているが,限られた時間の中でこれを行う枠組みは未だ提案されていない本稿では,著者 (Matsuda) らが既に提案している,遮蔽された不完全な輪郭情報から完全な輪郭情報を推定する手法をベースにして,限られた時間の中で有効に機能する,遮蔽された形状を認識する認識手法を提案する.
著者
尾形 武文 矢野 雅彦 田中 昇一
出版者
日本作物学会
雑誌
日本作物学会九州支部会報 (ISSN:02853507)
巻号頁・発行日
no.55, pp.31-34, 1988-12-15

良食味品種「ミネアサヒ」の移植時期の移動による生育の特徴や収量性の変化は次のとおりである。1.「ミネアサヒ」の安定多収を得るための最適な移植期は6月初旬頃であった。2.移植期が5月6日〜6月20日の問では,主稈葉数は13葉前後でほとんどかわらない。3.出穂,成熟期は10日早植することにより,5〜6日早まった。4.5月.上旬植では,1種籾数の減少がみられた。5.6月20日植では,籾数の確保は容易であるが,穂満期の程の充実や受光態勢が劣るため,登熟歩合の変動が大きかった。以上の結果並びに施肥法試験の結果から,京築地域の平坦〜山麓地における「ミネアサヒ」の栽培において安定多収を得るためには,移植期が5月上旬植の場合10a当り収量500kgを目標に,m^2当り籾数は28,000〜30,000粒が適切であった。また,このための窒素施用量(10a当り)は基肥5〜7kg,1回目穂肥1.5〜2kg,2回目穂肥1.5kgが適当であった。さらに,6月上旬植の場合10a当り収量530kgを目標とすることが可能であり,その場合のm^2当り籾数は30,000〜32,000粒が適当であった。このための窒素施用量(10a当り)は,6月上旬植では基肥5〜6kg,1回目穂肥1.5kg,2回目穂肥1.5kgが適当と考えられた。なお,以上の2移植期ともに,1回目の穂肥を出穂前20日頃(幼穂長2〜3mm)にすることが効果的であった。
著者
矢野 雅之 勝間 大輔 清水 大輔 渡邊 睦
出版者
一般社団法人情報処理学会
雑誌
情報処理学会研究報告コンピュータビジョンとイメージメディア(CVIM) (ISSN:09196072)
巻号頁・発行日
vol.2006, no.25, pp.321-326, 2006-03-17

画像認識を行う際、まず領域分割を行って認識対象の候補となる領域を設定することが行われる。しかし、領域数は一般に未知であり、又、明度/色相値の類似性のみで領域を生成した場合には影や模様の影響により適切に設定できないという問題がある。そこで本稿では、明度による自動領域分割に対してDFT処理した領域をクラスタリングした分割結果を統合することにより、領域分割結果の精度向上を行う方式について提案する。屋内シーン、屋外シーンにおいて本手法の有効性を確認した。The first stage of object recognition is generally the region(description) creation to identify candidates of recognized objects by means of segmentation. However, several difficulties exist in the segmentation, such as, unknown region number and miss-segmentation due to shadows or irregular texture patterns. We propose a unified method of both intensity-based segmentation result and texture-based one to improve the accuracy. The texture-based segmentation is executed by clustering DFT outputs. Experimental result have shown the effectiveness of the proposed method.
著者
矢野 雅文 三浦 治己
出版者
一般社団法人 日本生物物理学会
雑誌
生物物理 (ISSN:05824052)
巻号頁・発行日
vol.39, no.5, pp.306-311, 1999-09-25 (Released:2000-04-12)
参考文献数
9
被引用文献数
1

It is assumed that positional information within a developing organism is represented by a morphogen gradient. However, it is not yet understood how positional information is organized in a size invariant manner. To achieve such size invariance, it is necessary for an organism to organize the polarity of positional information in advance. We focus on tactic behavior of the Physarum plasmodium and propose a model that describes the organization of size invariant positional information, in which the direction of the phase wave represents the polarity. We would like to point out that self-referential dynamics exist in our model, and their implementation is discussed. Our mode may be applied to other developmental systems.