著者
小田切 紀子 松井 豊 宇井 美代子 古村 健太郎 青木 聡 野口 康彦 Aguilar Jade 劉 亨淑 大谷 美紀子 町田 隆司 井村 たかね
出版者
東京国際大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2014-04-01

離婚後の単独親権の日本で、離婚後、共同養育を実現するために,1日本の家族意識調査、2日本の面会交流の実態調査、3離婚の共同養育、離婚観などに対する国際比較調査(日本・米国・韓国)を実施した。以上の調査から、日本の伝統的な家族意識や離婚に対する偏見意識が共同養育への意識に否定的影響を与えること、面会交流は両親の紛争により中断されやすいこと、共同養育に対する否定的意識は韓国、日本、アメリカの順に高いことなどが明らかになった。これらの結果に基づいて、米国の離婚後の親教育プログラムを改訂し行政と連携して実施した。
著者
三浦 巌 高橋 正典 青木 聡之 安芸 晋冶
出版者
日本結晶成長学会
雑誌
日本結晶成長学会誌 (ISSN:03856275)
巻号頁・発行日
vol.31, no.3, 2004
参考文献数
1

The usefulness of low-power P MR in the study of polymorphous and molecular dynamics was examined. The milling, high temperature and humidification effect on amino acids crystal were studied by PMR. The results of these experiments were demonstrated that the normal liquid PMR system can be used as a powerful analytical tool of the solid materials.
著者
福田 智子 青木 聡美 桐谷 早織 浅井 佐和子 穂満 建等
出版者
同志社大学
雑誌
文化情報学 (ISSN:18808603)
巻号頁・発行日
vol.7, no.2, pp.70-54, 2012-03

研究ノート『古今和歌六帖』は、約四千五百首の歌を、二十五項目、五百十七題に分類した類題和歌集である。収載歌には、『万葉集』『古今集』『後撰集』など、出典の明らかな歌もある一方、現在では出典未詳と言わざるを得ない歌もある。本稿では、菊・桔梗・竜胆・紫苑の題に配されている出典未詳歌、十一首について注釈を施す。
著者
青木 聡子
出版者
環境社会学会
雑誌
環境社会学研究
巻号頁・発行日
vol.21, pp.129-133, 2015
著者
長谷川 公一 青木 聡子 上田 耕介 本郷 正武
出版者
東北大学
雑誌
基盤研究(B)
巻号頁・発行日
2007

温暖化防止活動推進員に対する郵送調査によって、推進員は、高学歴者の割合が高く、定年後あるいは定年を目前にした男性と活動的な専業主婦が主力であり、男性では、これまでの経験を活かし社会的に有意義な活動に貢献したいという意欲が高く、女性では婦人会役員などが行政の勧誘によって推進員になっている場合が多いことなど、男女別の相違点が明らかになった。3年間の各都道府県代表の全国大会応募申請書をもとにデータベース化を行い、関係主体間の連携と環境学習を重視し、地域資源を活用したすぐれた実践が多いことが明らかになった。
著者
青木 聡 駒野 雄一 宮永 望 本間 祐介 森田 光 太田 和夫
出版者
一般社団法人電子情報通信学会
雑誌
電子情報通信学会技術研究報告. ISEC, 情報セキュリティ (ISSN:09135685)
巻号頁・発行日
vol.102, no.743, pp.97-102, 2003-03-19

代表的な小額決済方式として,PayWordとMicroMintがある.PayWordは支払い・清算を計算量の小さいハッシュ演算で行い,コイン(ハッシュ連鎖)の正当性を保証するためにデジタル署名を用いる.MicroMintはデジタル署名の代わりにコインの正当性をハッシュコリジョンで保証し,全ての処理をハッシュ演算で行うが,コインごとにコリジョンが必要となる.本論文では,ハッシュ連鎖つきコリジョンをコインとすることで,コインの正当性をコリジョン計算の困難性で保証し,1つのコリジョンで複数回の支払いが可能となる新たな電子小額決済方式を提案する.また,システム全体でコイン生成に必要な計算量の観点から,提案方式をPayWord,MicroMintと比較する.評価の結果,提案方式はMicroMintに対してコスト面では常に優れており,PayWordに対してはハッシュ関数の値域の大きさによってコスト面の優劣がつくことを確認した.
著者
賀川 由美子 青木 聡視 岩富 俊樹 山口 守 籾山 紀子 平山 和子 谷山 弘行
出版者
社団法人日本獣医学会
雑誌
The journal of veterinary medical science (ISSN:09167250)
巻号頁・発行日
vol.60, no.7, pp.863-865, s・vi, 1998-07-25
被引用文献数
3 12

イヌ, 8歳, 雌の頭頂部皮膚ならびに歯肉に, 多数のマクロファージと少数の好中球の浸潤からなる灰白色の肉芽腫性丘疹が認められた.浸潤マクロファージは腫大し, 多数の卵円形の酵母様真菌を含んでいた.酵母様真菌は直径2-5μm, 周囲にハローを持ち, PAS染色, グロコット染色に陽性を示し, 免疫組識化学的に抗ヒストプラズマ(yeast)抗体に陽性を示した.本例は日本におけるイヌヒストプラズマ感染症の初発例である.