著者
岡 瑞起 池上 高志
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.27, 2013

Social networking services (e.g., Twitter, Facebook) are now a major source of World Wide Web (called “Web”) dynamics. We investigate cascading mechanism in Twitter using transfer entropy.
著者
岡崎 豪 レブル オリオル
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.31, 2017

台風による被災の全容を発災直後に把握することは、損保業界にとって損害査定を円滑に行うために不可欠なことである。台風により最も被害が発生しやすい部位は屋根であることから、屋根形状等を知ることができれば、精度の向上につながる。そこで、ディープラーニングを航空写真に適用することで屋根形状等を識別し、データベース化した。そして、観測風速と組み合わせることで高い精度で被災状況を予測できるシステムを開発した。
著者
西野 正彬 安田 宜仁 湊 真一 片岡 良治
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.26, 2012

ゼロサプレス型二分決定グラフ(ZDD)を用いて二値疎行列を用いて表現することによって、行列とベクトルの乗算に必要な計算回数を削減する手法が知られている。しかし、現代のコンピュータアーキテクチャ上では、計算回数の削減に見合った計算時間の削減はできていなかった。本稿では、メモリアクセスの連続性に着目してZDDによる行列の表現方法を改良することによって計算時間を削減する手法を提案する。
著者
石渡 裕之 伊庭 斉志
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.23, 2009

蟻を初めとする社会性昆虫は群行動において高度な協力をすることが知られている。例えば軍隊蟻は経路中に地面に開いた穴などを発見した際に、自分たち自身の体で橋を構築することで仲間を渡らせるといった行動を取る。本研究ではこの動作をソフトウェアシミュレーション上で再現し、新たな知見を得ることを目的とする。
著者
杉浦 太樹 野村 眞平
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.31, 2017

リクルート住まいカンパニーでは、データの蓄積・管理・分析の重要性は高まっており、データを活用したサービス強化への取り組みを続けている。本報告では、現在取り組んでいるのデータ活用の事例を交えつつ、不動産領域における統計/機械学習の活用を述べるまた画像解析や言語解析などを活用する将来の展望についても報告したい。
著者
大浜 毅美
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.31, 2017

ECサイトにおけるマーケティングでは、購買動機の高いユーザをより多く獲得し、それらのユーザに対して様々なアプローチで購買行動を促す試みが行われる。本稿ではこの目的に供するため、不動産仲介分野における注文情報と属性、行動履歴を利用してユーザの購買動機の強さと注文に至る確率を推定する予測モデルを構築し、マーケティング施策にフィードバックするシステムの構築を提案する。
著者
高田 祐樹 井上 直人 山崎 俊彦 相澤 清晴
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.31, 2017

我々は,間取りをクエリとした新しい不動産物件検索の枠組みを提案している.これまでのシステムでは,間取りをグラフとして表現し,グラフ類似度を用いて検索を行っていたが,間取り画像からグラフ構造を抽出する部分は人手で行っていたため,手間やコストが問題になっていた.本論文では間取りタイプの認識と特定の部屋の有無の認識という2つのタスクを同時学習することで検索に適した深層特徴量を抽出することに成功した.
著者
渡邊 恵太 加藤 昇平
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.28, 2014

近年,Twitterに代表されるマイクロブログが即時性の高い情報源として注目されている.一方で,ユーザが膨大な情報の中から即時的に必要な情報を獲得することは難しい.そこで,ユーザの興味を分析し,ユーザが必要とする情報を抽出,推薦するシステムが必要である.本研究では,潜在的ディリクレ配分法と協調フィルタリングを組み合わせることでユーザの興味を明らかにし,情報推薦を行う手法を提案する.
著者
Oh Hyunwoo Budianto Teguh Ding Yi Long Zi 宇津呂 武仁
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.31, 2017

本論文では,RTSの一つであるStarCraft IIを題材として,大規模なゲームログ データを対象として,プレー中の戦略を同定するタスクについて研究を行う.特 に,本論文では,RTSゲームの戦略の中でも,検出が容易であると考えられる Rush戦略に焦点を当て,Rush戦略が用いられているゲームのログを選択的に同定 する方式を提案する.
著者
西上 良祐 岸田 脩平 村田 剛志
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.31, 2017

ネットワークの枝刈りとK−Means法を用いたエッジの重みの量子化によりネットワークの圧縮を行う。 圧縮に必要なパラメーターを変化させた時、ネットワークの精度がどのように変化するかについて考察する。 またエッジの重みの量子化にX-Means法を用いた時のネットワークの精度を、K-Means法を用いた時と比較し考察する。
著者
Budianto Teguh Oh Hyunwoo Ding Yi Long Zi 宇津呂 武仁
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.31, 2017

Real-Time Strategy is a game genre which requires good strategy decision by the players. In this research, we analyse rush strategies in a Real-Time Strategy game: StarCraft II.
著者
大村 英史 平田 圭二 東条 敏 柴山 拓郎
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.31, 2017

音楽聴取の楽しみは期待感の逸脱・実現や,緊張・弛緩などによって成立していると考えられている.これに基づく理論がいくつか提案されている.しかしながら,これらの理論は概念的あるいは心理学的なモデル化にとどまっており計算機上に実装は困難である.本研究では,音楽における期待感の逸脱・実現の計算機上の実装をめざし,音の物理的特性,情報理論,確率,論理に基づいて音楽における期待感の逸脱・実現の定式化を試みた.
著者
横山 裕樹 岡田 浩之
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.31, 2017

Actor-critic法や方策勾配法は行動や制御値として連続値を生成する方策の獲得を得意とするが, その方策空間は正規分布などに限定されることが多い. 本研究では,確率分布をパラメトリックに表現する代わりに,既知のノイズ分布からの変数変換によって間接的に表現し,ノンパラメトリックな確率的方策を獲得する強化学習手法を提案する.
著者
柳井 都古杜 阿部 和規 山田 知典 藤井 秀樹 吉村 忍
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.31, 2017

交通シミュレーションにおける入力データであるOD推定は結果を左右する指標として極めて重要である。従来OD推定は、確率論的利用者均衡配分モデル(SUE)を用いて行われていたが、近年計算機能力の向上により、交通施策の評価手段としてミクロ交通シミュレーションを用いた研究が増えている。本研究では、当該推定に伴う不確実性に関して、SUEによるものとミクロ交通シミュレーションを用いたものとの比較・検討を行う
著者
佐藤 季久恵 高屋 英知 小川 亮 芦原 佑太 栗原 聡
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.31, 2017

交通渋滞の解消における主な取り組みであるナビゲーションと信号機制御において,今回は後者について深層学習を用いる手法を提案する.これまでにもGAやマルチエージェント等による手法が提案されているが,交通状況の特徴をいかに抽出するかが課題となっている.そこで,高い特徴抽出能力を持つ深層学習と,報酬に基づいた最適な行為を学習する強化学習を組み合わせたDeep Q-Networkを用いた制御手法を提案する.
著者
久行 智恵 三原 鉄也 永森 光晴 杉本 重雄
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.31, 2017

マンガの持つ意味的な情報を機械的に抽出する研究が行われているが、マンガは絵や記号、文字といった表現が多様に組み合わさった表現であり、そこから意味情報を抽出、利用することは困難である。本研究ではマンガのシーンの自動抽出を目的としてコマの属性をLinked Open Dataに基づくメタデータとして記述し特徴量に変換して機械学習を行い、その結果をマンガ画像と紐付けて提供するシステムを構築した。
著者
中井 淳一
出版者
人工知能学会
雑誌
人工知能学会全国大会論文集 (ISSN:13479881)
巻号頁・発行日
vol.31, 2017

モデルベース開発が普及し,ソフトウェア開発としてMATLAB/Simulinkモデルを作ることも多いが,クローンと呼ばれる類似処理が増加すると,従来のソフトウェア開発と同様に保守が困難になる.そこに不具合があると,それと対応する全クローンに同様の修正を行う必要があり,作業量が増大し,修正漏れなどの弊害を生む.そこで,隠れマルコフモデルと遺伝的アルゴリズムを用い,モデルのクローンの検出を可能とする.