著者
佐原 玄太 土方 亘 進士 忠彦
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集 2014年度精密工学会秋季大会
巻号頁・発行日
pp.133-134, 2014-09-01 (Released:2015-03-01)

体内植込み型医療機器の将来的な電源として,電気刺激による筋肉収縮を利用した体内発電システムの実現を目指している.本発表では発電機設計の基礎データを取得するため,カエルの筋肉を対象に,電圧,周波数などを変化させた矩形電圧刺激に対する筋肉の収縮特性を調査した.その結果,疲労が少なく効率の良い筋収縮を引き起こせる電気刺激の条件を明らかにした.
著者
岡崎 祐一 Castaneda-Casas Jose Manuel Ortega-Zeifert Michel
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2006, pp.227-228, 2006

メカトロニクス研修の課題として,卓上型数値制御工作機械の開発を与え,加工機の機構設計,制御機器設計および数値制御ソフトウェアの開発を行った.既製モジュールを活用し,ユニークな直交3軸の加工機を試作した.モーションコントローラを用い,LabVIEWにて開発したGコードコンパチブルの数値制御装置は,マニュアル,MDI,プログラム実行,編集などの各モードを備える.特定のマイクロ形状を加工するプログラムも付加的に開発できた.小径ボールエンドミルを用い,高硬度アルミニウム合金やプリハードン鋼へも微細加工ができた.
著者
鈴木 宏正 原 雄司 瀬戸 康史 森田 修史
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2010, pp.161-162, 2010

本研究では,プラスチック製品の加飾法の一つである革シボについて,そのデザインから加工をコンピュータで支援する方法について検討している.本発表では,現状技術のレベルを見るためのフィージビリティースタディーを行ったので,それについて報告する.ここでは,シボの凹凸データを合成し,高品質表示を行い,さらには金型の直彫り加工によって試作品を作成した.
著者
山邉 茂之 熊本 博光 西原 修
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集 2005年度精密工学会秋季大会
巻号頁・発行日
pp.613-614, 2005-09-15 (Released:2006-04-18)

棒浮き·道糸·錘·ハリス·ガン玉·ハリからなる仕掛け構成の種類·形状·配置·個数·重さの違いによる釣り仕掛けを考える.さらに,魚の引きの強さと当たり方向として上下左右とその中間の全八方向を考え,浮きに作用する力の大きさを明らかにし,波の速度やうねりの高さの違いによる水中における仕掛けの挙動変化をアニメーションで再現し,今まで視認できず難しかった釣り仕掛けの評価を行う.
著者
宮崎 龍二 山本 真 金高 靖典
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集 2014年度精密工学会春季大会
巻号頁・発行日
pp.381-382, 2014-03-01 (Released:2014-09-01)

本報では,高密度なMMS計測点群から,道路面の境界となる縁石を検出しモデル化することを目的として,線分群処理を用いた平面構造検出手法を提案する.点群をスキャンライン点列に分割し,点列をポリライン近似して得られる線分群に対して,Segment treeによるグループ化と線分を対象としたRANSAC法により平面構造を検出する.本手法により縁石のような比較的小さな平面領域の検出が可能となる.
著者
厨川 常元
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会誌 (ISSN:09120289)
巻号頁・発行日
vol.77, no.10, pp.927-932, 2011-10-05 (Released:2012-04-05)
参考文献数
9
著者
大隅 久
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会誌 (ISSN:09120289)
巻号頁・発行日
vol.63, no.12, pp.1659-1662, 1997-12-05 (Released:2009-06-30)
参考文献数
17
被引用文献数
1
著者
伊藤 優一 大塚 二郎 金 弘中 柴田 均 増田 郁朗 斉藤 馨 恩田 一 田中 淑晴 大澤 洋文
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2008, pp.521-522, 2008

新型リニアアクチュエータ(呼称:トンネルアクチュエータ 日立製)とリニアモーションボールガイド,0.034nm分解能変位フィードバックセンサを用いて20kg質量のステージをPID制御で位置決めし,分解能0.3nm,100μmステップの応答を繰り返してかたより誤差0.04nm,ばらつき誤差0.09nmを得た.
著者
澤田 茂 関 啓明 神谷 好承 疋津 正利 野村 久直 前川 満良
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2003, pp.807-807, 2003

視覚障害者がワープロやメールを入力する際,入力システムとして点字キーボードやマウス,パッドなどが挙げられる.点字やキーボードはキー配置を覚えるのが大変,マウスは非目視下では使えない,パッドは枠があり使いにくいなど,問題点が多い.一方手書きの文字は覚えているので手書き文字が入力できると便利である.本研究では,特に後天的な視覚障害者の方を対象に,自然な感覚でどこにでも入力できるウェアラブル機器の開発を目的としている.磁気を発生するものが動くことで磁場が変化し,その変化を磁気抵抗素子で計測することで手書き文字を入力する方法を提案する.今回は第3報として片手装着型について提案する.
著者
村木 亜沙美 中 友美 松元 明弘 太田 裕治
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2004, pp.752-752, 2004

松葉杖にトルク発生ユニットを装着し,角運動量保存則により,松葉杖が接地点回りに回転モーメントを得るようにして,パワーアシストをする.本研究では,この考えに基づき,トルクユニットを製作し,有効性について検証したので報告する.
著者
土谷 圭央 高氏 秀則 花島 直彦
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会誌 (ISSN:09120289)
巻号頁・発行日
vol.79, no.11, pp.1110-1116, 2013-11-05 (Released:2014-01-05)
参考文献数
14
被引用文献数
1 1

This paper proposes a high-speed and high-accuracy matching method for 3-D dot cloud data, and a method of expanding the scope of the matching. The proposed algorithm is designed to reduce the matching cost of ICP (Iterative Closest Point) algorithm by reducing the number of data. When the number of the data is decreased, the accuracy of the matching tends to become lower. However, we change the dot cloud data varying in the reduction rate progressively as the matching process progresses, and perform the matching with high speed and high accuracy. In this research we propose two types of stage processing depending on the magnitude relationship between the number of online data and offline data. One is the movement point type where online data is larger than offline data, and the other is the reference point type. Moreover, we expand the scope of matching by changing the number of reference points for the search points. We name this k-nearest neighbor stage processing. Our proposed methods are combined in order to achieve high-speed and large scope matching, which result in two techniques; the movement point type k-nearest neighbor stage processing, and the reference point type k-nearest neighbor stage processing. We perform some experiments using real data measured by a laser ranger to verify the effectiveness of the proposed techniques.
著者
鈴木 宗佑 保坂 寛 森田 剛
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2010, pp.847-848, 2010

SIDM(Smooth Impact Drive Mechanism)はデジタルカメラのピント調整機構などに広く用いられている圧電リニアアクチュエータであるが、ソフト系PZTを駆動源に用いた非共振駆動のため、ハイパワー化が困難であった。そこで、共振周波数の比を1:2とした2つのランジュバン振動子の正弦波変位を足し合わせて得られる擬似的ノコギリ波形変位で駆動する共振型SIDMを提案し、試作機にて原理確認を行った。

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出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会誌 (ISSN:09120289)
巻号頁・発行日
vol.79, no.5, pp.MA5_1-MA5_1, 2013-05-05 (Released:2013-11-05)
著者
竹中 貴治 保田 俊行 大倉 和博 松村 嘉之 棟朝 雅晴
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集
巻号頁・発行日
vol.2013, pp.775-776, 2013

スワームロボットシステムとは多数のロボットが局所的な環境・状況下での相互作用を通して群行動を創発するシステムである.本稿ではニューラルネットをCMA-ESにより最適化するCMA-NeuroESを制御器の設計に運用する.その際,進化の過程で膨大な計算コストが必要となるため,SMP Cluster型の大規模並列計算機で並列・高速化を図る.その上で,並列化を行う上で発生する同期待ち時間に着目し,実行時間短縮について考察する.
著者
木見田 康治 武藤 恵太 溝口 哲史 根本 裕太郎 石井 隆稔 下村 芳樹
出版者
公益社団法人 精密工学会
雑誌
精密工学会学術講演会講演論文集 2015年度精密工学会春季大会
巻号頁・発行日
pp.657-658, 2015-03-01 (Released:2015-09-01)

高等教育における利用価値として,学習者が目標とする学習成果を達成することが挙げられる.この学習成果を達成するためには,教師が各時点における学習者の状態を正確に把握し,次に目標とすべき学習状態及び学習過程を特定した上で,学習者との合意を形成する必要がある.そのため本研究では,学習状態を含む学習者の総合的な状態表現モデルを定義し,その経時的な遷移過程と教示行動の関係からなる学習状態モデルを提案する.