著者
馬越 徹
出版者
広島大学
雑誌
大学論集 (ISSN:03020142)
巻号頁・発行日
vol.5, pp.135-155, 1977-03
著者
潮木 守一
出版者
一般社団法人日本教育学会
雑誌
教育學研究 (ISSN:03873161)
巻号頁・発行日
vol.78, no.2, 2011-06-30
著者
林 晃平
出版者
苫小牧駒澤大学
雑誌
苫小牧駒澤大学紀要
巻号頁・発行日
no.1, pp.89-116, 1999-03
著者
木村 佐千子
雑誌
獨協大学ドイツ学研究 = Dokkyo Universität Germanistische Forschungsbeiträge (ISSN:03899799)
巻号頁・発行日
no.53, pp.1-37, 2005-03

In diesem Beitrag wird die Entstehungsgeschichte der Nationalhymnen der deutschsprachigen Länder (Deutschland, Österreich, der Schweiz und Liechtenstein) sowie der europäischen Hymne dargestellt. Texte (mit Übersetzung ins Japanische) und Noten sind beigegeben.
著者
青木 貴則
出版者
一般社団法人 映像情報メディア学会
雑誌
映像情報メディア学会誌 (ISSN:13426907)
巻号頁・発行日
vol.72, no.1, pp.J9-J12, 2018-01-01 (Released:2017-12-21)
被引用文献数
1

ゴルフ番組ではショットに対する視聴者の関心が高く,弾道の描画や測定データを根拠としたショットの解説が求められていた.本システムでは 3Dドップラーレーダを用いてショット時のクラブヘッドやボールの動きを解析し,ショットデータの表示と実空間上にマッチした飛球線のリアルタイム描画を行うシステムを開発した.高精度なカメラキャリブレーションと組合せることによって,任意のカメラ映像に飛球線を描画させることを可能にしただけでなく,選手間や選手自身のデータ比較により,映像だけでは見えてこなかったショットの差,攻め方の違いを視覚的にわかりやすく表現することを実現した.
著者
村端 佳子
出版者
宮崎国際大学教育学部
雑誌
宮崎国際大学教育学部紀要 教育科学論集 (ISSN:21887896)
巻号頁・発行日
no.6, pp.15-27, 2019-12

第二言語習得における最近の研究では、言語的マルチコンピテンスの観点からどのように複数言語が個人の頭の中で作用し合い、第二言語使用者はいかに単一言語使用者と異なるのかが探られており、その証左が多く報告されている。本研究では、とくに日本語の複数標識である「−たち」の使い方の例を挙げ、個人的なレベルではなく社会的なレベルにおける言語的マルチコンピテンスを探る。 英語では可算・不可算名詞を区別し、生物・無生物に関係なく数えられる物が二つ以上ある時には必ず複数形にする。一方、日本語では人間と一部の動物にのみ随意的に「–たち」をつけることがあっても、無生物につけることはない。ところが最近の日本語では、本来は容認可能とされない無生物名詞に「−たち」をつけた「本たち」のような使い方を頻繁に見かけるようになった。また人や動物にも多用されるようになっている。興味深いことに、たとえば一般的な複数を表す「サル」と個別化された複数の「サルたち」が使い分けられている。このような複数形の用法は、狩猟の獲物や食料を 表す deer/deers などの英語の名詞にも見られ、deers のような複数形を用いる時は、その動物の個別化をしているときであるという。すなわち、複数があるということは単数があるということであ り、単数と複数の区別をするということは、認知的には個別化を意味するのである。 現在使用されている日本語の「–たち」の複数形の用例と、英語の単数形・複数形の使い方の用例を比較し、複数形の認知的なプロセスを論じた上で、本論では日本語における「−たち」の多用が英語の学習や習得の影響であり、日本社会における言語的マルチコンピテンスとみなしても良いのではないかと提議する。
出版者
プレジデント社
巻号頁・発行日
vol.23, no.12, 1985-12
著者
谷口 真吾 橋詰 隼人 山本 福壽
出版者
日本林學會
巻号頁・発行日
vol.85, no.4, pp.340-345, 2003 (Released:2011-03-05)

鳥取大学蒜山演習林のトチノキ林において、果実の成熟過程における落果時期と内部形態の解剖学的な観察をもとに、発育途中における未熟果実の落下原因を調べた。未熟果実は6月中旬から7月下旬までの間に全体の80-90%が落下した。未熟落果の形態として、「虫害」タイプ、「胚珠の発育不全」タイプ、「種子内組織の崩壊」タイプ、「胚の発育不全」タイプの四つが挙げられた。虫害による未熟落果は6月と7月下旬以降に多く発生した。6月の虫害は果肉摂食型幼虫によるもの、7月下旬以降の虫害は子葉摂食型幼虫によるものであった。「胚珠の発育不全」タイプの落果は主に6月にみられ、受粉・受精の失敗によって胚珠が種子に成長しなかったことが原因と考えられた。「種子内組織崩壊」タイプの落果は7月上旬以降にみられ、種子内の組織が死滅して内部が空洞化していた。「胚の発育不全」タイプの落果は7月下旬以降にみられ、胚の発育が途中で止まったものであった。トチノキの未熟落果の大部分を占める「胚珠の発育不全」と「種子内組織の崩壊」は、落下果実の内部形態から判断して、「胚珠の発育不全」タイプは受粉・受精の失敗が主要因であり、「種子内組織の崩壊」タイプは資源制限による発育中断が主要因である可能性が高いと考えられた。