著者
森部 陽一郎 Yoichiro MORIBE
雑誌
宮崎公立大学人文学部紀要 = Bulletin of Miyazaki Municipal University Faculty of Humanities
巻号頁・発行日
vol.23, no.1, pp.125-134, 2016-03-11

本論では、メジャースポーツイベント、特にオリンピックを中心に「押し寄せる観客」の問題について考えた。そして、ピクトグラムの特性の理解をおこなった。その特性(非言語情報伝達手段)を踏まえて、2020年開催のオリンピック東京大会で想定される、「押し寄せる観客」に対応するために、ピクトグラムの有効性について考察をおこなった。さらに、今後の展開として、進むIT化とそれを補完する意味でのピクトグラムの活用も示した。
著者
藤森 秀美
出版者
名古屋学院大学総合研究所
雑誌
名古屋学院大学論集 言語・文化篇 = THE NAGOYA GAKUIN DAIGAKU RONSHU; Journal of Nagoya Gakuin University; LANGUAGE and CULTURE (ISSN:1344364X)
巻号頁・発行日
vol.24, no.1, pp.177-188, 2012-10-31

本稿は「かく」の意味分析である。 本稿の考察対象は「書く」(描く),「掻く」と表記されるものである。辞書では「書く」(描く)と「掻く」は別見出しとなっており,別語として扱われている。しかし本稿では,「かく」と読む場合は,漢字表記のいかんにかかわらず一語とした。本稿では「かく」を多義語であると捉え,12の意味に分けて分析し,多義構造を示した。「かく」は起点となる意味から,11の意味が派生しており,それを動機づけるのはメタファー,メトニミー,シネクドキーという比喩であるという仮説を示した。
著者
市村 将太
出版者
東京海洋大学
巻号頁・発行日
2020

東京海洋大学博士学位論文 2020年度(2020年9月) 応用環境システム学 論文博士 乙第39号
著者
菅原 衣織 伊藤 貴之
雑誌
エンタテインメントコンピューティングシンポジウム2013論文集
巻号頁・発行日
vol.2013, pp.51-55, 2013-09-27

概要:声色の印象が与える効果はコミュニケーションにおいて約4 割を占めるという考え方がある.これは声色が言葉以上にものを語る可能性を示唆している.本研究では倍音という観点から音声を分析し,声の傾向を視覚化し提示することで,ユーザの目指す理想の声に近づけるような支援システムの開発を目標にしている.その前段階として,専門知識の無いユーザでも自分の声の傾向を把握できるプロトタイプのアプリケーションを提案する.
著者
森 旬子
雑誌
芸術工学への誘い (ISSN:21850429)
巻号頁・発行日
vol.17, pp.3-14, 2013-03-31

アートをキーワードとした地域活性化の取組みなど、活発な住民活動が見られる徳島県神山町において、環境・景観・サインデザインに関する調査・研究を実施し、具体的なサイン計画を提案した。風土や伝統や歴史に裏付けられた町の魅力を捉え、現在の問題点を抽出し新たな提案を試みることで、現在まで築かれた町の活動をより発展させ、効果的に支え得るビジュアルコミュニケーションの手法を探る。
著者
福井 佳夫
出版者
中京大学文学部
雑誌
中京大学文学部紀要 = JOURNAL of FACULTY of LETTERS (ISSN:02873443)
巻号頁・発行日
vol.55, no.1, pp.1-126, 2020-11-16
著者
武井 義和
出版者
愛知大学東亜同文書院大学記念センター
雑誌
同文書院記念報 (ISSN:21887950)
巻号頁・発行日
vol.20, pp.42-51, 2012-03-30

愛知大学東亜同文書院大学記念センター国際シンポジウムテーマ「辛亥革命・孫文・東亜同文会」日時 2011年11月12日(土)10時30分~17時30分場所 愛知大学豊橋校舎記念会館3階小講堂
著者
藤田 帆乃華 佐原 里加子 相馬 隆景 後藤 大輝 大野 晃 二宮 浩彰 Honoka Fujita Rikako Sahara Takakage Soma Taiki Goto Ko Ono Hiroaki Ninomiya
出版者
同志社大学スポーツ健康科学会
雑誌
同志社スポーツ健康科学 = Doshisha Journal of Health & Sports Science (ISSN:18834132)
巻号頁・発行日
no.13, pp.19-28, 2021-06-21

本研究では,プロ野球・Jリーグ・Bリーグ・オリンピックにおけるスポーツ観戦についての新聞記事を内容分析することにより,コロナ禍におけるスポーツ観戦スタイルの実態を明らかにするとともに新たなスポーツ観戦スタイルについて検討することを目的とした.テキストマイニングの結果,動画配信サービスや最新テクノロジーに関連する語を含んだ新たな観戦スタイルについて報道されていることが明らかになった.
著者
原田 葉乃
出版者
東京海洋大学
巻号頁・発行日
2015

東京海洋大学修士学位論文 平成27年度(2015) 海洋環境保全学 第2340号
著者
吉澤 圭介
雑誌
情報処理学会研究報告ソフトウェア工学(SE)
巻号頁・発行日
vol.2002, no.64(2002-SE-138), pp.27-34, 2002-07-11

組込みソフトウェア開発における開発規模の尺度(サイズメトリクス)としてスケールポイント法を考案した。スケールポイントとは入出力を行う機器の数・画面数・通信コマンド数という開発規模と関係の深い3つの指標から求めるものである。開発規模と開発工数には相関があることから、過去のプロジェクトの実績から規模と工数との関係式を統計的に求め、この式を用いて見積り対象の開発工数を予測することができる。本稿ではスケールポイント法による開発工数の見積りの有効性を一般的に知られているLOCと比較することにより示す。さらにこの手法を実際のプロジェクトの開発工数見積りおよび計画立案に適用した事例について報告する。